つみきのいえ の商品レビュー

加藤久仁生【絵】,平田研也【文】

2010/10/18

水の中に埋まってしまった昔の家と共に過去を振り返る
そんなおはなしです

「水の中に埋まってしまった家」というのは現実的ではないにせよ
年を経て、必ず過去を振り返る時がきます

振り返った時に、自分の中に何が残っているのか
その残ったモノや想いに何を見いだすのか

主人公のおじいさんは何を感じて何を見つめたのでしょう

私もこうして昔を振り返り、昔のことに想いを馳せるときがあるでしょう

沢山の想いを抱えて生きていけるように
今一瞬一瞬を正直な気持ちと共に過ごしていきたいと思いました

大人も子どももそれぞれが楽しめる素敵な絵本です
何度も読んでその時々の気持ちに添ってくれるおはなしです

2010/09/08

思い出は本当に生きる力になるんだと実感する絵本。会いたいときには会えないし、楽しい時間はもう戻らないけど、こんな悲しいならない方が良かったなんて思わない。今の自分はこれまで過ごしてきた時間でできている。

2010/09/04

おばあさんとの昔の生活を思い出しながらも、今の生活に続けていくおじいさん。ちかくのおじいさんとのチェスの話や、自分で料理する話など、地味な生活感を見せながら、昔話に浸って…でも最後には前向きなおじいさんの笑顔を見ることの出来る、起承転結があって、人への想いを身近に感じることの出来る良い本です。

2010/08/31

優しい色づかいの絵と、少し心温まるお話が最高です。

やっぱり、人間、過去を振り返ることほど温かさを感じるものはないかもなぁ。

2010/07/25

普通の生活の中で、ある日ふと昔のアルバムを見始めると
走馬灯のようにどんどんいろいろなことが思い出されてくるということは
よくあることだけど、思い出すキッカケがアルバムではなく、海の下に
沈んでしまった家だったという発想がなかなかおもしろいし、ちょっと
泣けてきそうな感じもある。

2010/07/13

だんだん海面が上がってくる場所でひとり暮らしているおじいさん。
海面で家が沈む前に、家の上に新しい家を作っていきます。
おじいさんはどうしてこの場所を離れないのでしょうか？

2010/06/18

図書室でなんとなく手に取った。
読み終わって、読み返して、ふーんと思いながら眺めて、気づいたら
なんかちょっと泣いていた。
ここ学校だった…と気づいて早急に走り去る。家だったらもっと存分に泣いてたと思います。
アニメのほうも見てみたい。

2010/06/05

とにかく絵が素敵！！！

おはなしも、キュン☆

ですっ＠

ア二メーションはほんとに感動するらしい。

まだみてないのでそれもみなきゃなー☆

writted by ごじゃるde142(@gojarude142)

2010/05/29

おじいさんが思い出を大事にしている、
心あたたまる、でもちょっとせつないストーリーで、読みながらなんだか涙が出てきました。
こんな風に思い出を作って、大事にしていけたらいいなぁ。

2010/05/23

あったかでやさしい絵柄に引きこまれて過去へとさかのぼる。
老人の忘れていたあったかな人生を思い出させてくれる素敵な絵本。
いろいろな思い出にささえられてこれからもここで生きていく。
春になるタンポポが咲いた。
じんわりと胸にしみこんでくるものがありました。