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女たちは二度遊ぶ の商品レビュー

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157件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

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2024/05/20

吉田修一さんって、短編もなかなかですね。一つ一つはとても短いですが、人間関係の機微を上手く切り抜いて表現されていました。少し甘いけど、星4つです

Posted byブクログ

2024/04/04

作者の吉田修一氏が「初めて何かを思い出そうとして書いた作品」と語っている通り、過去に関わった女を懐古した作品。 「何を思い出そうとして書いたのか、、それは結局わからなかった」と。 アベレージは低いけれど、こういう余韻を残す作品は嫌いではない。

Posted byブクログ

2024/02/23

登場する全ての女性との出会いと別れに共通して、ミステリアスさと哀しさを感じる。著者の描写が絶妙で、想像しやすく、読み進める中であたかも自分が経験しているかのような錯覚に陥る。

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2024/02/01

男性視点での恋愛?短編集。 学生主観の話はノスタルジーを感じて良かったが、女性は勿論手に取ってもあまり共感はないし男性も人を選びそうな作品。テンポはすごく良い。

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2023/07/21

深く関わったわけでも、長く一緒にいたわけでも、激しく感情が動かされたわけでもないのに、どうしてこの人とのこの場面を思い出したんだろう?とふと記憶が蘇り、感傷的になる日がある。男たちのそんな記憶の詰め合わせ。

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2022/08/25

だから何?って感じで終わる短編集 こういうの苦手なんだよなぁ けど男目線で語られるかなり昔のたまにふと思い出すような女の話っていうのがなんかいい なんでかよくわからないけどやけに記憶に残ってて定期的に思い出す誰かとのやりとりとかあるよな〜という感じ そういうなんとなくの話を書...

だから何?って感じで終わる短編集 こういうの苦手なんだよなぁ けど男目線で語られるかなり昔のたまにふと思い出すような女の話っていうのがなんかいい なんでかよくわからないけどやけに記憶に残ってて定期的に思い出す誰かとのやりとりとかあるよな〜という感じ そういうなんとなくの話を書くのがうまくてすご!って感じの本です 誰かの記憶の中に私っているかな、いるとしたらどんなシーンなのかなとか考えた

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2022/06/15

んーー。自分の読解力ではあまり楽しみを感じれなかった。 ただ読み終わった後の解説を読んだ時、この小説に隠れた素晴らしさを少し理解した。 小説には忘れていた思い出を思い返させる事が出来る。 これは本当にその通りだと思ったな。

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2022/05/18

あらためて、クズでチャーミングで社不でセクシーな女性を描くのがうますぎるなと。。 「遭ったことのある11人の女」を小説にしたそうだが、自分のことをこんなふうに描いてくれる人がいるなんて恐ろしいけれどすこし羨ましい。 解説の田中敏恵氏 「男が語る女は、女にとってリトマス試験紙のよ...

あらためて、クズでチャーミングで社不でセクシーな女性を描くのがうますぎるなと。。 「遭ったことのある11人の女」を小説にしたそうだが、自分のことをこんなふうに描いてくれる人がいるなんて恐ろしいけれどすこし羨ましい。 解説の田中敏恵氏 「男が語る女は、女にとってリトマス試験紙のようだ」 吉田修一さん、モテるんだろうなぁ。

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2022/02/14

BOOKOFFの百円コーナーで買った本だけど、1話目から引き込まれて、どんどん読み進み、最後の1話でノックダウンされました。中学生のまだ幼い男の子の描写が素晴らしい。それに比べて精神年齢も、身長も、少しお姉さんの同級生の女の子。切ないラスト。

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2021/10/27

タイトルから各短編の主人公は女性なんだろうけど、登場する男性の視点で書かれており、またその男性がどうしようもない感じの人ばかりなので、むしろ男性の方が気になった。 15年くらい前の作品ですが、そういえは昔の吉田氏はこんな感じの都会の若者を描いた作品が多かったことを思い出しました。...

タイトルから各短編の主人公は女性なんだろうけど、登場する男性の視点で書かれており、またその男性がどうしようもない感じの人ばかりなので、むしろ男性の方が気になった。 15年くらい前の作品ですが、そういえは昔の吉田氏はこんな感じの都会の若者を描いた作品が多かったことを思い出しました。路線が変わったのは「悪人」が作品も映画もすごく話題になってからだろうか。本書のような昔の雰囲気が懐かしいです。

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