君主論(文庫版) の商品レビュー

バラエティ・アートワークス(著者),マキアヴェッリ(著者)

2011/08/29

以前から君主論を読みたいと思っていたところ、本屋に平積みされている本書を偶然発見し読んでみた。オリジナルの君主論を読んでいないので内容がどの程度踏襲されているのかは判断できないが、マキアヴェッリが君主論を書くに至った時代背景が分かりやすく書かれており、理解に役立った。組織の長になる人物は、オリジナルの君主論を読んでおくべきと感じた。

2011/08/28

君主論を書くまでの時代背景。
マキャヴェリさんチェーザレ好きすぎだろ…
塩野さんの本読み返したくなったｗ

2011/08/23

薦められたので読みました

このシリーズ、最初は馬鹿にしていましたが意外と面白いものもあるみたいです。
そしてこの君主論はなかなか導入編としては優秀だと思います。
特に15世紀のイタリアの時代背景をとてもわかりやすく描写していると思いました。

買うべきかどうかといわれると正直微妙ですが、読んで損はしないと思います

2011/08/01

君主論の漫画ではないです。
君主論を書くにあたった時代背景が分かりやすく書かれています。
時代背景や人間関係が分かるほうが入りやすいと思うので
君主論を読む前に読むといいのではないでしょうか。
漫画ですしね。
そういう意味ではお勧めです。
ただ、君主論自体を読みたい場合にはお勧めできません。

2011/07/25

マキャベリがなぜこの本を書いたのか、どんな歴史的背景があったのかはよく分かる。オリジナルを読む前に読むにはいい作品。

2011/07/06

マキアヴェッリの君主論を漫画で要約したもの、と思って買ったが、どちらかというとマキアヴェッリの生涯を漫画にしたものだった。だが、それが逆に彼が考える君主論に説得力を持たしていたと思う。

要約すると、優秀な部下を恐怖で従わせ、知見は歴史に学べば、結果が出るよ。結果が出ればみんなついて来るよ、というリーダー論。

企業という組織の中で生きていく上で、こういう考え方に一度は触れておいてもいいと思った。個人的にはこういうリーダー論には賛成である。大組織な組織ほど、人の出入りも多いと思うし、ある程度実績で部下を従わせることが重要だと思う。

2011/04/25

君主はかくあるべき、という理想が違ったのでどうも腑に落ちない。言ってることは分かるんだけど。やはりこうあるべきなのかなぁ…

2011/02/07

これ読むなら、本物読んだほうがいいね。

本物よりも、塩野七生さんの「わが友マキャベリ」読んだ方がより分かりやすいかもね。
そして、同じく塩野さんの「チェーザレボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読んだ方が良いね。

ほんでもって惣領さんの「チェーザレボルジア破壊の創造者」も読んだ方が良いね。

ってこれじゃ宣伝だ（笑

それにしても今作でのミゲルの扱い…。薄っ！

2011/01/10

マキャヴェリが生きた当時のイタリア情勢が分かりやすく描かれていて面白かった。なにげに現在の某島国とかぶるようなかぶらないような・・・

2010/12/31

マキャベリの君主論。一度読んでみたかったのでちょうど良かったです。
残虐なイメージのあるマキャベリの君主論（マキャベリズム）ですが、その背景にはフィレンツェを良くしようと懸命に努力したマキャベリの様々な体験がある。

ここ最近の自分は割と自由にやりたいことができていたため結果よりも過程を重視しようという考え方をもっていたが、リーダーという身においてはそうも言っていられず、結果というものが最も大切になってくるのだなと改めて思った。
またそれと共に、決断力というも重要であると感じた。どちらも今の自分には足りないものなので意識したいと思う。

数百年も前に書かれ、未だに読み継がれているだけあり、非常に参考になる。
将来なにかチームをまとめ、引っ張っていくという環境に身を置く時にまた読んでみようと思った。