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犯罪小説家 の商品レビュー

3.2

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    3

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2014/11/12

賞を取った小説の映画化に 自殺サイトの話を絡めた作品 執拗なまでに自殺サイトの深淵を覗きこもうとする 映画監督 巻き込まれた形のライター そして犯罪小説の作家 衝撃の事実の先に、もうひとつゾっとするような展開

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2015/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さらっと読めました。主な登場人物は3人。文芸賞を受賞した待居、その受賞作を映画化する脚本家の小野川。自殺サイトの本を出版したこともある今泉。映画化にかける小野川の執念がかなり粘着質で、読んでいてもちょっとイラつく部分が多かった。あぁ、そうだろうなぁ、と納得してしまうラストに拍子抜け。もっとひねりがあったら面白そうだったのになぁ、と思うともったいない気がする。

Posted byブクログ

2014/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同じような境遇の小説家と脚本家。 少しずつ明らかになっていく犯人像。 どっちが犯人でもおかしくない…が、やはり直感通り。

Posted byブクログ

2014/05/15

「心底、何かを怖いって思ったことあります?」 自分にメリットがあるときというのは、 真の意味では怯えてない。 わかるようなわからないような。 ただ1つわかってるのは、 雫井さんはすばらしいってこと。

Posted byブクログ

2014/02/01

新進作家・待居涼司の小説の映画化に、奇才・小野川充が監督起用される。 小野川は、待井の住む町で以前起きた、美人女性の自殺事件を作品に絡めたがり、異常とも言える執拗さは待井を当惑させ……。 クライマックスの恐怖に背筋が凍る、傑作サスペンス。 最後のほう、一気に読みました。

Posted byブクログ

2014/02/09

パインについて調べていくあたりから最後までワクワクしながら読んだけど、後味が悪いのと、登場人物のキャラに共感出来なかった。 [2014.01]

Posted byブクログ

2014/01/14

『凍て鶴』という小説を映画化するにあたり、その物語の本質を「落下の会」というサイトの管理者の自殺の事件だと断定する脚本家の物語。 そして脚本家に巻き込まれつつ、以前に調べていた「落下の会」についてもう一度調べなおしていた女性記者は触れてはいけない真相に近づいていく。 どんでん返し...

『凍て鶴』という小説を映画化するにあたり、その物語の本質を「落下の会」というサイトの管理者の自殺の事件だと断定する脚本家の物語。 そして脚本家に巻き込まれつつ、以前に調べていた「落下の会」についてもう一度調べなおしていた女性記者は触れてはいけない真相に近づいていく。 どんでん返しのようなものは無いし、犯人もわかってはいるのだが、丁寧に書かれているので読みやすい。

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2013/10/31

数ヶ月前に読み終えました。なので内容は詳しくは覚えていないんですが、森の中にある殺人トリックがしょぼいというかなんか地味でちょっと物足りなく感じた覚えがあります。あと、物語終盤の待居の豹変ぶりや小野川の怯えぶり、その展開とそこからの描写の在り方には、なんだかそれまでの流れからして...

数ヶ月前に読み終えました。なので内容は詳しくは覚えていないんですが、森の中にある殺人トリックがしょぼいというかなんか地味でちょっと物足りなく感じた覚えがあります。あと、物語終盤の待居の豹変ぶりや小野川の怯えぶり、その展開とそこからの描写の在り方には、なんだかそれまでの流れからして少し強引でオーバーな変容ぶりに見え、そこに滑稽さと演出の拙さを感じてしまいました。終盤手前まで割りと興味を持って読んでいたんですが、まるでそこから一気に中学生が描き出した様な作りの質に感じてしまい途端に少し冷めてしまいました。

Posted byブクログ

2015/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず、アイデアありき、な本……。 “策のための策”な本……。 “トリックのための物語”……。 東野圭吾作品によくあるような……。 本来なら好きではない部類の作品。 実際、序盤から中盤にかけては何ら一切感情移入もできず、一歩引いた醒めた目で読んでいたが……。 終盤のスピード感というか圧迫感というかは、見事だった。“心理サスペンス”の帯文句に納得。 どちらかが“そう”なのだろうな……と思いながら読み進めた、事件の背景は…… “あっち”か? ……いや“こっち”だったか? ……まてよ、やっぱり“あっち”? ……と(笑)。 シュールな結末もわりと良かった。 2度読みたくなるような類いの物語ではないが、終盤の展開と、正義が死んでいない結末のおかげで★1つプラスして…… ★3つ、7ポイント。 2013.10.07.了。

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2013/10/07

やっっと読み終えた。しかも飛ばし飛ばしで。 昔見たWOWOWの「犯人に告ぐ」がとても面白く、 (あの作品は良い意味で陰鬱で重たく、湿度と粘度も飽和寸前で、とても印象的だった) 本自体は初だったのだが、なんでだろー、まったく期待はずれで 読み切るのが大変になったほど、退屈だった...

やっっと読み終えた。しかも飛ばし飛ばしで。 昔見たWOWOWの「犯人に告ぐ」がとても面白く、 (あの作品は良い意味で陰鬱で重たく、湿度と粘度も飽和寸前で、とても印象的だった) 本自体は初だったのだが、なんでだろー、まったく期待はずれで 読み切るのが大変になったほど、退屈だった。 とにかく好みに合わなかった。残念だ。

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