ダブル・ファンタジー の商品レビュー
大好きな村山由佳の作品なのだが、今までの作品とは一線を画す 主人公はある男に誘われるがまま、家を飛び出してしまう 独占欲、性欲…いろんな欲がうずまく作品 きっと村山の作品の転機になるだろうと思う
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あらすじだけ読んでも官能小説か?と思っちゃう感じでしょ。 賛否両論あるみたいですが。 著者は結構おいコーとかさわやか系な作品が多いと思うので、 ファンは戸惑ったんじゃないかと思う。 でもどこかのゴージャス姉妹も言ってたけど、エロとエロスは違うのよって事。ここまで性描写は無くてもい...
あらすじだけ読んでも官能小説か?と思っちゃう感じでしょ。 賛否両論あるみたいですが。 著者は結構おいコーとかさわやか系な作品が多いと思うので、 ファンは戸惑ったんじゃないかと思う。 でもどこかのゴージャス姉妹も言ってたけど、エロとエロスは違うのよって事。ここまで性描写は無くてもいいかなって正直思ったけどね。 話の中の奈津が書いた脚本とか著者の今までの素敵な部分が垣間見れてちょっと安心しました。
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官能小説を期待したのに途中から主人公に全く感情移入 できなくなり終了。この人何がしたいの?性交だけか? ただのエロ女が主人公でなんというかもっとしっとりし た情感あふれるやりとりとか甘美なものも期待していた のでがっかり。 官能的なシーンはそれなりに美しく描かれていたけ...
官能小説を期待したのに途中から主人公に全く感情移入 できなくなり終了。この人何がしたいの?性交だけか? ただのエロ女が主人公でなんというかもっとしっとりし た情感あふれるやりとりとか甘美なものも期待していた のでがっかり。 官能的なシーンはそれなりに美しく描かれていたけれど …同じ官能なら岩井志麻子の「チャイコイ」の方がエロ に徹底していてよかったと思う。 私だけかな。
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今までの村山由佳の作品とは全く違う。これまではどこか爽やかで、主人公または、登場人物が自分と年が近いこともあり、共感し難なく読み進められたが今回は・・まず共感がない。結婚して10年の体、渇きというのはわからない。わからないのはまぁ当たり前であり、これから自分が結婚すればやがて見方...
今までの村山由佳の作品とは全く違う。これまではどこか爽やかで、主人公または、登場人物が自分と年が近いこともあり、共感し難なく読み進められたが今回は・・まず共感がない。結婚して10年の体、渇きというのはわからない。わからないのはまぁ当たり前であり、これから自分が結婚すればやがて見方が変わり、感想も変わるだろう。内容だが、官能小説的であり、読む場所に少々とまどった。主人公の脚本家、奈津は自分の渇きを満たすため不倫やらなんやらをするのだが、身勝手ではないのkな、と思った。一人称でこのように感じるのだから、他者の視点からみたらどうなるのだろうか。
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大好きな村山由佳さんの新作。 発売してすぐ図書館で予約したのに30人待ちで、やっと読めました。 噂通りかなり激しいです。 というよりも、官能小説らしいです。 でも私はただのエロ小説だとは思いませんでした。 村山さんの手にかかるとそこまで気にならず、嫌悪感もなかったです...
大好きな村山由佳さんの新作。 発売してすぐ図書館で予約したのに30人待ちで、やっと読めました。 噂通りかなり激しいです。 というよりも、官能小説らしいです。 でも私はただのエロ小説だとは思いませんでした。 村山さんの手にかかるとそこまで気にならず、嫌悪感もなかったです。 官能小説と一括りに出来ないくらい深い作品。 毎回関心してしまうのが文章のキレイなところ。 ただ、電車の中で読もうとしたのは完全なミスでした。 かなり恥ずかしい…。 一言でまとめられないお話。 強いて言うなら人間の性? 文章力がホントにすごいんです! 心境描写や台詞の表現は流石です。 村山さんの会話のシーンがすごく好きです。 そしておいコーや作者とは思えない展開でした。 最後の最後まで全然展開読めないし、新しい男が次々と出てくるし、本が厚い分、内容もかなり濃かったです。 こういう激しい村山作品も結構好きです。 主人公の奈津は作者自身なのかなーとも思ったり。 あと今回難しい漢字が多かったので大変でした。 最初はどうしちゃったの村山さん…と思いましたがやっぱり村山ワールドは健在でした。 新しい村山さんの一面が見れる1冊。 次の作品読むのが今から楽しみです。 あと夏に発売されるであろうおいコーの新作も! まだ子供の私には早かったということで★4つ。 30代、40代になったら絶対にもう一度読みたくなると思います。 好き嫌いはかなり両極端だと思いますが女性の方は是非読んでみていただきたいです。 ただカバーかけて読むことをお勧めします。笑 なんとなく好きだった岩井のメールから。 俺も百パーセントの時間があげられないなら、せめて百パーセントの言葉をあげればよかったんだ、って、ようやく気づいた。一番大切なことって、いつも取り返しがつかなくなってからわかるんだよな。だから人間は言葉を発明して芝居とか小説とか書き始めたのかもしれないね。「この失敗を繰り返すな」ってさ。
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連休の余暇に。村山さんの新境地を見た感じ。 繊細な心理描写はさすが。ネタも私たち世代にはかなり共感できるものだと。 なかなか読みごたえあり。
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いやいや、驚きました。 「おいコー」で、あれほどじれったいラブストーリーを展開している 村山さんだったのに、いきなり官能小説〜?と思えるくらい露骨な 性描写が・・・・・ でも、女性だし、村山さんなので、その表現はまったく嫌味がなく 500ページ近い長編を一気に読みきった。...
いやいや、驚きました。 「おいコー」で、あれほどじれったいラブストーリーを展開している 村山さんだったのに、いきなり官能小説〜?と思えるくらい露骨な 性描写が・・・・・ でも、女性だし、村山さんなので、その表現はまったく嫌味がなく 500ページ近い長編を一気に読みきった。 それにしても、主人公の奈津という女性は・・・・すごすぎ!! でも、男と女って所詮こんなもんなんだよなぁ〜 と思ったり 人恋しくなったり・・・ 久しぶりに、本を読んで、いろんなことを思いあぐねた一冊でした。 最後がいまいちな終わり方(ま、リアリティはあるけど)だったので★は4つ。 『翼』が一番好きな私にとって、この小説はちょっと残念な感じも否めません。 でも村山さん、離婚したとか・・・、そういうことを考えながら読むとまた深い味わいもあったりします。
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厚さを気にせずに一気に読める。冒頭文からかなり刺激的だ。脱皮したがっている脚本家と作者のイメージがダブる。 『おいしいコーヒー』シリーズでもわかるとおり、じれったいほど純情なカップルを描く作家としてはそうとう冒険した作品だろうということはわかる。 そういう興味は、満たされ...
厚さを気にせずに一気に読める。冒頭文からかなり刺激的だ。脱皮したがっている脚本家と作者のイメージがダブる。 『おいしいコーヒー』シリーズでもわかるとおり、じれったいほど純情なカップルを描く作家としてはそうとう冒険した作品だろうということはわかる。 そういう興味は、満たされたが、何を指して「ダブル・ファンタジー」と言うのかが、ぴんと来なかった。
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私の中の村山さんの恋愛小説のイメージは、『甘酸っぱい恋』。 そんなイメージをガラリと崩すような作品です。 でも、最近読んだ同類の本は不快感を感じるものが多かったのですが、 ダブル・ファンタジーは女性の心理がしっかり書かれているからか (納得できるとこもあれば、理解しがたい点もも...
私の中の村山さんの恋愛小説のイメージは、『甘酸っぱい恋』。 そんなイメージをガラリと崩すような作品です。 でも、最近読んだ同類の本は不快感を感じるものが多かったのですが、 ダブル・ファンタジーは女性の心理がしっかり書かれているからか (納得できるとこもあれば、理解しがたい点ももちろんありますが) もっと深い物がずんと響くような、そんな感じを覚えた。
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読み始めてすぐに引き込まれてあっと言う間に読み終わった作品。 偏った感想の方も居るみたいですが、 主人公が変わって行く姿や変わらない姿。その課程に共感する事があって 私にとってはとても考えされられた作品でした。 特に最後の章が気に入ってしまって何度も何度も読み返してしまいました。...
読み始めてすぐに引き込まれてあっと言う間に読み終わった作品。 偏った感想の方も居るみたいですが、 主人公が変わって行く姿や変わらない姿。その課程に共感する事があって 私にとってはとても考えされられた作品でした。 特に最後の章が気に入ってしまって何度も何度も読み返してしまいました。 私の中では久しぶりの大ヒット作品。 村山さんの作品を読んだのが初めてだった事が良かったのかしら? 電車では読めないという意見もあるみたいですが、 読んでる本人次第なので気にしなければどこでも読めます。 私は通勤途中やお昼休みに読みました。
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