夜は短し歩けよ乙女 の商品レビュー
読み始めはあまりにも独特な口調に馴染めず、何度も辞書を引きながら前のページに戻って……の繰り返しだったけど、いつの間にかこの摩訶不思議な世界を純粋に楽しめるようになっていた。文体は総じて難しいのに、なぜか読みやすい。ファンタジーと現実が入り混じっていて、とにかく勢い溢れたユーモア...
読み始めはあまりにも独特な口調に馴染めず、何度も辞書を引きながら前のページに戻って……の繰り返しだったけど、いつの間にかこの摩訶不思議な世界を純粋に楽しめるようになっていた。文体は総じて難しいのに、なぜか読みやすい。ファンタジーと現実が入り混じっていて、とにかく勢い溢れたユーモアまみれの恋愛の話。好き嫌いは分かれそうだけど、「ぜんぶ理解出来なくてもいいや」のスタンスで楽しむのがおすすめで、私はここ最近でもトップで好きだった。 読む時のリズム感と想像力、大事。 読者の感想の中に、「夢の中のような、少し酔った時のような感覚の世界観」っていう文章を見かけてめちゃくちゃ共感した。読んでいるとちょっとふわふわする感じが初体験で、なんて言えば良いか分からないけどずっと幸せ。文体が可笑しくなるくらい堅苦しさがあるのに、内容自体はぶっ飛んでいるからか…?そのギャップがふわふわの正体なのか…? ただ、お酒のシーンが多いからか…?? 偽電気ブラン飲みたいし、 黒髪の乙女がずっと可愛い。 先輩もずっと可愛い。 最終章が特に青春そのもので好きだった。 京都で聖地巡礼したい。
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まっことにオモチロイ物語でした。私の好きな樋口氏は天狗なのかどうなのか?李白氏も間違いなく人ではないので、本物の天狗だと理解しておきます。笑
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一つ一つの言葉選びがおもしろくてクセになる。何回も何回も読み返して、じっくり言葉を噛み締めたくなる。 ファンタジーで決して内容が私好みなわけではなかったけど、文章がおもしろいだけでこんなにも楽しめるのかと驚き。映画や舞台ではなく小説で読んだからこその楽しみだった。 またじっくり読...
一つ一つの言葉選びがおもしろくてクセになる。何回も何回も読み返して、じっくり言葉を噛み締めたくなる。 ファンタジーで決して内容が私好みなわけではなかったけど、文章がおもしろいだけでこんなにも楽しめるのかと驚き。映画や舞台ではなく小説で読んだからこその楽しみだった。 またじっくり読み返したい。
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刊行当時に購入したけれどどこかに行ってしまい、十数年振りに再読 言葉遊びが小気味良い恋愛小説 もっと早く読んでいたら京大を目指していたかもしれない
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10年振りくらいに読んだ 独特な文体と世界観がやっぱり好きだし面白かったけど10年前に読んだ時の方が面白く感じた気がする 3章の話が特に好き
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森見の文章力が凄まじく、古風で巨大な図書館の引き出しから言葉を集めているような気分がした。 読んでると、自分が賢くなっているような気にさせてくれる。 ファンタジーなのにどこか懐かしいという、不思議な気持ちで、ほわほわしながら、くすっとしながら、とても楽しく読めた。 複雑で奇怪だが...
森見の文章力が凄まじく、古風で巨大な図書館の引き出しから言葉を集めているような気分がした。 読んでると、自分が賢くなっているような気にさせてくれる。 ファンタジーなのにどこか懐かしいという、不思議な気持ちで、ほわほわしながら、くすっとしながら、とても楽しく読めた。 複雑で奇怪だが、映像が浮かぶととても楽しく、一緒に宴会をしているような気分になる。 ただの街の描写にも個性がばんばんに詰まっていて、ずっと森見登美彦のフィルムを通して、世界を見ているかのようだった。
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とても勢いのある恋愛物語だったです。文体が独特で慣れるのに時間が掛かったけれど、時々クスッと笑えるような言い回しが良かったです。また第二章の古本市の話が好みでした。
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2007年第20回山本周五郎賞 2007年直木賞候補となり 2010年第3回大学読書人大賞 2017年アニメ映画化 森見先生の京都を舞台とした 大学生達のお祭り 黒髪の乙女と 彼女に恋する先輩ヘタレ大学生が 夜の京都でトラブル連続の中 時折出会ったり また見失ったり だって な...
2007年第20回山本周五郎賞 2007年直木賞候補となり 2010年第3回大学読書人大賞 2017年アニメ映画化 森見先生の京都を舞台とした 大学生達のお祭り 黒髪の乙女と 彼女に恋する先輩ヘタレ大学生が 夜の京都でトラブル連続の中 時折出会ったり また見失ったり だって なるべく 彼女の目に止まる作戦で行動してるんだからそうなります 言葉のチョイスがまあ素敵 古風でありながら 大喜利的な リズム感ある文脈 京都を駆け回るストーリー わからなくても楽しめるから良いんです
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難しい言葉が多く、全部調べながら読みたくなってしまう… 話の内容としては恋愛要素強め。同じ心境の男性にウケそう。 ファンタジー感はジブリみたいで良いなと思った。偽電気ブランのポカポカする感じがすごく飲んでみたくなる。
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私事だけど、先祖のお墓が平安神宮の近くにある。 なので京都は東山・洛中はほぼわかる。 そのリアルな知名とアンリアルなそして奇想天外な物語が絶妙に絡まって、現実との境界線がわからなくなる。 それがまた面白い。
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