夜は短し歩けよ乙女 の商品レビュー
状況把握能力はCIA並だが、ヘタレゆえにものすごく遠回りをして ひたすら外堀を埋め続ける先輩の必死さと その必死の努力を華麗に可愛くスルーする乙女のやりとりに心がほかほかします。
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乙女バージョンより、男性バージョンの語りの方が好みなので物足りないなぁと思ったのですが、じわじわと効いてきました。乙女に対する先輩の間違った方向に頑張っている姿が笑える。しかも、全力で一生懸命になればなるほどに滑稽。私の笑いのツボにハマる作家さんですね。
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おもしろい話しでした。京都風で。 登場人物も個性豊かで(豊かすぎ)、2つの視点から描いている感じが良い! 最初は表紙の絵に惹かれて買ったのには否めないが・・・ 「恥を知れ!しかるのち死ね!」って言う台詞が印象深かったです♪
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文庫化をずっと待ってた作品** キュートでポップ!ほんとにそう。 そしてレトロ。情緒。 こころほっこり。 独特な文章だったので、第1章あたりまではちょっと読みにくく感じました… が!!気付けばすっかりこの世界観の虜に☆★ ひとつひとつの表現がほんとに可愛い。オモチロオカシイ...
文庫化をずっと待ってた作品** キュートでポップ!ほんとにそう。 そしてレトロ。情緒。 こころほっこり。 独特な文章だったので、第1章あたりまではちょっと読みにくく感じました… が!!気付けばすっかりこの世界観の虜に☆★ ひとつひとつの表現がほんとに可愛い。オモチロオカシイ♪ 森見登美彦の作品もっともっと読んでみようと思いました*
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表題作を含む4つの連作小説集。二人の語り手が登場する。一人は「先輩」とその先輩が思いを寄せる「黒髪の乙女」。巻末の紹介文にあるとおり、まさに「恋愛ファンタジー」。その二人、いや、「黒髪の乙女」を中心としたお話は、時系列的にはたった1日やそこらの出来事を綴っているのかもしれないが、...
表題作を含む4つの連作小説集。二人の語り手が登場する。一人は「先輩」とその先輩が思いを寄せる「黒髪の乙女」。巻末の紹介文にあるとおり、まさに「恋愛ファンタジー」。その二人、いや、「黒髪の乙女」を中心としたお話は、時系列的にはたった1日やそこらの出来事を綴っているのかもしれないが、大変に豊かで賑やかな世界が描かれている。 キャラクター造形や紡がれたエピソードが魅力的なのはもちろんなのだが、小説だから音声はないはずのものなのだが、文体がまるで歌うような、語呂のいい言葉の連続が読んでいて楽しい。声に出して読みたい気分である。 余談だが、この本を読んでいる最中に著者が結婚をされたそうだ。ブログで物語のような結婚報告をされたようで、何となく、「先輩」と「黒髪の乙女」の二人の幸せを見たような気がした。
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平積みされているのを見て買っただけだったんですが、 この独特な世界観にひきこまれました! なんといっても魅力満載の登場人物。 彼女が変わり者なんですが、とにかく可愛い。 知らぬ間に先輩を応援してる自分がいます。 ジャンルはなんだろう、恋愛なのかな。(笑) マンガがあるとのこと...
平積みされているのを見て買っただけだったんですが、 この独特な世界観にひきこまれました! なんといっても魅力満載の登場人物。 彼女が変わり者なんですが、とにかく可愛い。 知らぬ間に先輩を応援してる自分がいます。 ジャンルはなんだろう、恋愛なのかな。(笑) マンガがあるとのことですが、読みたくない。ドラマ化も映画化もしないでほしいなぁ。
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「黒髪の乙女」に思いを寄せる「先輩」は、彼女との接点を持つべく外堀を埋める作戦に勤しむ。しかし、頻発する「偶然の出会い」にも「奇遇ですねぇ!」と全く気づかない彼女。キュートな「黒髪の乙女」と一途な「先輩」。そして、自称天狗の樋口さんやさばさばとした美人羽貫さん、謎の老人李白氏な...
「黒髪の乙女」に思いを寄せる「先輩」は、彼女との接点を持つべく外堀を埋める作戦に勤しむ。しかし、頻発する「偶然の出会い」にも「奇遇ですねぇ!」と全く気づかない彼女。キュートな「黒髪の乙女」と一途な「先輩」。そして、自称天狗の樋口さんやさばさばとした美人羽貫さん、謎の老人李白氏などなど、個性豊かなキャラクターが面白い作品です。先輩と乙女の視点が交互に描かれているのが、2人の思いのすれ違いっぷりを感じさせ愉快です。 そして、何気ない文がかわいらしく心をくすぐります。 「しかしどっこい生きている!!」キュートな2人に幸あれ!!
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いつものごとくファンタジー青春小説。 黒髪の乙女がかわいすぎ!「なむなむ」と言いたくなる。 田中美保が主演で舞台化されるとか。要チェック。
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ずっと読みたかったんだけど、文庫本になるのを待っていた本。 地に足が着いてないような、それでいて割とリアルな大学生生活が描かれているような。夢と現実とがごっちゃになった不思議な話。 やっぱり大学生って優雅で幸せなご身分なのかもしれないなと思う。 そして、京都に行きたく...
ずっと読みたかったんだけど、文庫本になるのを待っていた本。 地に足が着いてないような、それでいて割とリアルな大学生生活が描かれているような。夢と現実とがごっちゃになった不思議な話。 やっぱり大学生って優雅で幸せなご身分なのかもしれないなと思う。 そして、京都に行きたくなりました。笑
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森見さんの独特な文章。 なんかよくわかんなかったけど、 このよくわかんない感が書けるのすごい。 今時少ない人ですわ。
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