『アリス・ミラー城』殺人事件 の商品レビュー
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お勧め度:☆6個(満点10個)。読み終えて一瞬、??となる作品。10人が11人なんて誰も思いつかないし、典型的な叙述トリックにはめられた気がする。そういえば、10人もの登場人物のリストが無かったのもうなずける。でも、「そして誰もいなくなった」的な展開はありふれているし、それほど難しくはないだろうと思ったのが間違いだった。密室トリックも多々でてくるし・・。最後の謎解きもちょっと雑だし・・。まあ、とにかく一度読んだだけでは、なかなか理解できないだろう。私もネットでネタバレ見てわかったし。
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うーん…随所でちょい出ししてあるけど、フェアかアンフェアかといったら、私はアンフェア。 いや、この叙述からは無理でしょ。あとから読み返しても、ストンと納得いかない。 アリスだけに、煙に巻かれた感じ。
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不思議の国のアリスの内容をもっと詳しく知ってたらもう少し楽しめたんだろうか? いまいちどのキャラクターにも愛着が持てず、話に入り込めなかった。 が、やはり叙述トリック。 読み終わってからまたパラパラと読み返してしまったのが悔しい!
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容疑者の中に「アリス」が挙がらなかったのがおかしいとか、突き詰めると矛盾点はあるが、小説でしか実現できないこの真相がこれまでになく新しくて、かなり好きだった。
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退屈させないよう配置されたどこかテンプレートな登場人物。ある種のキャラ萌えとそこから生じるストーリー、そしてどこまでも騙そうとしてくるミステリパート。作者の見事な手法が見れた。あと犯人の動機は美しく歪な世界観をかっちりと嵌める機能も持っており私は好きです。
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犯人の名前が明かされた時、ん?だれこの人?ってなってしまいました。犯人が分かった上で読み直すと、確かにいました。あの書き方は騙されます。これがわかると途中変な言い方(書き方)だなーと思った部分が解消されました。中盤はパニックホラーかと思うような展開で心理的に揺さぶられ、物理トリッ...
犯人の名前が明かされた時、ん?だれこの人?ってなってしまいました。犯人が分かった上で読み直すと、確かにいました。あの書き方は騙されます。これがわかると途中変な言い方(書き方)だなーと思った部分が解消されました。中盤はパニックホラーかと思うような展開で心理的に揺さぶられ、物理トリックに頭を使い…忙しいけど面白かったです。 ただ、どうも犯行動機が突飛すぎてスッキリしなかったのが正直なところです。 解説サイトがいくつかある様なので、サイト読んでからもう一度読んでみようと思います。
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こういう仕掛けの作品は、 大抵読みながら違和感を感じて、 ネタバラシで「なるほど」と すっきりするもんだが、 描写が少な過ぎて 序盤に感じた違和感を 読み終える頃には覚えてない。 読み返してみると ああここに違和感あったな、 という程度。 読後の満足度は高くなかった。 物語自体は...
こういう仕掛けの作品は、 大抵読みながら違和感を感じて、 ネタバラシで「なるほど」と すっきりするもんだが、 描写が少な過ぎて 序盤に感じた違和感を 読み終える頃には覚えてない。 読み返してみると ああここに違和感あったな、 という程度。 読後の満足度は高くなかった。 物語自体はラノベ風だが 独特の雰囲気があって良かった。 しかしこの大殺戮の動機があれでは。
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読み終わっても意味がわからなくて解説を探したら、同じように読後解説を探したって人だらけで笑った(笑) オチはともかくとして、キャラ立ちしてる探偵たちやトリックはなかなか面白い。入瀬や无多のやり取りはミステリじゃなくて世紀末に生き残った二人かなって感じのラブストーリー演じてるし。 主人公かと思った鷲羽は最初に殺されるし。 解説読んでてすげぇって思ったのは登場人物の名前 https://note.mu/tanato/n/n8f0ea9f85b87 不思議の国と鏡の国からきてるの全然気付かなかった。 全体的に色々納得できない部分も多いけど、作中に話題にちょいちょい登場するミステリを知ってるとニヤリとする部分もあって楽しいかもしれない。
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