日暮らし(上) の商品レビュー
時代設定を変えると、現代を背景に書くよりも見えてくることが多いことがあるもんだ。 そんな感想を抱きました。 あと、科学は進化したけど、人間は何も変わっとらんなーって思ったよ。
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宮部さんの小説は文句なしに評価は星4つ以上。 この小説もはじめの数ページで 時代背景、登場人物をさらっと書き起こしていて実に入り込みやすい。 そういえば、 回向院の茂七親分も登場してきた。 親分はこの小説では米寿だ。 これからどうなるか? 楽しみだが、 今回は主役じ...
宮部さんの小説は文句なしに評価は星4つ以上。 この小説もはじめの数ページで 時代背景、登場人物をさらっと書き起こしていて実に入り込みやすい。 そういえば、 回向院の茂七親分も登場してきた。 親分はこの小説では米寿だ。 これからどうなるか? 楽しみだが、 今回は主役じゃないから出番はないだろう。 出てきたらレビューに書き込まなくては。 ===>>> 宮部さんの時代劇いいですね!
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「ぼんくら」の登場人物達のその後を描いた話。といっても「ぼんくら」もそうでしたが、語り手が様々で内容もバラエティに富んでいます。凝りに請った鬼の演出、「いくつだった」の弓之助の返しはおおいに笑いました。目次を見たら、えらく変わった構成で先が気になって仕方ないので、早速次巻に手をつ...
「ぼんくら」の登場人物達のその後を描いた話。といっても「ぼんくら」もそうでしたが、語り手が様々で内容もバラエティに富んでいます。凝りに請った鬼の演出、「いくつだった」の弓之助の返しはおおいに笑いました。目次を見たら、えらく変わった構成で先が気になって仕方ないので、早速次巻に手をつけます。
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「ぼんくら」シリーズ続編。 誰が特別大活躍というのでもないが皆が入れ替わり立ち替わっているうちにいろんな事が見えてきたり見えなくなったりする。 そのスタイルが妙にリアル。 あいかわらずちょっとだけ救われない後味の悪さは健在。
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鉄瓶長屋シリーズ「ぼんくら」の続編。 内容的にも前作の謎解きがあるため、これに関しては絶対に順序通り「ぼんくら」から読む方が良い。
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宮部みゆきは「人間」を描くのが上手いですね。 時代ものだと特にそれが良く生きているように思えます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物が魅力的。続編がありそうで楽しみ。 佐吉とお恵の話「嫌いの虫」が一番印象的。 とよ姉の披露宴で、弓之助とおでこが座興を披露し、幻術一座がかつて平四郎がはまった貞州だと気が付く。
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お初と茂七親分と井筒の旦那、絡みすぎて最初はなんだかごっちゃごっちゃだったけど スッキリ解決しそうな予感。 ついでに男前の佐吉が あっちのお話の仁吉、佐助とごっちゃになるよ。。
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初めて宮部作品を読んだ。かなりの長編である。 奇妙な人物が登場したりもする軽快なタッチのなかにも、 人情味ある深川の同心がよく描かれていると思った。 町人たちの暮らしぶり、大店の内情など興味深くかいてある。 どんでん返しの結末が印象的である。
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絡み合う人間関係が結果、主人公たちの求める答えになっていく過程にはらはらする。半村良の「どぶどろ」に影響を受けたという例のあれ。
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