日暮らし(上) の商品レビュー
井筒平四郎と弓之助の掛け合いが微笑ましい。 弓之助とおでこの言葉遣いが美しくって可愛くて溜息ものです。 「子盗り鬼」は女性が活躍していたので小気味良かった☆
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どうなるんだろう・・・次が・・・ どんな展開に・・ あの人は・・・と、一気に読んじゃいました。 下巻がたのしみです。
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女性の登場人物に心が魅かれた。 おとくに葵。 さっぱりとした女性だが、心があったかい。 人情深い女性になりたい。
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- ネタバレ
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ついに葵登場。実は結構いい女だったんだなぁ…と感慨深い。 物語は葵が殺され、息子佐助が犯人だと誤認逮捕されるという、突拍子もないところから始まる。平四郎は東奔西走。 ここまでくると、弓之助とおでこの可愛らしさに読み進めるしかなくなってくる。
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前作「ぼんくら」の続き。 前作では、ほとんど出てこなかったキャラクターに焦点をあてている。 【子取り鬼】に関しては、空想の妖怪より、現実にいる人間の怖さを表現している。実際、現代社会においても、こういう男がいるのだろう。 【嫌いの虫】は、前作で鉄瓶長屋の差配だった佐吉の新婚生...
前作「ぼんくら」の続き。 前作では、ほとんど出てこなかったキャラクターに焦点をあてている。 【子取り鬼】に関しては、空想の妖怪より、現実にいる人間の怖さを表現している。実際、現代社会においても、こういう男がいるのだろう。 【嫌いの虫】は、前作で鉄瓶長屋の差配だった佐吉の新婚生活の話。いつの時代でも夫婦というものは大変です。
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「ぼんくら」で持った葵の嫌なイメージが、大分変わったかなぁ。佐吉と葵がこの後どうなるのか気になる。佐吉はもちろんのこと、葵のためにも再会が良い形で訪れてほしいと思うようになった。
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平四郎と弓之助が出てくる前作はなんだったか。 3冊の上巻だが、3編の短編集のよう。 今後、どのように長編になっていくのか。
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鉄瓶長屋を舞台に、同心・井筒と彼の甥・弓之助が 事件解決に挑む「ぼんくら」の続編。 岡っ引き政五郎の手下おでこが気の病に臥せってしまう「おまんま」、 植木職人・佐吉とお恵夫婦が主人公の「嫌いの虫」、 佐吉の生き別れた母親・葵が隠れ住む家が舞台の「子盗り鬼」、 幸兵衛長屋のお徳に商...
鉄瓶長屋を舞台に、同心・井筒と彼の甥・弓之助が 事件解決に挑む「ぼんくら」の続編。 岡っ引き政五郎の手下おでこが気の病に臥せってしまう「おまんま」、 植木職人・佐吉とお恵夫婦が主人公の「嫌いの虫」、 佐吉の生き別れた母親・葵が隠れ住む家が舞台の「子盗り鬼」、 幸兵衛長屋のお徳に商売敵が現れる「なけなし三昧」の4つの短編を収録。 「ぼんくら」に登場したお馴染みの人物たちが登場します。 今回の短編では、おでこや葵、佐吉夫婦それぞれの心の奥が描かれていて、 彼らのその後の生活や、前作から気になっていた葵の生活に引き込まれました。 相変わらず、弓之助の賢さにも感心します。 今回から新たに登場した人物たちもみんな魅力的で、 これから何が起こるのかと、とにかく先が気になる1冊です。
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正直、懐かしい感じがした。“ぼんくら”を読み終わってからどれくらい経ったろう。 好きなキャラクターが登場する話はゆっくりと進んでいくが、かったるい感じはなく心地よい感じだ。 シリーズ物の良い所かな。
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「ぼんくら」の続き。「ぼんくら」で事件の当事者であった湊屋が今回もぐるぐる絡まっている。どう仕様も無い悪人も出てくるが、皆少しだけ人間味を匂わせていて、人というのは面白いと思った。
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