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アイスクリン強し の商品レビュー

3.2

237件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    99

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    5

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2026/03/16

明治維新から二十年。大日本帝国憲法発布 や国会開設を控え、日本は混乱の時代を抜け出し、近代国家建設へと大きく歩み始めていた。 そのころ東京・築地の外国人居留地の近くに、西洋菓子屋「風琴屋」を開いた男がいた。皆川真次郎である。 士族であった両親を早くに失い、孤児となった真次郎は...

明治維新から二十年。大日本帝国憲法発布 や国会開設を控え、日本は混乱の時代を抜け出し、近代国家建設へと大きく歩み始めていた。 そのころ東京・築地の外国人居留地の近くに、西洋菓子屋「風琴屋」を開いた男がいた。皆川真次郎である。 士族であった両親を早くに失い、孤児となった真次郎は、築地の居留地に住む外国人の家で下働きをしながら生計を立ててきた。その中で外国語を覚え、さらに独学で製菓技術を身につけ、西洋菓子職人として身を立てることになるのである。 もう一人の重要な登場人物が長瀬健吾である。若様組の頭であり、もとは旗本二千石の若殿様。世が世であれば悠々自適の身分であったはずだが、時は明治。武士の世は終わり、今では巡査として糊口をしのいでいる。

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2025/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しゃばけシリーズと比べてしまうと少し面白味には欠けてしまうけど面白いと思う(笑)真次郎、長瀬、園山と良いキャラクターが揃って入るけど物語がもう少しひねりが欲しかったかな。謎解き部分が小粒な感じがしてしまうので恋愛の要素とか少し増やしてみても良かったかも。シリーズにしてもっと読んでみたいな~(笑)

Posted byブクログ

2025/10/10

「チヨコレイト甘し」 狙われていたのは。 これだけ絶望的状況からギリギリまで粘ったとはいえ、相手が求めているレベルのものを作れるのは凄いことだろう。 「シユウクリーム危うし」 泥棒に入られたが。 盗まれたものがないのはよかったが、そう何度もやってきて見つけられないのならば諦める...

「チヨコレイト甘し」 狙われていたのは。 これだけ絶望的状況からギリギリまで粘ったとはいえ、相手が求めているレベルのものを作れるのは凄いことだろう。 「シユウクリーム危うし」 泥棒に入られたが。 盗まれたものがないのはよかったが、そう何度もやってきて見つけられないのならば諦めるのも一つの手ではないか。 「アイスクリン強し」 突然打たれたわけ。 こんな風に書かれていたら手を上げたくなるだろうが、まずは相手の言い分もちゃんと聞いてから動くべきだろうに。 「ゼリケーキ儚し」 見合いの席で一言。 死しか待っていないと思っている病人からしてみれば、助けの手だとしても薬でなければ疑って暴動を起こすだろう。 「ワッフルス熱し」 勘違いしたままで。 自分が間違えたことをしたと気づいた時点で止めておけば、余計なことにならず謝罪だけで済んだかもしれないのに。

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2022/08/27

時は明治23年、東京。 外国人居留地で孤児として育った西洋菓子屋の真次郎と、世が世なら士族の「若様」であった警察官の長瀬、園山、福田たち数名のもとに、謎の手紙が届く。 差出人不明のその手紙を不思議に思いつつ、「寂しがりでお人好し」の真次郎、曲者揃いの「若様組」の面々は、東京で次々...

時は明治23年、東京。 外国人居留地で孤児として育った西洋菓子屋の真次郎と、世が世なら士族の「若様」であった警察官の長瀬、園山、福田たち数名のもとに、謎の手紙が届く。 差出人不明のその手紙を不思議に思いつつ、「寂しがりでお人好し」の真次郎、曲者揃いの「若様組」の面々は、東京で次々起こるトラブルに巻き込まれる日々。 そこに幼なじみで成金令嬢の沙羅も加わり、皆(特に真次郎)、事件解決に、お菓子作りにと大忙し。 表題作の「アイスクリン強し」は、ちょっとひねったタイトルに「なるほど」と唸らされ、コレラ流行を扱った「ゼリーケーキ儚し」の、流行病とインフォデミック問題は今の世を思わせる。 沙羅と真次郎の淡い恋心も、物語に彩りを添える。子どものような純真さと、商人の娘としての強かさをあわせ持つヒロイン・沙羅が可愛い。 真次郎が作るお菓子を、私も食べてみたいと思った。

Posted byブクログ

2020/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「誰が『寂しがり屋でお人好し』だ!」 スイーツ文明開花の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。そこには今日もまた、甘い菓子目当てに若い元幕臣の警官達がやってくる。 タイトルの「アイスクリン強し」に期待していたけどこのエピソードが表題になるのは次巻を読めば納得いくのだろうか?一番時代背景を感じる話ではありそうだけども……あと語感がとても良い。口に出して読みたいタイトル。 江戸から移り変わった明治の世を苦心しつつ明るく楽しげに生きていくキャラクターがとても魅力的だった。明治は明治!江戸は江戸!という話を読むことが多いけれども、『江戸から維新後の明治』という時代がその時生きることの複雑さがあってとても面白かった。時代が切り替わっているんだよなぁと改めて思った。長瀬は明るい曲者だし、真次郎は真面目な曲者だしでキャラクターがしっかりしていてストーリーは分かりやすくてとても読みやすい。園山さんの暴れっぷりをもっと見たかった…けど無言で暴れる人なのか?

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2018/10/08

70:「しゃばけ」シリーズはちょっと合わなかったのですが、ダ・ヴィンチとかでも評判が良かったので借りてみました。歴史+ほんのりミステリ+キャラもの、という基本路線は「しゃばけ」と同じで、もうちょっと濃い味付けで! と思ったのも「しゃばけ」と同じでした。ミナも長瀬も沙羅もおいしいキ...

70:「しゃばけ」シリーズはちょっと合わなかったのですが、ダ・ヴィンチとかでも評判が良かったので借りてみました。歴史+ほんのりミステリ+キャラもの、という基本路線は「しゃばけ」と同じで、もうちょっと濃い味付けで! と思ったのも「しゃばけ」と同じでした。ミナも長瀬も沙羅もおいしいキャラクタなのに、何だかもったいないなあ……。園山さんとか絶対外れないと思うんだけど。個人的にはもどかしく思うのですが、美味しそうなおやつ描写にはぐいぐい引き込まれた食いしん坊は私です。

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2018/01/03

"明治23年 菓子屋と成金の娘、それと巡査 時代背景やお菓子関連なのがツボ 恋の行方も気になる終わり方

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2017/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

友達にお勧めして貰った本。 江戸から明治に変わり20年経った世の中。 移り変わりの生活が読めて相変わらず楽しい。 短編5話。 「チヨコレイト甘し」 真太郎と沙羅が乗った電車を、追っ手に追われ逃げる小弥太が追いかける。沙羅に焚きつけられ助けたものの、巡査の長瀬に匿うよう言われてしまい… どうしても、一人が割をくう状況というのが苦手で、幼馴染の沙羅・長瀬2人とも主人公の事を「寂しがり屋でお人好し」と表現するのもモヤモヤしてしまう。 小弥太も自分のせいで迷惑かけているのに、勝手に材料つかったりと奔放で好きになれない… 「シユウクリーム危うし」 人探しのため貧民窟へとやってきた長瀬と、それに付き合う真太郎。その地の親分の手を借りるため、シュークリームを褒美とする。 すぐに探し人は見つかったが、泥棒が入るという話を聞き… 「アイスクリン強し」 新聞にないことないこと書かれた真太郎と、若様組について書かれた長瀬が新聞社に乗り込む。 匿名の手紙から記事を作ったと聞き、その手紙について調べることに。 「ゼリケーキ儚し」 警視庁に睨まれ若さま組の面々は流行り病コレラの発生地へと駆り出される。長瀬はそんな友を救うため、任せられた人探しを行う。 真太郎は新聞記者を頼り、コレラに効くものはないかと尋ねる。その頃、沙羅は父親に進められた見合いに嫌々参加して… 「ワッフル熱し」 序盤で出てきた謎の手紙について、若さま組の面々が動き出す。しかし真太郎は、手紙などそっちのけで沙羅の誕生日プレゼントに頭を悩ませる。 その頃、一人にすると危ない~が何やら騒ぎ立てる壮士と連れだっているのを見かけ、慌てて後を追う…

Posted byブクログ

2017/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チヨコレイトなど西洋菓子が次々お目見え。築地の居留地で孤児として育った皆川真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。今日もまた、甘いお菓子目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってきて、あれやこれやの騒動が……。キュートな文明開化(スイーツ)物語。 【感想】

Posted byブクログ

2017/04/19

スイーツ文明開化は酸いも甘いも運んでくる。 西洋菓子屋を起こした皆川真次郎が、愉快な仲間・元幕臣「若様組」の警官達と日々起こる数々の騒動に大奮闘。 スイーツに拠せて描く文明開化・明治の青春。

Posted byブクログ