クラウドの衝撃 の商品レビュー
クラウドコンピューティングの中身だけでなく、利用者にとってどう変わっていくのか?そのときの課題は?という視点や、クラウド・ビジネスにおける各企業の戦略なども詳しく解説してて、面白かった。
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20100829読了。 クラウド業界の主なプレーヤーの状況、またクラウドのユーザーの動向を豊富な資料で説明。 クラウドの業界本。 業界について数字を含めてざっと知りたい目的だと参考になるはず。
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クラウド・コンピューティングについての理解を深めるために手にした本。 クラウドという概念を整理し、周辺技術との関連と合わせて分かりやすく解説している。背景~個別具体的な事例~メリット・デメリット~今後の展開、と綺麗にまとまっている。本書を把握すれば、重要なポイントは一通り押さえ...
クラウド・コンピューティングについての理解を深めるために手にした本。 クラウドという概念を整理し、周辺技術との関連と合わせて分かりやすく解説している。背景~個別具体的な事例~メリット・デメリット~今後の展開、と綺麗にまとまっている。本書を把握すれば、重要なポイントは一通り押さえることができると思う。
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クラウド・コンピューティングの概念や今後の展望が、 わかりやすく説明してあった。 野村総合研究所の方、執筆。 いろいろなこと、調査しているんだなぁ~。感心。
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最近の大きな潮流になりつつあるクラウドサービスについて、 起こった背景から、どのように使われているか、またどのように 使うのかを説明した本。 だいたいの内容がわかります。
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ビジネスとしてのクラウド・コンピューティング・サービスの現状と、近い将来の展望、ITビジネス全般への影響について、まとめた本。 だいたい知っていることしか書いていなかったけど、それでも☆4つ以上は確実。スコープは過不足なく、内容はよくまとまっている。難を言うなら、視点のオリジ...
ビジネスとしてのクラウド・コンピューティング・サービスの現状と、近い将来の展望、ITビジネス全般への影響について、まとめた本。 だいたい知っていることしか書いていなかったけど、それでも☆4つ以上は確実。スコープは過不足なく、内容はよくまとまっている。難を言うなら、視点のオリジナリティは、正直あんまりない。 ITニュースとかを普段から読み漁っていない人が、クラウドについて知るには、とても適している。
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「今日、われわれは雲の中にいる。」(Google CEO エリック・シュミット) メインフレーム、C/S、Webシステムの先にあるパラダイム、それがクラウド・コンピューティング。 といっても、厳密に何がクラウドで何がWebサービスなのかってのはサービス利用者からすればわかんな...
「今日、われわれは雲の中にいる。」(Google CEO エリック・シュミット) メインフレーム、C/S、Webシステムの先にあるパラダイム、それがクラウド・コンピューティング。 といっても、厳密に何がクラウドで何がWebサービスなのかってのはサービス利用者からすればわかんない。 B to B to C の真ん中のBに関係してくる話なんだってことはわかった。 クラウドってなんだ!っていうレベルにはちょうど良いのかもしれない。 成功事例から言ってもこの手の本はamazonとGoogleの広告本になるのは仕方ないのかな… 【クラウド・コンピューティングとは】 拡張性に優れ、抽象化された巨大なITリソースを、インターネットを通じてサービスとして提供、利用するというコンピュータの形態である。 【グリッド・コンピューティングとは】 ネットワーク上のコンピュータやデータなどのリソースを仮想化して統合し、必要に応じて、仮想コンピュータを動的に形成するための仕組み ・集中管理されていない ・異機種、他団体の余剰のリソースをネットワークで集めて1つの大きなリソースとして扱う ・科学技術の研究のための分散処理などを目的としている 【ユーティリティ・コンピューティングとは】 電力や水道のように用意にコンピュータ・リソースを利用できる。料金も電力、水道などと同じように実際に使用した分だけを払う。 3つのクラウド・コンピューティング (1)HaaS(Hardware as a Service) →サーバのCPUやストレージを提供 ex.アマゾンE2、アマゾンS3 (2)PaaS(Platform as a Service) →アプリケーションを稼動させるプラットフォーム機能を提供 ex.Google App Engine (3)SaaS(Software as a Service) →アプリケーション・ソフトウェアの機能を提供 ex.Gmailなど メインフレーム(集中)→C/S(分散)→Webシステム(集中)→クラウド(集中) という流れとなった。 クラウドに使用されるハードはRAIDやUPSを有していない。 →ソフトウェアによって単体ではなくシステム全体として高信頼性を確保している。 クラウドを支える技術:仮想化と分散処理技術 (1)サーバ仮想化技術 1台のサーバをあたかも複数のサーバを利用しているかのように機能させられる。 キャパシティが不足した場合は仮想マシンを追加すればよい。 →安価、容易、即座に対応できる。 (2)分散処理技術 マップリデュース、ハドゥープ →大量の汎用サーバで構成したコンピュータ・クラスタ上で大規模なデータ処理を実行するのに適したフレームワーク 新たなコンピューティング革命の担い手はハードウェアベンダーからネット企業に。 Googleがクラウドを推し進める理由 →「ユーザのWeb滞在時間を増やすため」。 Googleの収入の大半が検索サービスに絡めた広告収入であること。 クラウドの課題 (1)セキュリティ 複数の顧客でシステム環境を共有する方式で運営 →クラウドの「不透明さ」が原因、ライバル企業とデータが隣り合わせ、という状態も。 (2)データの保管場所がわからない 保存場所もまた明らかにされていない。 法律でデータの保管場所を厳しく制限している国が多い。 (3)アクセスログ セキュリティ、コンプライアンスの面からも気がかり。対応しているサービスもある。 (4)パフォーマンス インターネットを利用する以上、ある程度のネットワーク遅延を受け入れる覚悟が必要 (5)移植性 現在提供されているクラウドサービスは相互運用性に乏しい。 (6)ソフトウェア・ライセンス 複数のサーバで構成される仮想化された環境でアプリが稼動→ライセンス問題に。 オラクルなどはクラウド用のソフトウェアを提供 OSSを展開するSIに影響する。保守運用で細々と食っていくことに? 「破壊的技術」 →「短期的には製品の性能を引き下げる効果を持つが、主流から外れた少数の、たいていは新しい顧客に評価される特長がある。」 「通常は低価格、シンプル、小型で使い勝手が良い場合が多い」
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『クラウドコンピューティング』の基本的考え方からその影響まで分り易く解説しているクラウド入門書。 ・そもそもクラウドって何? ・クラウドって万能なの? ・クラウドで何が変わるの? そんな疑問に答えてくれる書籍。 また、 SIer や情報システムのあり方、システムエンジニアと...
『クラウドコンピューティング』の基本的考え方からその影響まで分り易く解説しているクラウド入門書。 ・そもそもクラウドって何? ・クラウドって万能なの? ・クラウドで何が変わるの? そんな疑問に答えてくれる書籍。 また、 SIer や情報システムのあり方、システムエンジニアとしてのキャリアを考えさせられます。
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2010/05/27 やっぱりこういうITのものは直近のものを読まないと2年前とかかなり陳腐化しちゃうな。
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クラウド・コンピューティングの実態が分かる最も読み易い解説書ではないかと思います。 全体の概念整理から始まり、個別具体的な事例、メリット・デメリット、今後の行方など、整理されており、すいすい読めます。 推薦の一冊です。
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