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ママの狙撃銃 の商品レビュー

3.5

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2011/04/26

星5つつけたかったけど、結末がなんだかなで4つ。じゃあどうゆう終わり方が良いのかと考えるとわからないけど。人を殺すというテーマの重さがそうさせているんだろうと思う。テンポとバランスの良さで楽しく読める展開はさすが。

Posted byブクログ

2011/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 作者得意のハードボイルド。どこにでもいる普通の主婦が実は・・・というありがちなストーリーながら主人公の設定がしっかりしており面白かった。最後にいくつかの伏線がパズルのように一枚の絵にまとまるのはお見事。ハッピーエンドだろうと予想しつつも最後の方は少しハラハラさせられた。逆にバッドエンドだったらすごく後味の悪い作品になっただろうが。

Posted byブクログ

2011/02/19

「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だ...

「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て…。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった?。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。荻原浩の新たな地平。“読み出したら止まらない”サスペンス・ハードボイルド。

Posted byブクログ

2011/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初は淡々と話が進む感じ。 ターゲットを撃ってからがこの物語の本番だと思う。 いじめっ子に向けて銃で脅して啖呵を切るシーンはスカッとしました。 『神様から一言』にもあったけど、そういう痛快に悪を叩いてスカッとさせる演出は荻原浩の魅力だと思う。

Posted byブクログ

2010/12/30

41歳の主婦が主人公。 頼りない亭主と、 中学生の娘と 幼稚園の息子を持つ2児の母親 だけど、「殺し屋」の仕事をすることに。 この作者ならではの設定とテンポ。 素直に楽しい☆

Posted byブクログ

2010/11/29

主婦としての暮らしと、再び足を踏み入れた暗殺の世界を行き来する曜子の緊張感の緩急の差がうまく描かれいて、とても入り込みやすかった。 するすると読める。 オチもどんでん返し!というほどのぶっ飛んだものではありませんでしたが、いい感じにまとまったように思えます。 物語を追う中でかな...

主婦としての暮らしと、再び足を踏み入れた暗殺の世界を行き来する曜子の緊張感の緩急の差がうまく描かれいて、とても入り込みやすかった。 するすると読める。 オチもどんでん返し!というほどのぶっ飛んだものではありませんでしたが、いい感じにまとまったように思えます。 物語を追う中でかなり曜子に感情移入してしまったようで、そんなまとまった感のあるエンディングでも、最後には涙を禁じえませんでした。

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2010/11/06

荻原浩作品は当たり外れがある気がする! とりあえずコレはめっちゃ好きだった! 「ママ」の設定がまず面白くて 彼女の幼少時代の話から ひきこまれていって 最後どんな展開が?って思ったら ・・・ぃゃー面白かった! 途中でスカっとするとこもあったし ある意味先が見えない良い話だった!

Posted byブクログ

2010/10/02

<poka> 主婦がスナイパー? ちょっと突飛過ぎるような…。 さわなかな幕切れだけど、物足りなさも。 <だいこんまる> うーん、もうひとひねり欲しかったですぅ。

Posted byブクログ

2010/09/28

すごく現実味のある現在と、非現実的な過去の話が織り交ぜられていて 一気に読んでしまいました。 面白かったです。 寂しい結果になってしまうんじゃないかと予想しつつ読んだのですが、 あたしとしては満足な終わり方でした。

Posted byブクログ

2010/06/20

エンターテイメント性の強い小説に分類されるんだろうが、それにしちゃ半端で。 ふつーの主婦がアサシン、ていう。で、久々に人を殺す。そんだけなら如何様にやっても面白いんだけど、この話にはプラスアルファの要素が多すぎる。 例えば,日本語が出来ないために社会的弱者として苦しみパッとし...

エンターテイメント性の強い小説に分類されるんだろうが、それにしちゃ半端で。 ふつーの主婦がアサシン、ていう。で、久々に人を殺す。そんだけなら如何様にやっても面白いんだけど、この話にはプラスアルファの要素が多すぎる。 例えば,日本語が出来ないために社会的弱者として苦しみパッとしない旦那と結婚して安住を得た、とか、やたら現実的な在日外国人としての曜子。殺した相手の幻覚と一緒に生活していくうちにそれが日常になっちゃうとかいう、精神的に追い詰められていく姿。 この話の『普通』のエンターテイメント性が損なわれていって、ラストなんかほとんどホラーですよ。何がしたい話なんだか。 この背景この展開なら曜子の一人称を抑制してもっとハードボイルドに描いてあげないと可哀想。

Posted byブクログ