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ブレイクスルー・トライアル の商品レビュー

2.9

109件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

    42

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2010/01/02

最先端のセキュリティが施された企業の研究所を突破する「ブレイクスルー・トライアル」。そのイベントを軸に複数のグループの思惑が交錯するお話。 突破するセキュリティは現実にありそう(実際に近い将来商品化さるものもある様子)なもので、各チームがそれぞれの方法で、それを突破・利用してい...

最先端のセキュリティが施された企業の研究所を突破する「ブレイクスルー・トライアル」。そのイベントを軸に複数のグループの思惑が交錯するお話。 突破するセキュリティは現実にありそう(実際に近い将来商品化さるものもある様子)なもので、各チームがそれぞれの方法で、それを突破・利用していく様にはワクワクさせられました。 中心になる二人の掛け合いも良かった。 ちょっとわざとらしい、臭いセリフが逆に際立ってて。 ただ思い返すと中々いい筈なんだけど、いまいち印象が薄いのはまとまりすぎてるからなんだろうか? でも、古典ミステリーのオマージュでもあるらしい(あとがき情報)ので、ミステリー通の方なら、もっと楽しく読めるんではないでしょうか。

Posted byブクログ

2009/12/30

最新防犯装置を駆使したIT企業の研究所に潜入し、ミッションをクリアーすれば1億円が手に入る一大イベントが開催される事になった。 潜入されるIT企業に勤めていた門脇は、学生の頃親友だった丹羽に、このイベントの一緒のチームになろうと誘われた。 門脇は、了承して退職をしてこのイベン...

最新防犯装置を駆使したIT企業の研究所に潜入し、ミッションをクリアーすれば1億円が手に入る一大イベントが開催される事になった。 潜入されるIT企業に勤めていた門脇は、学生の頃親友だった丹羽に、このイベントの一緒のチームになろうと誘われた。 門脇は、了承して退職をしてこのイベントに参加する。 元同僚をチームに入れて、策を練る。 ひょんな事で紛れ込んだダイヤモンド強奪犯など他のチームと同じ日に潜入となった。 研究所には、番犬や生体認証や警備ロボットなどなどセキュリティーがあり、門脇たちを迎える。 果たして、門脇たちはミッションをクリアーできるのか? と言う事で、え~と・・・ジャンルは何だ? ミステリーじゃないしサスペンスじゃないし冒険じゃないし・・・ん・・・何だ? 構想は、非常に面白いのだけど、もう少し深みが絡みがあるといいな~と思う作品でした。 それなりに楽しめたかな?

Posted byブクログ

2009/10/23

警備会社が企画したゲーム「ブレイクスルー・トライアル」 警備会社が技術を終結させてつくった施設に入り、ミッションをクリアしたら賞金がもらえる。 本当にあったら、すごい楽しそうー 体験はしたくないけど鑑賞してたいなー って感じです。 小説的には、近代化してるかんじがあった。

Posted byブクログ

2010/01/11

うーーーん…。これはどうも、色々と粗が目立つ一冊。 辛口で言ってしまえば、お金を出して読む価値があるとは思えなかったかな。 発想自体はとても面白い。腕力じゃなくて知力で戦う話っていうのはすごく好きだし。 なのでこれも、そういうのを期待していたんだけどなあ。ちょっと違うんじゃないか...

うーーーん…。これはどうも、色々と粗が目立つ一冊。 辛口で言ってしまえば、お金を出して読む価値があるとは思えなかったかな。 発想自体はとても面白い。腕力じゃなくて知力で戦う話っていうのはすごく好きだし。 なのでこれも、そういうのを期待していたんだけどなあ。ちょっと違うんじゃないか? 全体的に、ちぐはぐ、バラバラな印象だった。 システム突破までの流れもあまり盛り上がらっておらず、 かといって数多い登場人物達の絡みや人情ドラマもチープな感じ。 焦点がしっかり定まっていないので、「システム突破」以外にこの小説でいったい何がしたかったの? とこの種の小説ではあまり浮かばない疑問まで浮かんできた。 「このミステリーがすごい!」大賞作品ということだけど、 今後への期待票を含めても受賞できるレベルにはなかったというのが個人的な感想。

Posted byブクログ

2009/10/04

最近むしゃくしゃすることが多いので、ちょっと軽めのお話でもとおもって、この本を買いました。内容は、セキュリティ関連会社の主催するハッキングコンテストに挑むというもの。ハッキングコンテストといってもコンピュータ上ではなく実際の建物への侵入。コンゲーム的なお気楽な話かなあっという感じ...

最近むしゃくしゃすることが多いので、ちょっと軽めのお話でもとおもって、この本を買いました。内容は、セキュリティ関連会社の主催するハッキングコンテストに挑むというもの。ハッキングコンテストといってもコンピュータ上ではなく実際の建物への侵入。コンゲーム的なお気楽な話かなあっという感じで買ったのですが、想像以上にだめでした。全体的に軽めなテンポで進むのはいいんですが、あまりにも設定がとっぴなのがだめですね。舞台設定も登場人物もありえないような設定の上、ストーリーの大部分が偶然の積み重ねで進んでいくような展開。しかもメインであるはずのハッキング部分も何のトリックもアイディアもなく力技と使い古されたネタ。回収されない伏線。正直時間の無駄でした。こんなのが「このミス」の大賞をとったとはしんじられないですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

とにかくおもしろい。やめられない。とまらない。で一気読み間違いなしです。 セキュリティーを突破していくハラハラ感が最高です。 スパイちっくで、トゥームレイダーを思い出したのは私だけでしょうか!? 内容は全然違いますが、あの目の前の課題を最新機器を使ってひとつひとつ解決して行く感...

とにかくおもしろい。やめられない。とまらない。で一気読み間違いなしです。 セキュリティーを突破していくハラハラ感が最高です。 スパイちっくで、トゥームレイダーを思い出したのは私だけでしょうか!? 内容は全然違いますが、あの目の前の課題を最新機器を使ってひとつひとつ解決して行く感じが大好きです。

Posted byブクログ

2009/10/04

"このミス"大賞受賞作。最初から最後まで飽きずに読めた。トライアル参加者たちのそれぞれの思惑が交錯するのは面白かったが、所々流されたりカットされているかのようなポッカリ感もある。読後、何となく消化不良。

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2011/07/18

完全警護された密室から周到な計画のもと知力体力の限りを尽くして宝物を盗み出すというのは昔からあるパターンで、この本も今様にITの姿を被っているけれど、そのバリエーションね。前半、仕込みの部分が結構長く、後半に要らぬ邪魔が入らぬよう手間暇掛けてあるのはマル。ただ、今回、単独行でなく...

完全警護された密室から周到な計画のもと知力体力の限りを尽くして宝物を盗み出すというのは昔からあるパターンで、この本も今様にITの姿を被っているけれど、そのバリエーションね。前半、仕込みの部分が結構長く、後半に要らぬ邪魔が入らぬよう手間暇掛けてあるのはマル。ただ、今回、単独行でなく、他チームとの争いで、そいつらがかなり荒っぽくて、主人公チームの細かな手際が殆ど意味を成さなくなっちゃうのがなんともね…。それもあり、建物の崩壊もあり、主人公二人の因縁話も、話の展開上必要なんだろうけど、こういう話に湿っぽい話ってどうなんだろと。「周到な計画のもと知力体力の限りを尽くして」というところから段々離れちゃって、文字通り、後半、少しお話が壊れた感じで残念。

Posted byブクログ

2009/10/07

このミス。リアルのビルセキュリティ破り大会がテーマ。しかし趣旨を理解して参加している人間は主人公チームだけという…。キャラがどれもこれも立ってます。企業の常識を疑うレベルに色々強引な設定もキャラを立てるためだから目を瞑れ。的な。もうちょい放置すると無理に設定せんでもキャラが勝手に...

このミス。リアルのビルセキュリティ破り大会がテーマ。しかし趣旨を理解して参加している人間は主人公チームだけという…。キャラがどれもこれも立ってます。企業の常識を疑うレベルに色々強引な設定もキャラを立てるためだから目を瞑れ。的な。もうちょい放置すると無理に設定せんでもキャラが勝手に動く気がしますが。

Posted byブクログ