シャングリ・ラ(上) の商品レビュー

池上永一【著】

2010/08/22

舞台は温暖化の末、東京を森林化した日本。
急速な森林化が生んだ負の世界と居住区を空に求め建設されたアトラスの世界。人々はアトラスランクというもので支配されている。
炭素経済が発展した中でアトラスを掌握する政府軍とゲリラの闘争は止まない。
しかしアトラスには本当の目的があったのだ。

アトラスランクトリプルＡの意味とはー
結構楽しめましたが、フィクションなのをお忘れなくｗ

2010/08/18

上下巻読了。ごちゃごちゃな世界だった。未来の話で炭素が中心に経済が回っててハイテクノロジーなのに、霊感とか非科学的なもので解決しようとする。
お母さん役のニューハーフのモモコさんや、小夜子。キャラクターが強烈。ちょっと漫画っぽい感じの雰囲気。
経済の話かと思いきや、ファンタジーでびっくりした。不思議な世界観。
めちゃくちゃでちょっと描写がうわっと思うところもあったけど、それでも面白かった。次のウイグル自治区での話とか作って、決着つけてほしいかも。
地球の自然はたくましい。変化は徐々にしないとなーと思った。

2010/06/29

こういうリーダビリティの強烈な作品を読みたくなるときってあります。そして読んでる最中は「ああ、読書ってやっぱりサイコー」とか思ったりする。トンデモ系といえばトンデモ系ですが、それなりに筋が通っていてわかりやすいのがすごい。

2010/06/15

池上永一の『テンペスト』が読みたいな～と言ったら、知人が「おもしろいよ」と紹介してくれた本。
これから読むのが楽しみ。

2010/05/22

池上永一の中で初めて読んだ本。賛否両論分かれる内容だと思うが、わたしは大いに楽しめた。彼には独特の疾走感・爆発力があると思う。

2010/05/02

言うほど面白くはなかった。けどいろんな細かいところまでしっかり描かれているところ。この人のクセ（？）なのか各作品の最後のほうにはかなり超常現象が起こる。ワンダーな方向に逃げているとも取れなくもないけど、それもまた面白い。

2010/04/27

想像を超えた展開！

登場人物それぞれ光ってます。

ところどころ、かなりグロい描写が～

蟲嫌いの人は注意!!

日本神話とかギリシャ神話とか知ってると
さらに楽しめるのかな。

2010/04/24

アニメか漫画を小説にしたのか、と思うほどやたら濃いキャラクターや必殺技や能力やその他諸々メタ要素オンパレード。

環境を訴えてるのか政治を訴えてるのか、そもそもそんなこと考えちゃいないのかが分からない。
哲学じみたものも織り交ぜているみたいだが、他の部分が灰汁になりすぎて読み手に伝わるのだろうか。

2010/06/23

未来の東京を描いた作品。環境を大切にしないとわけのわからない世界になってしまうというメッセージか。キャラが立っている登場人物が多く、特にニューハーフ（モモコ）は大活躍する。モモコ「絆には圏外も話中もないのよ」小夜子「私は地獄からも天国からも嫌われているから不死身なのよ」といったように上手い台詞が所々に見られた。

2010/04/19

2008年11月21日に読み終わった本
http://hydrocul.seesaa.net/article/110098622.html