ストレスフリーの整理術 の商品レビュー
世のLifeHackerと呼ばれる仕事効率化マニアたちが聖典とあがめる、タスク管理ノウハウのメソッド集。確かにこの本で書かれていることは理にかなっている。タスクを書き出した際の解放感ばかりが取り上げられるが、それは導入時の高いハードルをこなしたという達成感にすぎない。個人的感想で...
世のLifeHackerと呼ばれる仕事効率化マニアたちが聖典とあがめる、タスク管理ノウハウのメソッド集。確かにこの本で書かれていることは理にかなっている。タスクを書き出した際の解放感ばかりが取り上げられるが、それは導入時の高いハードルをこなしたという達成感にすぎない。個人的感想で言えば、この方法の肝はリストを全部挙げることよりも、それらについて考慮するマネジメント時間を、忙しい仕事のコアタイムから切り離すところにあると感じた。。100%の実践をしないと、逆に本当に些細なタスクをInboxに書き留めるより前に忘れてしまうことになるので注意が必要。人間の脳は楽をしようとするので、短期メモリを開放するくせばかりついてしまうからだ。日々複雑なプロジェクトを多数抱えている人に限定してオススメできるノウハウだと思う。
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以前読んだ「つまみぐい勉強法(http://bit.ly/alg7H5)」の中で紹介されていたので三箇日のお供に。監訳者(@taguchi)のあとがきが今の自分の状況と重なったのは秘密。しばらくこれを教書に#GTDとやらを実戦しようと思う。
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ネットで概略やそのためのツール、いろいろな方の実践の方法はいくらでも仕入れることはできます。 しかし、やはり原典は読んでおくべきだと思います。 いろいろなブログで書かれていることはあくまで個人の実践の方法でしかないため、表面的なところにしか触れられることはありません。 考え方の本...
ネットで概略やそのためのツール、いろいろな方の実践の方法はいくらでも仕入れることはできます。 しかし、やはり原典は読んでおくべきだと思います。 いろいろなブログで書かれていることはあくまで個人の実践の方法でしかないため、表面的なところにしか触れられることはありません。 考え方の本流を理解するには提唱者の本を読むのが一番です。 新刊で買っても¥1500、それくらいの価値は十分にある一冊です。
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現在の仕事は複雑化しておりどれだけ仕事をこなしても ゴールがなく、常に仕事に追われている人が多い。 しかも、したいこと。しなければいけないことが多すぎて 毎日、目標もなく、今目の前に見えている問題行動や仕事のみを こなしている人が多い。 そこで どうやったら、効率的に仕事をこなすことができ なおかつ、その仕事について「今日は目標達成ができた!」 と思えるか。 またどのようにスケジュール管理すると効率よく仕事ができるかを 現在の時代に合わせた管理方法を学ぶことができる。 実際に私もこの方法でスケジュールをした結果 今まで見えてこなかった問題点も明確になり。 なおかつ 仕事の効率化を図ることができた。 ただ著者が英語で時々 「なんだ、この訳は?」 と思うところもあるが そこはそこで面白かったりする 笑 わたしとしては ・サラリーマン ・自分で仕事をしている人 ・アフィリエイター ・中間管理職 ・パソコン関係の仕事をしている人 には お勧めの本だと感じた。
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この本の何がいいかといえばタスク管理の方法が詳細に記されていることもあるけど、一度これに沿って「タスク管理をしてみるという経験」がその後一度GTDをこなせなくなっても生きてくることだと思う。 あまりに詳細に記されているのでライフハック病でも無い限りすべてを考慮し実行することはできないだろうが、一度あいまいでもいいからやってみると良い事があるのは確かかもしれない。 個人的にはタスクは分かっているのに全力で取り組めないこと対して苛立があるが、それはGTDというよりも目的確認をするためのブレーンストーミングの話にベクトルが向かうと思う。
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目の前の仕事以外のことを全て別な場所に移してしまって忘れてしまうことで、その仕事に全力を尽くし、仕事の効率化を図る という本。他にも、日々どんどんと生まれてくる「仕事」をどう捌くか、という点でも大いに参考になった。 読み終わったのは去年の話で、今日改めて読んだが、ブラッシュアッ...
目の前の仕事以外のことを全て別な場所に移してしまって忘れてしまうことで、その仕事に全力を尽くし、仕事の効率化を図る という本。他にも、日々どんどんと生まれてくる「仕事」をどう捌くか、という点でも大いに参考になった。 読み終わったのは去年の話で、今日改めて読んだが、ブラッシュアップすべき点がいくつか見つかり、やはり一度読んだだけで会得するのは難しい。ただ、「あまり重要でない仕事に忙殺されて、他のやるべき事が出来ていない」という状況は少し改善されたような気がしている。
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○まず、何かが起こってほしいと望む。次いで結果をイメージする。さらにそれに関するアイデアを思い浮かべ、それらを整理する。そして、求める結果を達成するのに必要な行動を決めるのである。(73p) ○現在あなたがかかわっているすべてのことを収集・処理し、整理して、レビューするわけだ。...
○まず、何かが起こってほしいと望む。次いで結果をイメージする。さらにそれに関するアイデアを思い浮かべ、それらを整理する。そして、求める結果を達成するのに必要な行動を決めるのである。(73p) ○現在あなたがかかわっているすべてのことを収集・処理し、整理して、レビューするわけだ。それが済んで初めて、「できていないことはすべて把握できているし、その気になったときには実行できる」という確信をもつことができる。(201p) ○あなたの注意のアンテナに引っかかったことに意識を向けていこう。「これは自分にとってどんな意味があるのか」「なぜここにあるのか」「これに関してどんなことが起こってほしいか(求めている結果は何か)」「済んでいないことは何か」これらのすべてについて、それがが完了した状態とはどういう状態かをイメージしなくてはいけない。 現状と望んでいる結果の間にギャップがあることが明らかになったら、こう自問してみよう。「求めている結果をもたらすために、今何をしなければいけないか」「それには何が必要か」。つまり、「次にとるべき行動」を考えるのである。 ★自分なりのGTDの活用を考えてみる。 外で発生したやるべきことを、ノートに書いて埋もれさせてしまうことがあった。そこで1件を1枚のメモ紙に書き、INBOXとしてのクリアファイルに挟んで、机に戻って処理をする(INBOXを空にする)ことにしよう。 処理する先のうち、「いつかやる/多分やる」リスト、「連絡待ち」リスト、カレンダー、「次にとるべき行動」リストはすべてgoogleカレンダーでよい。「資料」フォルダは押し出しファイリングでよい。「プロジェクトリスト」/「プロジェクトの参考資料」が自分にはないことがわかった。だがここで新たな管理対象を増やすと今までの経験から運用できそうにない。「プロジェクトリスト」はgoogleカレンダーのToDo、「プロジェクトの参考資料」は押し出しファイリングのプロジェクトに関するものをまとめてバンドで束ねることにしよう。
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すごくいい内容。よくあるデスク近辺の整理にとどまらず、この方法によれば仕事もプライベートも含めた、生活全般を整理しつくすことができる。 導入するには、ちょっと時間がかかる。導入中は何度も読み返す必要あり。でも、それだけの価値はある。 欲を言えば、もう少し図解がほしい。
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おもに組織の経営者層向けに書かれた、「気になること」や「やるべきこと」などの管理システムの紹介本、なのかな? GTDは手法そのものよりも、一人ひとりがどうカスタマイズするかがキモだと思います。この本で示されたGTDの基本、骨組みを生かして自分に合ったシステムをどう構築できるか。...
おもに組織の経営者層向けに書かれた、「気になること」や「やるべきこと」などの管理システムの紹介本、なのかな? GTDは手法そのものよりも、一人ひとりがどうカスタマイズするかがキモだと思います。この本で示されたGTDの基本、骨組みを生かして自分に合ったシステムをどう構築できるか。そういった応用力がない人は導入するのにかなりの苦労を強いられると、私個人の経験から感じました。 だから結局は、システムなんか無くてもある程度頭の中でパパッと考え実行できる人のほうが、自分の生活に取り入れやすいということになります。
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イレギュラーな仕事が常に分単位で飛び込んでくるマネージャーには有用なGTD。ただし仕事の負荷が能力を超える場合、”プロジェクト”はいつまでたっても手がつかない。
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