マネー力 の商品レビュー
就職する前に、読めてよかった本だと思う。 今後のキャリアプラン、資産運用などの勉学への意欲を与えたくれ、 また世界規模でのネットワーク、博識を持つ著者の観点に感心した。
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大前研一が1時間で書いたような本。 特に新しいコンセプトはないし、自身が経営している通信教育の宣伝に過ぎない。 読む価値なし。
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元マッキンゼー日本支社長を務めた大前研一氏のPHPビジネス新書における資産運用本第3弾。 氏の論点のベースは、どの著書でもほぼ共通している。曰く、日本のビジネスマンが身に付けるべきは 「IT」「英語」「資産運用力」の3つの力。 本書は、現在の世界情勢・著者が主張するこれからの...
元マッキンゼー日本支社長を務めた大前研一氏のPHPビジネス新書における資産運用本第3弾。 氏の論点のベースは、どの著書でもほぼ共通している。曰く、日本のビジネスマンが身に付けるべきは 「IT」「英語」「資産運用力」の3つの力。 本書は、現在の世界情勢・著者が主張するこれからの世界情勢を踏まえながら、 先の3つの力をつけるべき背景について、語っている。 新書形式ということもあり各項目が概要程度に留まっているが、インド・ロシア・ブラジル等の あまりメディアで取り上げられることが少ない国々の状況について、著書自身が実際に足を 運んだ際の実感を込めて語られている点は、興味深い。 日本人の金融リテラシーの低さは実感していたが、各国の状況を知ると自分自身あせりを 感じる。 金融リテラシーを身に付けるための具体的手段という点については、本書では氏の主宰する講座の 宣伝が主であることが少し残念。ただ、氏の講座を受講した方々のコメントをのっており、参考に なる部分はあった。 いずれにしても、本書で書かれている実情を受けて、自分がどのような行動をとるかが 重要となるだとう。
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世界のホームレスマネーは約3千兆円(但し08年に半減)、先進国ファンド、オイルマネー、中国マネーから成る。この動きに要注目。 マカオが近代化する以前は、中国のギャンブラーはオーストラリアに行っていた。 中国企業はこれ以上時価総額が大きくならないが、日本ではPBR1倍割れが一杯ある...
世界のホームレスマネーは約3千兆円(但し08年に半減)、先進国ファンド、オイルマネー、中国マネーから成る。この動きに要注目。 マカオが近代化する以前は、中国のギャンブラーはオーストラリアに行っていた。 中国企業はこれ以上時価総額が大きくならないが、日本ではPBR1倍割れが一杯ある。 ロシアではフラットタックス導入後、ブラックマネーが可視化、逆に税収は増加。 2005年に日本人の平均年齢は50歳を突破。 基軸通貨としてのドルの信頼失墜が、世界中のドル売りに繋がり、米国ではインフレに発展する可能性。 これから投資するには、米国と関係の薄い国、例えばロシア、ブラジル、カナダ、ウクライナ、カザフスタンなど。 自分の正味資産価値を把握している日本人はほぼいない。
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この世界的な状況の中資産運用方法力のマネー力をつけましょう!という本。 2008/12の世界的状況に至った経緯や日本人の弱い点、今後の予測など書かれています。 一部は著者が主催している大学院の宣伝が入っていましたが、とても触発される内容でした。
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日本人のお金に対する知識の無さが説明されている。海外の人は、自国でインフレが起こってもドルに替えてインフレ対策をする、といった知識は回るのに、日本人は‘円’以外の選択肢を考えようとしないと書かれている。最終章に、一般の人達の資産運用の体験談が綴られていたのが、印象に残っている。
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結局のところ、大前氏の主催する大学院の株式・資産形成講座の案内&宣伝である。「大前式資産形成術」を知りたければ、授業料をちゃんと払ってくれというわけだ。
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マネー力の重要性はわかっているつもりなんだけど、どうしてもいろいろ考えあぐねて怖くなって結局何もしてないのが現状。ただ、今はマーケットがほんとにとんでもない状況だということであえて待つことが正解かも。「今こそしっかり学ぶチャンス」という指摘を肝に銘じて、改めてこの混乱状態のマーケ...
マネー力の重要性はわかっているつもりなんだけど、どうしてもいろいろ考えあぐねて怖くなって結局何もしてないのが現状。ただ、今はマーケットがほんとにとんでもない状況だということであえて待つことが正解かも。「今こそしっかり学ぶチャンス」という指摘を肝に銘じて、改めてこの混乱状態のマーケットと向き合っていこうと思った。
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■なぜユーロ? ドルにない「規律」がある。「マーストリヒト収斂基準」 財政赤字がGDPの 3%以下、 債務残高がGDPの60%以下であること。 ■投資するなら アメリカとの関係が薄いところ。 エネルギー・鉱物・食糧に強いところ。 ロシア・EU・ブラジル・カナダ・カザフスタン...
■なぜユーロ? ドルにない「規律」がある。「マーストリヒト収斂基準」 財政赤字がGDPの 3%以下、 債務残高がGDPの60%以下であること。 ■投資するなら アメリカとの関係が薄いところ。 エネルギー・鉱物・食糧に強いところ。 ロシア・EU・ブラジル・カナダ・カザフスタン・ウクライナ ■オバマの環境戦争 景気浮揚方法…?公共投資(ニューディール政策)、?戦争 ブッシュ:テロとの戦い オバマ :環境破壊者との戦い →日本にチャンス? ■ブッシュ・プラン 相続税率を、2001年から段階的に下げ、2010年はゼロ、その後増やしていく。 2010年は、住宅産業や自動車産業などが一気に回復するかも。 日本の相続税収は全体の3%(1兆5000億円)。このために1500兆円がフリーズしている。 相続税率を下げ、高齢者の資産を若者へ。
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いくらなんでもちょっと書きすぎじゃないかと思わせるペースで最近出版が続いているが、前半の世界経済のトレンドに関する見方は面白かった。後半はBBTの宣伝が多い上、「だから日本人は、、、」というのが目に付く。米国は金融機関の国有化など、ブッシュ政権末期にやってしまったことがあまりにひ...
いくらなんでもちょっと書きすぎじゃないかと思わせるペースで最近出版が続いているが、前半の世界経済のトレンドに関する見方は面白かった。後半はBBTの宣伝が多い上、「だから日本人は、、、」というのが目に付く。米国は金融機関の国有化など、ブッシュ政権末期にやってしまったことがあまりにひどく、氏は見限ってしまったという。国有化により、何をするにも議会の監視がなされ、ものごとが進みにくい国になるという。家を6軒所有していたのも売り払ったし、2008年は40年ぶりに訪米せずに終わった年であったという。・ドルの覇権は終わらざるを得ないが、ユーロと共通通貨圏を作る可能性もあり、その場合、世界通貨の85%が単一通貨となり、世界共通通貨へと進むかもしれない。・中国、インド、ロシア、東欧が今後は注目。アメリカとのデカップリングという点ではロシア、特にプーチンが大統領に返り咲く(?)2012頃が注目。
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