光 の商品レビュー
本の内容が濃すぎて怖かった、、、(笑) 島での暮らし、津波、、、。 人のこと信用できなくなりそうな気持ちに なる内容だったけど続きが気になって 止まらなくなった!!
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ただただ救いがない。 妻と子を愛していない信之、見栄っ張りで子供に手を出してしまう南海子、男を利用し生きている美花、虐待から抜け出せない輔。 登場人物の誰にも感情移入できなかった。
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重い。三浦しをんさんの別の一面を見てしまったような。津波が島を襲わなかったら、3人の子供達 はどんな生活を送っただろうか。父親に殺されたかも知れないし、島で穏やかに過ごせたかもしれない。人はいつも何かに怯えて生きている。暴力、他人からの評価、昔の消したい思い出。
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読了2009.10.18 波の描写が美しくって苦しいです。 何もかもを浚っていってしまう圧倒的な力が、登場人物たちを捕らえて離さないように感じます。
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暴力には暴力で返すしかないっていう考え方は間違ってる、というのは綺麗事だと思うのは私も歪んでるのかしら。実行するかしないかは別にすれば、人間は本来こんなもんじゃないかと思う。南海子の感情はすごくリアルに感じられた。
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津波によって生き残った3人。信之は美花を守るため罪を犯す。様々な暴力があるんだなと。信之も南海子も輔も相手と想いが通じ合っていないのが辛かった。 「求めたものに求められず、求めてもいないものに求められる」
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タイトル「光」に惹かれて手に取りました。 読んでみたらとても暗い内容でした。 ただ、闇がなければ光もありません。 登場人物がそれぞれの中に、光と闇を抱えているところが良かったです。 心の底から憎まれても、自分の事を四六時中考えていて欲しいという、輔の信之に対する執着は分かるよう...
タイトル「光」に惹かれて手に取りました。 読んでみたらとても暗い内容でした。 ただ、闇がなければ光もありません。 登場人物がそれぞれの中に、光と闇を抱えているところが良かったです。 心の底から憎まれても、自分の事を四六時中考えていて欲しいという、輔の信之に対する執着は分かるような気もします。
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おもしろかった。 救いようのない話。 後半はそれぞれの主観的な話?なのか 最後はよく分からなかった。暴力は帰ってくる?
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三浦しをんは暗い話しを書くのに向いていない。後半は良くなってきたけど、前半はかなりグタグタで読むのが辛かった。暗い話しには内面描写以外にもうちょっと深みが欲しい。
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今年最初に読んだ本。 ・・・なのだけど、年始に読む本じゃないよなぁ・・・。 ちょっと前に「仏果を得ず」を読んだところだったので、「えっ、三浦しをんってこんな本も書くの!?」というのが正直なところ。わるい意味じゃないけど、あまりにも重く、どろどろとした、救いのない話なので、ちょ...
今年最初に読んだ本。 ・・・なのだけど、年始に読む本じゃないよなぁ・・・。 ちょっと前に「仏果を得ず」を読んだところだったので、「えっ、三浦しをんってこんな本も書くの!?」というのが正直なところ。わるい意味じゃないけど、あまりにも重く、どろどろとした、救いのない話なので、ちょっとびっくり。 とはいえ、小説としてはやはりよく書けている。人物描写も深く、的確だ。さすがは三浦しをん。
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