不毛地帯(5) の商品レビュー
テレビドラマの方を先に見たけれど、 て上官の娘の陶芸家というのがどうも浮いていたのは小雪がやってからかと思ったら、原作でもやはり浮いた印象。
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さすが、山崎豊子作品。読みごたえがあり、最後は涙腺が…。壱岐正の使命感、決断力、行動力に、私も人生を賭けるくらい真剣に取り組まなければならない何かがあるのではないかと考えさせられる。そして、今の世の中は「志」がないことを痛感。 TV版を見ていないにも関わらず読みながら俳優さん達...
さすが、山崎豊子作品。読みごたえがあり、最後は涙腺が…。壱岐正の使命感、決断力、行動力に、私も人生を賭けるくらい真剣に取り組まなければならない何かがあるのではないかと考えさせられる。そして、今の世の中は「志」がないことを痛感。 TV版を見ていないにも関わらず読みながら俳優さん達の顔が浮かぶのが難だったが、読了したので、次はTV録画を一気に観る♪
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5巻全て読み終えて、色々勉強になりました。内容以外にも、会社での会議での発言や流れ、根回しの大切さ等、この本は視点を変えることでたくさんのことが学べる良書だと思います。
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『俺が関わったバングラデシュ(?)の発電所建設プロジェクトは云々…』 と、飲みに行くたんびに男泣きする同僚がいて、… 1年前に聞いた、 ゼミの教授のこの話がきっかけで、戦後~70年代の総合商社を描いた超大作を読み直しました。 全5巻、2500頁にわたって、 11年間のシベリア...
『俺が関わったバングラデシュ(?)の発電所建設プロジェクトは云々…』 と、飲みに行くたんびに男泣きする同僚がいて、… 1年前に聞いた、 ゼミの教授のこの話がきっかけで、戦後~70年代の総合商社を描いた超大作を読み直しました。 全5巻、2500頁にわたって、 11年間のシベリア抑留が白い不毛地帯、 日本の反映を支えてきた国際商戦の世界が赤い不毛地帯とされており、 まさにビジネス=戦争なんだと恐々。 ただ、読み進めると、壱岐正という肖像から漂う『男の美学』に圧倒され、ひたむきな人間が好きな自分は、もう無我夢中で読み終えました。 こんなふうに働きたい、というよりは、こんなふうに生きて死にたい。
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はじめ、文庫本を手にとって、裏っかわのあらすじ読んだ時は、まさかこんなに面白いとは思わなかった! 時には本を投げつけたくなるくらい悔しい場面とか、シベリア拘留時代はきつかったけど、最後は爽快でした。
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ようやく先週読み終わり、私の気持ちに句読点をつけました。 山崎さんの作品は、かっこいい男性が描かれていていつもすかっとします。 このシリーズも最近ドラマになりましたが、私は本のイメージを大切にしておきてたいと思いました。
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なかなか 最後は主人公の信念に感動かな。 しかし、読み応えありますね 山崎豊子 次は 「華麗なる一族」を読みます。
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山崎豊子著。1976年。日本の政財界やイランの主要人物を押さえながら、イランにおける油田の採掘権を獲得する。しかし、その油田からは一向に石油の産出する兆しが見えず、商社マンとしての最後の仕事として決めたプロジェクトは難航する。
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約半年かけてやっと5冊読了。でもこれだけの作品を書くのにどれだけの時間と労力、そして精神力を要したのか、想像を絶します。正直、自分の生きている時代とも世界とも隔たりが大きすぎて、内容についてはほとんど理解できていないです。けれど、主人公の人間としての器の大きさ、作品のスケールの大...
約半年かけてやっと5冊読了。でもこれだけの作品を書くのにどれだけの時間と労力、そして精神力を要したのか、想像を絶します。正直、自分の生きている時代とも世界とも隔たりが大きすぎて、内容についてはほとんど理解できていないです。けれど、主人公の人間としての器の大きさ、作品のスケールの大きさには本当に圧倒されてしまいます。
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まず、5冊という長編なのにあっという間に読み終えたことに驚いている。それは、読み応えがあり、山崎豊子の世界観にどんどん引き込まれていった結果だと思う。壱岐正という一人の男の生き方、そのたくましさは凄まじいものがある。世界大戦参謀、シベリア抑留、商社マン、さらには家族ドラマ、激動の...
まず、5冊という長編なのにあっという間に読み終えたことに驚いている。それは、読み応えがあり、山崎豊子の世界観にどんどん引き込まれていった結果だと思う。壱岐正という一人の男の生き方、そのたくましさは凄まじいものがある。世界大戦参謀、シベリア抑留、商社マン、さらには家族ドラマ、激動の一言に尽きる。商社の世界の描写も非常に細かく、その後の経済・政界の裏の顔も見事に予想している。山崎さんのリサーチ魂に驚くばかりだ。
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