君主論(文庫版) の商品レビュー
『まんがで読破 君主論』(2008年、イーストプレス) ルネサンス時代のイタリア・フィレンツェの行政官であったマキャヴェッリの著作『君主論』が書かれた時代背景と、その内容をマンガにしたもの。君主論が書かれた背景がわかるとともに、『君主論』の概要もつかめると思う。マキャヴェッリの...
『まんがで読破 君主論』(2008年、イーストプレス) ルネサンス時代のイタリア・フィレンツェの行政官であったマキャヴェッリの著作『君主論』が書かれた時代背景と、その内容をマンガにしたもの。君主論が書かれた背景がわかるとともに、『君主論』の概要もつかめると思う。マキャヴェッリの入門書として、『君主論』を読む前段階として、まずは本書を読んでみたら如何でしょうか。 (2010年11月4日 大学院生)
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もちろん今の日本に君主はいないが、リーダー論としておもしろかった。 君主たるもの恐れらるる存在であり、部下を守る強さは必要と。
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こういった広義の思想書は、解釈の仕方によって様々に読めるものであると思う。 話の流れはわかったが、あまりに噛み砕かれすぎ、また結論が簡素化されすぎており、原著者が述べたかったことと本当に一致しているのか、疑問が残る。 本書に関してだけ言えば、なるほどと頷ける部分もある、と言...
こういった広義の思想書は、解釈の仕方によって様々に読めるものであると思う。 話の流れはわかったが、あまりに噛み砕かれすぎ、また結論が簡素化されすぎており、原著者が述べたかったことと本当に一致しているのか、疑問が残る。 本書に関してだけ言えば、なるほどと頷ける部分もある、と言えなくもないが・・・。リーダーは常に恐れられる存在であるべし、というのは、やはり極端かなという気もしている。
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戦乱の世だと、このようなリーダーの資質が問われるのでしょうか。 確かに混沌とする現在のビジネスの世界でも、君主のようなカリスマリーダーのいる企業ほど成功しているような。。
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初めの数十ページは歴史がどうのこうので興味がない人には少しむずかしいかもしれない、現に私は眠ってしまったが後から漫画のよさが出て来て読みやすく面白い。 リーダーは優しいより恐れられ皆を守れる力量がないと駄目だの今のビジネスシーンでも使えそうな内容が盛り沢山な一冊。
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リーダーやトップがどうあるべきか最近良く考えるので。 内容のはじめからほとんどはマキアヴェッリの祖国フィレンツェを中心とした歴史。 最後にちょろっと君主論の内容のようなものがある。 最後の方に「マキアヴェッリの生涯を理解すれば、君主論を理解できる」とえらーい人がおっしゃってる...
リーダーやトップがどうあるべきか最近良く考えるので。 内容のはじめからほとんどはマキアヴェッリの祖国フィレンツェを中心とした歴史。 最後にちょろっと君主論の内容のようなものがある。 最後の方に「マキアヴェッリの生涯を理解すれば、君主論を理解できる」とえらーい人がおっしゃってるので、そのような内容にしたのではないかと。 ヨーロッパの歴史の軽い勉強にもなる。 君主論の内容についても、なるほどなって感じ。 ためになったし、おもしろかった。
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久しぶりに『君主論』を読む肩慣らしとして購入。 これが大正解。 当時のイタリアの状況が分かりやすく解説されています。 君主論の内容というより、マキアヴェッリの解説書。
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君主論。リーダーとはどうあるべきか。人に恐れられる。人に恨まれない。優秀なリーダーに優秀な部下は集まる。部下を見ればリーダーが分かる。など、素直に腹に落ちた。まんがだが、内容は簡潔にまとめてあり、30分くらいで読め概要の概要はつかめる。原著を読みたくなった。まんがで読破シリーズは...
君主論。リーダーとはどうあるべきか。人に恐れられる。人に恨まれない。優秀なリーダーに優秀な部下は集まる。部下を見ればリーダーが分かる。など、素直に腹に落ちた。まんがだが、内容は簡潔にまとめてあり、30分くらいで読め概要の概要はつかめる。原著を読みたくなった。まんがで読破シリーズは本当に良い。
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『君主論』ではなくこの本の感想なんだけど 改めてイタリア統一までのイタリアの混乱ぶり。 そしてすぐれたリーダーの重要性。 そして、そのすぐれたリーダーに必要な素質。 そのあたりが後半から面白くなってくる。 優れたリーダーは希有な存在だけど、そのすぐれたリーダーを見極められる人物も...
『君主論』ではなくこの本の感想なんだけど 改めてイタリア統一までのイタリアの混乱ぶり。 そしてすぐれたリーダーの重要性。 そして、そのすぐれたリーダーに必要な素質。 そのあたりが後半から面白くなってくる。 優れたリーダーは希有な存在だけど、そのすぐれたリーダーを見極められる人物もまた貴重であることは確かで、だいたいの人がその判別ができない。 優秀な人物が衆愚な世俗に飲み込まれてしまう悲哀も。
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「君主論」というだけではなく、当時のイタリアを知るための本としても良書だと思う。 話変わるが、最近マキアヴェッリが流行っているってことは、世の中のリーダーは嫌われている人が多いんだね。自己正当化するにはマキアヴェッリは最高! でも結果出さないと、単に横暴な人になるので注意。
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