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君主論(文庫版) の商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2012/10/20

当時のマキャベリの時代背景が良く分かる。 君主論そのものの内容より、こちらのほうが私にとっては興味深かった。 大国にはさまれて立場をはっきりできず顔色をうかがうだけの小国。 どっかで聞いたような国ですな。

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2012/06/20

リーダーとはいかにあるべきかをマンガで解説。君主論が出来るまでの間にチェザーレがマキャベリに影響を与えていたというのを知りました。

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2012/06/05

君主論自体ではなく、マキャベリが君主論を執筆するに至った経緯が描かれている。 オリジナルの君主論を読んで見たくなる。 まんがで読破シリーズの中で、特にお気に入り。

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2017/08/15

 西洋の歴史は良く知らないし、マキャベリのことも良く知らないし、チェーザレ・ボルジアのことも良く知らない。でも今月からWOWWOWでボルジア家のドラマが始まるので、予習として読んでみた。    読んでみたけど、マンガなので良く分からなかった。    結局は塩野七生の『チェーザレ・...

 西洋の歴史は良く知らないし、マキャベリのことも良く知らないし、チェーザレ・ボルジアのことも良く知らない。でも今月からWOWWOWでボルジア家のドラマが始まるので、予習として読んでみた。    読んでみたけど、マンガなので良く分からなかった。    結局は塩野七生の『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を読んだ。  これを読んだ後に読み返してみると、うまくまとめられているマンガということがわかった。  このマンガ『君主論』を読んで、チェーザレのようなリーダーになろうと考える人がもし自分の周りにいたら、やめとけ、と助言したい。

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2012/02/05

知人にお薦めしてもらって、まんがで読破シリーズを初めて読んでみました。「君主論」の内容自体は数ページのみで、マキャヴェリが「君主論」を書くに至った背景に8割程度割いていますが、その方が読者にはよりよく記憶されると思います。「君主論」が長いこと日の目を浴びていなかったというのは意外...

知人にお薦めしてもらって、まんがで読破シリーズを初めて読んでみました。「君主論」の内容自体は数ページのみで、マキャヴェリが「君主論」を書くに至った背景に8割程度割いていますが、その方が読者にはよりよく記憶されると思います。「君主論」が長いこと日の目を浴びていなかったというのは意外でした。文章(台詞)には引っかかるところが多いですが、分かりやすく良い本だと思います。

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2012/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

君主論って想像してたのとちがった。もっと権謀術数のことが書いてあるのかとおもったけど。。。。当時のイタリアの現状に即した提案書だよね。

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2011/10/26

友達から借りて1年、かりぱく状態なので返さねばと思い再読。君主論はグロービスの「変革のリーダーシップ」の指定図書。これはその君主論のマンガ版。マンガ版だけど重要なエッセンスはしっかり押さええいる(と思う)。君主論からの学びは、本物のリーダーを目指すなら、人気取りのリーダーではダメ...

友達から借りて1年、かりぱく状態なので返さねばと思い再読。君主論はグロービスの「変革のリーダーシップ」の指定図書。これはその君主論のマンガ版。マンガ版だけど重要なエッセンスはしっかり押さええいる(と思う)。君主論からの学びは、本物のリーダーを目指すなら、人気取りのリーダーではダメで、信頼されると同時に人々から恐れられなけれる存在でなければならないということ。恐れられるといっても暴力とかではなく、間違ったことをすれば許されない、という正義に基づく恐怖だ。自分の上司はとってもハートフルだが、間違ったことは許さないという厳しさもある。僕も上司のように「正面の理、側面の情、背面の恐怖」を上手く使い分けられる人物になろうと思う。

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2011/10/21

本の最後でヘーゲルが述べているとおり、確かにこの本の価値を見出すにはマキアヴェッリの生きた時代を理解しなければわからないだろうと思う。 この漫画版は16世紀イタリアの政治情勢や人物像をわかりやすくビジュアルでみせてくれるので、君主論で書かれたことが当時の戦乱に必要だったのだと思...

本の最後でヘーゲルが述べているとおり、確かにこの本の価値を見出すにはマキアヴェッリの生きた時代を理解しなければわからないだろうと思う。 この漫画版は16世紀イタリアの政治情勢や人物像をわかりやすくビジュアルでみせてくれるので、君主論で書かれたことが当時の戦乱に必要だったのだと思える良い構成だと感じた。 漫画版は幼稚なイメージがあって読んでいなかったが、1時間もあれば読める分量で大切なところは伝えていると思うので、ここをきっかけにして原書を読むのもいいかもしれない。

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2011/10/19

面白い! 君主論が書かれた当時のイタリアの時代背景などが丁寧に描かれていて、誤解されがちな内容(=目的のためには手段を選ばない)がなぜ書かれたのか、よくわかる。 今の日本は、当時のイタリアのような状態じゃないだろうか。 日本のリーダーたちも、君主論を読むべき。 そのとっかかりと...

面白い! 君主論が書かれた当時のイタリアの時代背景などが丁寧に描かれていて、誤解されがちな内容(=目的のためには手段を選ばない)がなぜ書かれたのか、よくわかる。 今の日本は、当時のイタリアのような状態じゃないだろうか。 日本のリーダーたちも、君主論を読むべき。 そのとっかかりとしても、この漫画は面白い。 それにしても、こんなにもフィレンツェのことを思い、政界復帰を目指して書き上げた論文が結局、長い間日の目を見ることもなく、マキアベッリ自身は1527年に58歳で亡くなってしまう。 猛烈に切ない話である。

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2011/09/19

まんがで読破シリーズの中ではかなり内容が重厚。 乱世のフィレンツェを生きたマキャベリが、"リーダーは嫌われるより恐れられろ"の結論へいたるまでのプロセスが漫画としての読みやすさを通して描かれている。

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