帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 の商品レビュー
何かの雑誌でお勧め本として紹介されていた本 東京に勉強会に行った帰り、大きな本屋さんで見つけて買った 料理家もいろんな人がいると思うけど、「高山さん、なんかリアルだなぁぁ」 って思いながら読んだ もうだいぶ前に書かれた本だから、リアルタイムじゃない 若かりし頃の高山さんが本の中...
何かの雑誌でお勧め本として紹介されていた本 東京に勉強会に行った帰り、大きな本屋さんで見つけて買った 料理家もいろんな人がいると思うけど、「高山さん、なんかリアルだなぁぁ」 って思いながら読んだ もうだいぶ前に書かれた本だから、リアルタイムじゃない 若かりし頃の高山さんが本の中にいる 大好きな人とお別れしても、大事な人が亡くなってしまっても どんなにショックなことがあったって、良いのか悪いのか、人はお腹がすく・・・ それが生きているってことなんだって思う その時、食べたモノで自分が作られていく 悲しくても、悔しくても、嬉しくても、お腹がすく・・・ やっぱり食べるって大事だなって思う 食べることを疎かにし始めると、体調も気分も狂ってくる 食べるってやっぱりリアルなことなんだなって思えた1冊でした
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独特な文を書かれる方なんだなー。日常でふっと思う重くない絶望だったり、発見だったりをごはんとからめるのがうまい。生きてくのにごはんってきってもきりはなせないんだよな。悲しくてもお腹はすくから生きるんだよなぁ
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格好悪いところもまとめて見せてくれる高山なおみさんの温かさにじーんとなる。しんどいときに読んでいました。
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少し、読むのに疲れるなぁと思った。なんでかなぁ。 時系列とかなくて、起こった事があやふやな感じだからかなぁ。
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結局少し読み残しちゃった。 途中で、無理に読まなくても良いじゃんと気づいてしまったので。 あとがき読んだら、普通の文章。 なんだ、普通の文章書けるなら、それで書いてくれ(笑)。 すごく芯のあるひとであることは、分かった。 それがあまり好きなタイプではなかった、というだけだね。 ...
結局少し読み残しちゃった。 途中で、無理に読まなくても良いじゃんと気づいてしまったので。 あとがき読んだら、普通の文章。 なんだ、普通の文章書けるなら、それで書いてくれ(笑)。 すごく芯のあるひとであることは、分かった。 それがあまり好きなタイプではなかった、というだけだね。 さらに解説をクラムボンの原田郁子が書いているのだけれど それもね、ちょっとイラッとくる感じ(笑)。 ひねくれてるんだな、私。
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高山なおみさんのエッセイは初めて読んだ。料理家でありながら、多方面で活躍しているらしい。収録されている内容は一見そんな彼女が得意としてそうな料理の数々が散りばめられているというよりも、彼女が料理家としての人生をどういった経緯で歩むようになるのかといった人生が織りなされている。それ...
高山なおみさんのエッセイは初めて読んだ。料理家でありながら、多方面で活躍しているらしい。収録されている内容は一見そんな彼女が得意としてそうな料理の数々が散りばめられているというよりも、彼女が料理家としての人生をどういった経緯で歩むようになるのかといった人生が織りなされている。それはどれも誰かが経験したことがあるような瞬間であるが、高山さんの五感を通した独特の表現や語り口は絶妙で、彼女の生み出す料理を知らなくとも引き込まれてしまう魅力がある。私もこんな文章を書いて見たいと思った。
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言葉の選び方が独特。 見た映画や美術館に結びつけて書いていく文章が好き。 気がつくと私も一緒に昔のことを思い出している。
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じわじわ、身体中から、泣けてきて泣けてきて。 どこを読んでも、必ず何かを思い出す。似た文があるとかそういう意味ではなくて、もう既に自分の中にあった色々がじわじわっと、浸み出してくる感じです。 色褪せない一冊だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高山さんをはじめて見かけたのはNHKの今日の料理だった。そのときから気になっていた。本を読んでなんとなくその理由がわかったような気がした。半分、夢(夜寝てみる方の)で生きている人なんだと感じた。いろんな人がいるもんだ。私もどちらかというとそちらの方っぽいけれど。
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こんな正直で芸術家な料理家って 他にいないと思う。 このエッセイはパクチーのよう。 癖はあるけど好きな人はすごく好き、 みたいな。 不思議なエッセイでした。
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