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日日是好日 の商品レビュー

4.4

701件のお客様レビュー

  1. 5つ

    337

  2. 4つ

    215

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近自分の至らなさに嫌気がさして、もんもんとしていたが、「気が利かなくてもいい。頼りにならない先輩でいい。自分を他人と比べない。私は私のお茶をすればいいのだ。」という言葉で心が晴れた。 毎日なんとなく過ごしているが、沢山の気づきが日々の中にあるということ、人生の本髄のような事を気づかせてくれる私好みの本だった。

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2024/06/03

茶道について、教える立場からではなくあくまで学ぶ側の視点で気づきや葛藤を描いており、また文章もてらわずとても素直な書き方で優しかった。 2024.06.03読了

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2024/05/31

母が茶道をしていたのは知っていた。私も幼い頃袱紗の畳み方を遊び程度に1、2回教わった記憶があった。でも興味は持てず数十年。なんとなくこれを読んでスっと心に入ってきた。 茶道の良さがやっと少しわかった。自分に足りないのはこういうものなのかもしれないとも思った。 何度も積み重ねて習得...

母が茶道をしていたのは知っていた。私も幼い頃袱紗の畳み方を遊び程度に1、2回教わった記憶があった。でも興味は持てず数十年。なんとなくこれを読んでスっと心に入ってきた。 茶道の良さがやっと少しわかった。自分に足りないのはこういうものなのかもしれないとも思った。 何度も積み重ねて習得していくことで得られるものがあると信じて、茶道を始めました。 気づけば知らないうちに少しずつ、別の事から素敵な先生と出会えて、周りに茶道をしているお友達が何人もいて。 本から始まった素晴らしい出会いに感謝しています。大切な本になりました。

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2024/05/27

お茶をしてみたくなったのはもちろん 哲学書も読みたくなった。 今という瞬間は二度とないのは 頭ではわかっているけれど… 実際にはやっぱり後回しにしちゃうんだな…

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2024/05/22

思いつきから茶道を初めた筆者。茶道に対して世間が思うイメージについて、実体験を元に等身大で答えてくれる。いや、答えが出ない、ということを答えてくれたという方が正しいか。茶道への向き合い方だけでなく、日常生活に置いても参考になる気づきがたくさんあった。

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2024/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画が良かったので原作も読んでみたくなって本書を手に取った。 映像がない分、想像が自由に広がる。本は自分のペースで進めることができるから、自分の琴線に触れた部分で立ち止まり、それらをつなげていくと自分の心境に重なっていった。メッセージの切り取り方はひとそれぞれだろうが、自分が切り取ったメッセージは「人と比べず、自分のペースで細く長く続けていく」こと。 「その間に、自分でも気づかないうちに、一滴一滴、コップに水が溜まっていたのだ。コップがいっぱいになるまでは、なんの変化も起こらない。やがていっぱいになって、表面張力で盛り上がった水面に、ある日ある時、均衡をやぶる一滴が落ちる。そのとたん、一気に水がコップの縁を流れ落ちたのだ。」 この一節にとても励まされた。 それは「その人の時を待っている」。

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2024/05/19

お茶を通じて日々と出合いを大切にしたくなる一冊 『お茶』はすぐにはわからないもの 本当に知るには、時間がかかる

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2024/05/18

お茶を通して普段見えている世界が変わるのは、とっても素敵でした。 茶器や掛け軸や和菓子や茶花、初めて知ることが多く、読むのが楽しかった! とくに茶花は名前を聞いたことがないお花ばかりで、とてもおもしろかった!!

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2024/05/10

20240510 とても良かった。 映画は4年くらい前に見ていて、そっちもすごく心地よくて気に入っていたのに、なぜなかなか原作を読まなかったかというと、タイトルから自己啓発っぽい本のような気がしていたから…。 春になって、緑が輝き出した頃、なんとなく敬遠していたのに不意に読んでみ...

20240510 とても良かった。 映画は4年くらい前に見ていて、そっちもすごく心地よくて気に入っていたのに、なぜなかなか原作を読まなかったかというと、タイトルから自己啓発っぽい本のような気がしていたから…。 春になって、緑が輝き出した頃、なんとなく敬遠していたのに不意に読んでみようと思い一気に読了。 衝撃だった。こういう本で、こんな衝撃初めてだった。それはドーーン!という雷に打たれた衝撃ではなく、すーっと心が満たされ、時にふるえ、なんとも心地よい時間。本でこんな気持ちになれるんだという衝撃。この気持ちをぐーっと噛みしめることの出来るしあわせ。 解説にもあったけど、森下さんの紡ぐ言葉にも心つかまれた。なんでもないといったら失礼かも知れないけれど、凝った表現というわけでもないのに、ふっと目頭が熱くなる。自分にまっすぐ入ってくる森下さんの言葉たち。にほんごっていいなと思う。この本の心地よさを表す言葉を私は知らない…。悔しい。 お茶のことなど何も知らない私でも心の真ん中ストレート!響きました。お茶の指南書でも自己啓でもないので、迷われてる方是非読んでみてください。

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2024/05/04

お茶の本ではなくて、もっと大きな、暮らしや人生の本。 今この一瞬を五感で感じ大切にしながら生きること。 私はただ、いるということだけで、百パーセントを満たしていた。 そんな風に感じる瞬間を体感したくて、お茶を習いたいと思った。

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