ブレイクスルー・トライアル の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2007年度の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品。正直肩書で購入してしまった本であると思う。技術の粋をつくしたIT研究所に侵入しミッションをこなし、主人公を中心としたチームのほかに様々なバックグラウンドのチームが申し込んで来たり巻き込まれたりするのが話の主な内容ある。おそらく話の中心として面白いのは建物への侵入ミッションであるがそこに様々なチームが関わることでより面白くなっているのが売りなんだろうが個人的にはあらゆるチームが関わることでより話がややこしくなり侵入ミッションの良さとあんまりうまくかみ合っていないのではないかとも感じた。一通り読んだので話の流れはつかんだので何度か読めば作者がちりばめた工夫にも気づくのかもしれないが今のところ再読の予定は無し。
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設定は結構魅力的なのですが、それがあまり生かされていない、という感じです。 コンテストの設定など、甘いところもそこかしこに見られます。(早い段階で暴力的なチームが出ていたら、どうなるのか、など) そう、全体的に甘さが目立つ作品でした。
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Message body 読後感が良い スッキリする読後感で気分が良かった 内容的にも面白かったように思う。 このミステリーがすごいの大賞なだけはあるかな? でもチームバチスタには劣るなぁ~ 中井のキャラが非常に良かったんだけど、彼が最後の方出て来なかったのが気になる。...
Message body 読後感が良い スッキリする読後感で気分が良かった 内容的にも面白かったように思う。 このミステリーがすごいの大賞なだけはあるかな? でもチームバチスタには劣るなぁ~ 中井のキャラが非常に良かったんだけど、彼が最後の方出て来なかったのが気になる。 中井をもっと全面に出して欲しかった。 遠屋敷が丹羽に娘を返したのも理由不充分、5階に丹羽と丹羽の母の部屋を作ってた理由も不充分、もう少し理由が欲しかったところ。 ミステリーに集中し過ぎて他がおろそかになった点が否めないな~
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セキュリティ設備の会社が主催する、侵入コンテストのお話し 色々なセキュリティシステムとか、その突破や解除方法とかひねりがあるかと思って期待していたが、期待はずれ もっとありえないシステムとか架空のシステムとか出てきたらよかったのにと思う 人物描写に関しては、主人公二人の友情ご...
セキュリティ設備の会社が主催する、侵入コンテストのお話し 色々なセキュリティシステムとか、その突破や解除方法とかひねりがあるかと思って期待していたが、期待はずれ もっとありえないシステムとか架空のシステムとか出てきたらよかったのにと思う 人物描写に関しては、主人公二人の友情ごっこが可もなく不可もなくと言った感じ ストーリー展開はいわゆるコンゲームなんだけど、それぞれの絡みもそんなにないので、これまた期待はずれ 最後に大きなどんでん返しがあればよかったかな 期待せずに読むのが吉
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おもしろーい!導入部分がいまいちなのと、脇役のキャラが漫画チック過ぎるのを差し引いても楽しめました。
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難攻不落のハイセキュリティの建物に侵入を挑む、いわば、ちょっとしたクライムサスペンスですが、登場人物のキャラクターやそれぞれの人物のもつドラマをユーモアを交えて描いているので、面白い。 このミス大賞をとっているので、有名だとは思いますが、まあ、わかりやすくいうと、伊坂幸太郎っぽい...
難攻不落のハイセキュリティの建物に侵入を挑む、いわば、ちょっとしたクライムサスペンスですが、登場人物のキャラクターやそれぞれの人物のもつドラマをユーモアを交えて描いているので、面白い。 このミス大賞をとっているので、有名だとは思いますが、まあ、わかりやすくいうと、伊坂幸太郎っぽいw 物語後半、いろんなチームが進入を試みるんですが、いろんなやり方があるなぁって感心したり、そんなのありかよって思ったり、なかなか楽しかったです。 続編も買っているので、楽しみに読みたいと思います。
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なんだかイマイチ、といった印象。 あまり引き込まれることはなく、ワクワクしなかった。 というかミステリー? ただ登場人物(主人公、その多数名)に親しみを感じることが出来たので、それなりに楽しめたと思う。 続編はない?らしいので残念
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残念ながらいまいちな本。 これまた、第5回このミステリーがすごい大賞を受賞した作品ということで、今度こその期待をこめて読みすすみました。さらには、ストーリーもセキュリティ機能万全のIT企業への侵入ということでセキュリティ対応技術、ハッキング技術、スパイ要素的な内容を思いっきり期...
残念ながらいまいちな本。 これまた、第5回このミステリーがすごい大賞を受賞した作品ということで、今度こその期待をこめて読みすすみました。さらには、ストーリーもセキュリティ機能万全のIT企業への侵入ということでセキュリティ対応技術、ハッキング技術、スパイ要素的な内容を思いっきり期待していましたが、残念ながら、あんまりそんなことなく、ただの冒険活劇的なストーリ展開でした。がっかり。 このミスではハズレばっかり。 ストーリは、IT企業の研究所への侵入イベント大会ということで、優勝賞金は1億円。 侵入にあたっては、主人公チームの侵入準備段階はいい感じで読み進められましたが、いざ侵入となると、主人公チームだけでなく、ダイヤモンド強盗犯チームや他会社の研究員チームなどなどが入り乱れます。 この侵入段階の特に後半がいまいち。(あんまり、はらはらどきどきもしないし) さらには、主人公チームの二人の過去。二人の友情なども描かれていますが、ちょっとくさい、ださい感じ。 一番がっかりだったのは、生態認証(静脈認証)をベースとしたセキュリティシステムをどうやって突破していくかといったところがせっかく語られているのに、なんと、ダイヤモンド強盗犯は入り口を吹っ飛ばすっていう展開。なんじゃそれ! その後は、管理人との銃撃戦やどんぱちっといったところになってしまって、まったくリアルな感じがありません。 警備ロボットなども出てきますが、それもお粗末。 結局のところ、セキュリティ機能万全のIT企業の研究所といっても、番犬と生態認証と警備ロボットと管理人と最後の仕掛けしかなく、難攻不落の要塞といっている割にはなんともお粗末なセキュリティな感じ。もっとセキュリティについてのうんちくがたくさん語られるものかと思っていたがゆえにとても残念でした。 しかしながら、語り口としては軽快な会話で、時間軸を若干ずらして各チームの立場から語られる侵入状況など、多彩な視点から状況が見えていくところは面白いです。映像化を意識している感じです。 ということで、ミステリーとかサスペンスとかセキュリティアタックとかは関係なく、冒険活劇としてサラリと読むべき小説。 そういった視点では楽しめました。 Amazonで見てみると、この主人公たちで続編があるようです。
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「このミス」大賞受賞作。絶対読みたくなるでしょ。 情報セキュリティ会社の競技イベント「ブレイクスルー・トライアル」。参加するチームには、それぞれの理由がある。主人公となる二人の男にも意外な過去が。しかし、題材のせいか、私には興味が持てなかった。二人の男の友情も見どころなんだろうけ...
「このミス」大賞受賞作。絶対読みたくなるでしょ。 情報セキュリティ会社の競技イベント「ブレイクスルー・トライアル」。参加するチームには、それぞれの理由がある。主人公となる二人の男にも意外な過去が。しかし、題材のせいか、私には興味が持てなかった。二人の男の友情も見どころなんだろうけど。
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タイトル、あらすじはおもしろそうだったのに、内容が… 今まで読んだ「このミス大賞」受賞作はハズレが多い気がする。
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