シャングリ・ラ(上) の商品レビュー

池上永一【著】

2011/05/04

場面が
「森林化した東京」というのは

独特の世界観だなー、と思った。

登場人物の設定も少し変わってて
楽しんで読むことができた。

2011/04/03

「シャングリ・ラ」池上永一
サイバーアマゾンSF。深緑。

炭素型経済の先見性？とサイバネティクスの近未来観をうまく融合させてて、なかなか！
森に侵された世界のアイデアはオールディスや椎名誠を彷彿とさせますが、退廃的ではなくむしろ溌剌としたレジスタンス精神は、アニメ的！って感じ。

文庫上巻の後半までだったら間違いなく４＋の完成度高いSFだったのに、途中から目に見えて「やっつけ」なストーリーテリングになっていて、、題材と構想は盛り沢山で面白かっただけにガッカリでした。
連載に追われてしまったのかなあ。

『テンペスト』はブックオフとかで見つけて読みます。(3)

2011/03/03

CO2削減が至上命題の近未来における東京。地上は森林に蝕まれ都市機能は超高層建造物アトラスへ移行するが移住できない難民を生み地上には反政府ゲリラが組織される。・・・っていう素材はとても面白いんだけど、描写が薄っぺらくて飛ばし読みしちゃってます。

2011/01/24

テンペストは劇画調だったが、こちらはアニメ調SF。
実際、アニメ化もされている。
地球温暖化に的を絞り、炭素排出権を為替取引にように設定した独特の世界観が見事だ。
また、登場人物も一癖も二癖もあり魅力的。
より積極的にラノベを意識して書いたものだと思うが、そこは池上永一であるので、その筆力は確か。
アニメも良く出来ていたが、やはり小説には及ばない。
テンペストより若い人に支持されるのでは？

2010/11/18

面白い設定だと思って買ったけど、読み進めるにつれ
どんどんムチャクチャになっていき展開についていけなかった・・・。
あの下巻も含め読み終えるのに苦労した。
あの世界観に違和感なく読める人には面白いのかもしれない。

2015/05/11

　東京が大地震に襲われ壊滅的ダメージを追った後の近未来小説だ。地球温暖化が深刻で世界各国が二酸化炭素の削減に乗り出す。東京では一部の特権市民が天空に巨大な人工地盤を築き優雅な生活をしている。一方、地上で生活をする難民は疫病の蔓延に苦しめられるのだった。

　炭素経済に移行することで、核戦争による世界の終焉は前世紀の幻になるのだが、反面、炭素指数の上昇に一喜一憂することになる新たな弊害もうまれる。二酸化炭素排出量の削減に成功した先進国の日本は明るい未来が開けているような様子に見える。下巻でいよいよ人工地盤であるアトラスに地上の政府反乱軍が宣戦布告をするのだった。

　アニメで放映された小説だ。平行してアニメも観てはいるが、ブレイクしなかった理由がなんなのか。ストーリー性は十分にあるし、近未来のテクノロジーについても興味を引かれる。答えは下巻を読み終えたあとはっきりするだろう。

2010/11/07

地球温暖化が進み、二酸化炭素を排出する活動にことごとく「炭素税」が掛けられる国際社会。東京は町を森林化し、街は巨大な階層構造の人口基盤・アトラスに移設されるが、一部の特権階級しか移住を許されず、森に飲み込まれながら地上で生きる人とアトラスにすむ人々とで摩擦が生まれて…という、ありえなくもない世界観が面白い。
個性豊かなキャラクタ達も楽しい。
私のお気に入りはモモ子さんです。
下巻も楽しみ。

2010/10/29

初めはおもしろいな～と思って読んでた・・・

が，そのうち，ムチャクチャになっていき・・・

最終的には・・・

しょうむなくてビックリした！！

すぐ死ぬ奴，全然死なない奴

なんだこれww

ガマンして上下とも読んだ

2010/10/03

炭素経済の仕組みを理解するのが難しかった。アニメ化したら面白そうだと思っていたら、子供から「もう放送されたよ」と指摘。TSUTAYAに探しに行ったが置いていなかった。残念。

2010/09/24

池川さんの作品は初めて読みました。
世界観はすごく好き！だけど展開がゴーインっていうか、、趣味でなかったです。