最後の恋 の商品レビュー
8人の作家さんがそれぞれに「最後の恋」をテーマに書く短編集。 恐らくどの作家さんの作品も読んだ事が無かったので、きっかけになって良かった。 「キープ」は共感出来そう、と思って読み進めていましたが、ラストは早とちり過ぎるのかなぁと… 「春太の毎日」の春太には癒された〜。
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発売当初も読んだが、久しぶりに再読。恋って、上手く行っても行かなくても、人生に彩りを与える。それは暗かったり、明るかったりするけど、時間が経てばキラキラした思い出になる。
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短編集はあまり読んだことがなかったけど、ちょこちょこ読めてよかった。ぐんっと入って行けるのもあればそうじゃないのもあって自分の好み?が出るのもまたいいなあーって思った。
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図書館の本 読了 目次 春太の毎日 三浦しをん ヒトリシズカ 谷村志穂 海辺食堂の姉妹 阿川佐和子 スケジュール 沢村凜 LAST LOVE 柴田よしき わたしは鏡 松尾由美 キープ 乃南アサ おかえりなさい 角田光代 内容(「BOOK」データベースより) もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。最後の恋、それはつまり、自分史上最高の恋。 初読みの作家さんもいらっしゃるけどやはり今まで読んでいた作家さんのものが読みやすい。 春太のねこ、Last Loveのネコ、動物がいいアクセントの作品多いという印象。 阿川佐和子は小説が初読みだったかな?と思う。 結構シニカルで軽くて重くていいなと思った。
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短編集は好きではないのだが、女性作家の本はあまり読まない方で、気になっている方々の文章をちょこっと読むには適しているなと思い手に取る。 タイトルをみるとド直球の恋愛物かと思うが、そこはさすが一癖も二癖もある著名人、読書感は不思議な感じすらする。 名前は知らなかったが松尾由美氏...
短編集は好きではないのだが、女性作家の本はあまり読まない方で、気になっている方々の文章をちょこっと読むには適しているなと思い手に取る。 タイトルをみるとド直球の恋愛物かと思うが、そこはさすが一癖も二癖もある著名人、読書感は不思議な感じすらする。 名前は知らなかったが松尾由美氏の「わたしは鏡」が面白かったな。 そして角田光代氏の文章の存在感!
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恋愛小説というジャンルではあるが、短編だからか仕掛けに凝った作品が多かった。 三浦しをん『春太の毎日』 谷村志穂『ヒトリシズカ』 松尾由美『わたしは鏡』 展開の意外性という意味では阿川佐和子『海辺食堂の姉妹』もだろうか。 角田光代『おかえりなさい』は主人公の目を通して老婆...
恋愛小説というジャンルではあるが、短編だからか仕掛けに凝った作品が多かった。 三浦しをん『春太の毎日』 谷村志穂『ヒトリシズカ』 松尾由美『わたしは鏡』 展開の意外性という意味では阿川佐和子『海辺食堂の姉妹』もだろうか。 角田光代『おかえりなさい』は主人公の目を通して老婆の恋について語ると共に、最後には見事に主人公自身につながる話になっている。描写の手触りの良さもさることながら展開も素晴らしい。 ポップで可愛らしいもの。冷たく凍りついたもの。微笑ましく優しい気持ちになってしまうもの。ひっそりと心の奥に沈めるもの。 MEN'Sヴァージョンと同じく色々な空気感に触れることができた。
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恋愛小説はあまり読まないのですが、特に女性作家の。 この本もずいぶん前に購入して本棚に入っていたのを見つけて、(;'∀') -作品紹介- もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人...
恋愛小説はあまり読まないのですが、特に女性作家の。 この本もずいぶん前に購入して本棚に入っていたのを見つけて、(;'∀') -作品紹介- もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。最後の恋、それはつまり、自分史上最高の恋。 8人の作家さんそれぞれの色みたいなものがあって、なかなか面白かったです。 柴田よしきさんの「LAST LOVE」のような最後の恋ができる女性が幸せになれるのかもしれないと思う。 または、沢村凛さんの「スケジュール」のような最後の恋を手に入れるくらいの執念があるとか?(^^; 私が一番気に入った作品は、松尾由美さんの「わたしは鏡」です。ちょっとミステリーもあってよかった。長編も読んでみたいなと思います。
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*もはや、少年少女が出会うような、初々しい恋じゃない。変わらない恋心なんてない、そんなのとっくに知っている。だけど…。大人になっても「こんなの初めて」ってあったんだ。すれ違いや別れをくり返してきた彼らだけが知る、「最初で最後」のかけがえのない瞬間たち。8人の作家が描き出す、経験してきたすべての恋を肯定したくなる珠玉のアンソロジー。最後の恋、それはつまり、自分史上最高の恋* お気に入りは、三浦しおん「春太の毎日」と角田光代「おかえりなさい」。犬や老婆の恋が主役と言う異色作ですが、純粋で、真っすぐで、透き通った想いに溢れた素晴らしい作品。その身が現世になくても残る、恋を越えた、あたたかな何か…そんな余韻を堪能できます。
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【最後の恋】というタイトルからドラマチックで胸が締め付けられるような苦しく切ない物語を想像し上げすぎたハードルとのギャップに戸惑う。恋愛経験少なめの主人公達。劇的な恋愛もないが編集者が作ろうとしたイメージは置いておいて純粋に作品を楽しめればクオリティは保たれている。阿川さんの食べ...
【最後の恋】というタイトルからドラマチックで胸が締め付けられるような苦しく切ない物語を想像し上げすぎたハードルとのギャップに戸惑う。恋愛経験少なめの主人公達。劇的な恋愛もないが編集者が作ろうとしたイメージは置いておいて純粋に作品を楽しめればクオリティは保たれている。阿川さんの食べ物エッセイが好きで小説も読んでみたいと思って手にした。ちょっとビミョー。舞台にしたら面白そう。小説としては…しをんさんの変化球作品、途中で答え分かっちゃった。ミステリ仕立ての松尾さんの作品、最後をしめる角田さんの作品は心に残る。
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最後の恋はいつなのか?良いのか悪いのか?色々な作家が同じ題材を切り取って書いているのに、全然違うから面白い。
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