最後の恋 の商品レビュー
2024年12月27日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。昔買った本が思い出せなかったが、これだ!と思った。
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結構好きだった。 特に好きだったのは柴田よしきさんのLAST LOVEかなあ。あとは乃南アサさんのキープも、割と好き。 恋愛って一人でするもんでもないから、ああしようこうしようって思ってもそうはいかない。 しかも他の他者との付き合いに比べてなぜだかものすごく丸裸で、気持ちをたく...
結構好きだった。 特に好きだったのは柴田よしきさんのLAST LOVEかなあ。あとは乃南アサさんのキープも、割と好き。 恋愛って一人でするもんでもないから、ああしようこうしようって思ってもそうはいかない。 しかも他の他者との付き合いに比べてなぜだかものすごく丸裸で、気持ちをたくさん使うから、だんだん薄らぎはしても忘れられないんだよなあ。 忘れたいし前に踏み出したい、って思って生活はしているけど、次の恋愛ができて初めて吹っ切れたって気がする。だから私はまだ吹っ切れてないのかなぁ、いや、そんなことない吹っ切れている、みたいな。 自分でも驚くほど心を砕いてしまう、そんな恋が最高の恋なのかな。知らんけど。
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最後の恋、自分はこの先にあるのか、もう済んでいるのか、それが死ぬ時にならないとわからないから人生はおもしろい。って思えるような生き方をしたい。
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ちょうど自分くらいの年齢が主人公が恋愛したり、結婚を考えたりするお話が複数あって、心をつんと突かれる感じがあった。自分は自分でいいと思ってるけど、やっぱりそういう歳だよなあ…と。「スケジュール」が特に好きだった。
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女性作家の恋愛アンソロジー。それぞれの物語の登場人物に共通する点は「お互いにこの地球上に生きている(いた)」という一点のみ。様々な立場、角度から編み込まれていく『最後の恋』は、果たして最後にして最高のものなのか、それとも──後半の三編がお気に入り。
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初めてのアンソロジー 同じテーマで有名な作家さんが全く違う物語を紡いでいるのが尊かった。 ひとつずつの話が短くて、いつもの本より少し物足りなかったけど、それもアンソロジーらしさなのかな?
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ちまちま読みました。 情熱的だけじゃなくて静かに進む恋とかいろんな恋があって面白かった。最後の話は誰かと考察したくなった!
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8人の作家さんによる最後の恋をテーマにした珠玉のアンソロジー。 短編で「最後の恋」を描くってどんな感じ? と興味本位で手に取った一冊。 「春太の毎日」三浦しをん 「ヒトリシズカ」谷村志穂 「海辺食堂の姉妹」阿川佐和子 「スケジュール」沢村 凛 「LAST LOVE」柴田よしき ...
8人の作家さんによる最後の恋をテーマにした珠玉のアンソロジー。 短編で「最後の恋」を描くってどんな感じ? と興味本位で手に取った一冊。 「春太の毎日」三浦しをん 「ヒトリシズカ」谷村志穂 「海辺食堂の姉妹」阿川佐和子 「スケジュール」沢村 凛 「LAST LOVE」柴田よしき 「わたしは鏡」松尾由美 「キープ」乃南アサ 「おかえりなさい」角田光代 「春太の毎日」は、三浦しをんさんの『きみはポラリス』で読んでいたので2度目だったが、やっぱり可愛らしくて素敵な作品だった。 他に印象的だったのは、松尾由美さんの「わたしは鏡」。割と早い段階で結末が予想が出来てしまったが、なかなか斬新だった。 それと、角田光代さんの「おかえりなさい」はノスタルジックでどこか幻想的な趣がよかった。 『最後の恋』つまり、自分史上最高の恋。 ・・・赤面しそうなタイトルの割に、8人の作家さん其々の個性豊かな作品が楽しめる短編集だった。 個人的にはもっと甘めな内容をイメージ?期待?していたのでちょっと物足りなかったが、これはこれで面白い作品だった。
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8人の作家さんの短編恋愛小説 タイトル通り「最後の恋」がテーマなのだけど、 それぞれに違った趣があった。 三浦しをんさんのは、とても可愛らしい感じだったし、 沢村凛さんのは、なるほどそういう人もいるだろうなぁと、いかにも巷に居そうな人の話で入りやすかったし、 柴田よしきさんのは...
8人の作家さんの短編恋愛小説 タイトル通り「最後の恋」がテーマなのだけど、 それぞれに違った趣があった。 三浦しをんさんのは、とても可愛らしい感じだったし、 沢村凛さんのは、なるほどそういう人もいるだろうなぁと、いかにも巷に居そうな人の話で入りやすかったし、 柴田よしきさんのは、辛さと怒りに満ちた感じだったし、 角田光代さんのは、何というか優しい寂しい気持ちになれる感じだった。 恋愛小説はあまり読まないけど、サクッと読む分には気分転換になるかな。
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部分的に惹かれる導入や展開やコンセプトは所々にありましたが、自分の好みとは合わなかったようです。 感触の異なるさまざまな作家さんの物語に一度に試運転的に触れられる体験として、改めて自分がどんなものを好むのかを知るひとつの材料になりました。 それぞれの事象事物を文字を使って、それ...
部分的に惹かれる導入や展開やコンセプトは所々にありましたが、自分の好みとは合わなかったようです。 感触の異なるさまざまな作家さんの物語に一度に試運転的に触れられる体験として、改めて自分がどんなものを好むのかを知るひとつの材料になりました。 それぞれの事象事物を文字を使って、それぞれの作家さんが、どう表現するのか。 自分の体内を巡る血液から文字を伝って物語りを紡いでいてほしい。 「それ」をその名詞以外で表現する時に、「それ」を見覚えのある置き換えで済ませたり、世界で1人しか居ないその当人の、見てきた感じてきた経験を使って、その上で「それ」を言い当てて欲しい。
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