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美丘 の商品レビュー

3.8

416件のお客様レビュー

  1. 5つ

    100

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    100

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    5

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2010/09/29

2010/9/29読了。後書きに、とても的確な言葉があった。涙が溢れてる物語なのに、何故か涙が出てこない。そうさせない文章。確かにと思う。この後書きがあったお陰でようやく気づいた!って感じ。前向きに頑張ろうって、思える本。

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2010/09/28

ドラマは気にしつつも見ることができなかったが吉高由里子のイメージで読んだ。 泣く!といい感じではなかったのだけど、ほろ~り ほわ~ん という余韻に包まれる作品だった。 死に向かう彼女をみつめるつらい太一の状況もあまりにどんぞこ!どよ~ん…ということなく、でも愛していることがとても...

ドラマは気にしつつも見ることができなかったが吉高由里子のイメージで読んだ。 泣く!といい感じではなかったのだけど、ほろ~り ほわ~ん という余韻に包まれる作品だった。 死に向かう彼女をみつめるつらい太一の状況もあまりにどんぞこ!どよ~ん…ということなく、でも愛していることがとてもよく伝わる描写が多いと感じた。

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2010/09/27

テレビドラマで放映されてた「美丘」。 折しもドラマ版は最近最終回を迎えてしまったが、今更原作が読みたくなり手を取った。 (ドラマ版は結局見ていない) 主人公の太一の目を通して美丘を二人称として語られるこの物語は、不治の病を全面に出した物語ではなく、破天荒な女の子と草食系の男の...

テレビドラマで放映されてた「美丘」。 折しもドラマ版は最近最終回を迎えてしまったが、今更原作が読みたくなり手を取った。 (ドラマ版は結局見ていない) 主人公の太一の目を通して美丘を二人称として語られるこの物語は、不治の病を全面に出した物語ではなく、破天荒な女の子と草食系の男の子の純愛小説である。 ドラマ版は美丘の病気に焦点を当てて展開させているが、原作は病気は全体の残り1/3程度。 原作では美丘の奔放かつ開けっぴろげな性格と、恋人の太一が美丘に惹かれてゆく過程を丁寧に描いている。 主人公を一人称とした恋愛小説のせいか引き込まれる様な文体ではなかったが、読み終わった頃には感情移入し、切ない喪失感を感じた。

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2010/09/27

TVドラマを見てから、原作を読みました。 ドラマもよかったけれど、原作の方がもっと深く、あとからじわじわときます。 直接には書かれていませんが、「尊厳死」を思わせるような記述があり、わたしが美丘だったら同じ選択をしただろうか?と、今でも考えています。 「病気」や「死」についての...

TVドラマを見てから、原作を読みました。 ドラマもよかったけれど、原作の方がもっと深く、あとからじわじわときます。 直接には書かれていませんが、「尊厳死」を思わせるような記述があり、わたしが美丘だったら同じ選択をしただろうか?と、今でも考えています。 「病気」や「死」についての小説は、あまり好んで読む方ではありませんが、この本は、そういう悲しさや苦しさを超えた明るさがあり、とても読みやすかったです。

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2010/10/07

まだ読んでいる途中だが、ドラマを先に見ていたからか、ドラマのほうが良かった。 小説や漫画が原作で、ドラマ化・映画化された作品って、原作のほうが良くて、ドラマや映画で落胆、というパターンが多いような気がするが、これに関しては、ドラマを先に見てしまっていて、視覚的な人物イメージが、...

まだ読んでいる途中だが、ドラマを先に見ていたからか、ドラマのほうが良かった。 小説や漫画が原作で、ドラマ化・映画化された作品って、原作のほうが良くて、ドラマや映画で落胆、というパターンが多いような気がするが、これに関しては、ドラマを先に見てしまっていて、視覚的な人物イメージが、すでに吉高由里子と林遣都になっていた。 小説のほうが、もっと突拍子もなくて、エロい感じ。 小説の太一くんより、ドラマの太一くんのほうが好きだけど、それは林遣都がかっこよくて爽やかだったからかも。 余談だが、「君に届け」も、三浦春馬ではなく、林遣都にやってほしかった。 読み終えて、やはり、石田衣良の文章は、私には合わないと感じた。

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2011/03/14

ドラマの方も終わった。 最終回だけ観たが、小説とはまた違った味。 青春群像っていうのは、ドラマ化に合う。 美丘のはっきりしたキャラが、好印象。 悲しい運命を背負った人物を際立てるキャラ設定。

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2012/02/25

流行に乗ってみた★ まず思ったのが、現代小説ってこんなに読みやすいのかということ。そして石田衣良の本てこんな感じなんだ・・・ちょっと期待はずれ。 切ない話。悲しい話。 それはわかる。でもフィクションでしょ。フィクションに感動する気持って、本当の感動?感動することが目的の本...

流行に乗ってみた★ まず思ったのが、現代小説ってこんなに読みやすいのかということ。そして石田衣良の本てこんな感じなんだ・・・ちょっと期待はずれ。 切ない話。悲しい話。 それはわかる。でもフィクションでしょ。フィクションに感動する気持って、本当の感動?感動することが目的の本なの?病気のお話なだけに軽々しく感動して良いものか...よくわかりません。 余談ですが、物語の舞台が、原宿・表参道・渋谷なので、大学生に戻った気分で楽しかった! 内容は微妙だけど、描写はリアルな感じ。

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2010/09/25

ドラマと違って、すごくよかった。生き方を考えさせられる。すごいエロくて、元気で、何でもやっちゃう美丘がすき。そんな美丘に負けないぐらいエロい太一くんもすき。

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2010/09/23

美丘の明るさに凄く元気付けられます。太一はドラマよりも原作の方が少し男らしい部分があるように感じるのですが…

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2010/09/21

何度も本屋の平積みで見かけていた本。 もともと、泣ける前提で書かれている物語は好きではないのだけど、あの難病をどうやって表現するのかが気になって手に取りました。 結末はともかく、美丘のキャラクターや太一とのやりとり、二人の気持ちがすこしづつ通っていく様子が新鮮で、切なくて、どんど...

何度も本屋の平積みで見かけていた本。 もともと、泣ける前提で書かれている物語は好きではないのだけど、あの難病をどうやって表現するのかが気になって手に取りました。 結末はともかく、美丘のキャラクターや太一とのやりとり、二人の気持ちがすこしづつ通っていく様子が新鮮で、切なくて、どんどん引き込まれていった。 何よりも、太一がこれでもか!と言わんばかりに美丘に語りかける愛の言葉たち。ストレートに表現された13ヶ月の物語は壮絶だけど、リアルに感じました。 大好きな人が、美丘のように崩れていったら・・・。 私自身が美丘のように崩れていったら・・・。 私はどうするだろう? ずっと、それを考えながら読みました。

Posted byブクログ