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コンダクター の商品レビュー

3.4

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    3

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2012/02/01

期待していたより面白くは感じなかったような。 コンダクターの意味がラストに分かるのはなるほどと思った。 それ以外はなんか平面的。

Posted byブクログ

2011/06/13

☆あらすじ フルート奏者・朽木奈緒美は出身音大の音楽ホールにまつわる悪夢にひどく悩まされていた。その夢には必ず顔の無い男が出てくる。 悩んだ奈緒美は、心理カウンセラー松崎の治療を受ける。松崎は、奈緒美は限定的な健忘症の可能性があり、その失われた記憶が悪夢となって蘇っているのであろ...

☆あらすじ フルート奏者・朽木奈緒美は出身音大の音楽ホールにまつわる悪夢にひどく悩まされていた。その夢には必ず顔の無い男が出てくる。 悩んだ奈緒美は、心理カウンセラー松崎の治療を受ける。松崎は、奈緒美は限定的な健忘症の可能性があり、その失われた記憶が悪夢となって蘇っているのであろうと診断を下し、大学のホールでの出来事と顔の無い男の記憶を取りもどすように勧める。 そのころ、奈緒美の住まいの近所で、奇怪な死体遺棄事件があった。首の無い白骨死体が忽然と現れ、アパートの一室に椅子に座らされた状況で放置されていたのだ。そしてその手には、奈緒美と音大の同期5人が写った写真が握られていた。 また同時期に、奈緒美が仕事をしているミュージカルの指揮者と演出家が突然変更になった。新たな指揮者は、大学の同期で現在の同僚でもあるヴァイオリン奏者・秋穂の元恋人、ドイツ留学帰りの結城康文であった。 ミュージカルには秋穂の現在の婚約者であるピアニスト・玉木も参加しており、彼らの人間関係は微妙な緊張感をはらみ始める。 ☆感想 「八雲」シリーズが代表作の神永さんですが、こっちの方がより本格ミステリっぽいね!  読んでいくと事件の様相は段々見えてくるんだけど、例によってサスペンスのもっていきかたが上手なので、終始(*゚∀゚)ドキドキしながら読み通せますだ。 これもシリーズみたいね。次作も楽しみですう。

Posted byブクログ

2011/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

予想道理の展開でした最後の最後までは。3日目、もとい3章くらいで全体図が見えてきたので予想?推理してみて考えた通りにことが進んでたわけだけど、最後の最後が予想外でぁああぁあ!!ってなった。 結構すべてが最終的にふにおちた感じで面白かった。 読んだ人にはわかるけど別ジャンル?という形で最後の二人のコンビの仕事がまたみたいとおもった笑はたしてこれが仕事と言ってしまっていいのかどうかって感じですが… 続編というか番外編というかそういうのあればいいのに。

Posted byブクログ

2011/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人気の八雲シリーズを今から読むのもアレだなー... と思って敢えてのノンシリーズものを手に取ってみました。 サスペンスものかつ、一応はミステリの形式で 誰が何の為に...という事件の構図そのものをボヤかしつつ 主要な登場人物達をジワジワと追い込んでいく。 読んでるコチラ側もイマイチ、何が事件として起っていて、 何のために白骨死体を晒したりするのか...など 途中までは読んでいても分かり難い部分も多い。 それでもスピード感を持って読ませる上手さは流石。 タイトルが示すように一人の指揮者に合わせて それぞれが演奏するように、必要な役割をこなし 動かされているかのように事件は進んでいて、そして 収束していくラストは、影に潜んでいた人物の意外性は 高く、してやられた感は確かにあります。 やや強引だよなー...とは思いますけどねw。 結局今回のコンダクターの仕掛けた舞台は一体 何のために誰の為に行い、そもそも彼等のその正体と 真意は...など残した箇所も結構ある気がしますよね? これもシリーズものになるのかしら?

Posted byブクログ

2011/04/12

コンダクターはオーケストラを指揮する人。この物語を操っていたのは、犯人でも、主人公でもなく、影の人物。それこそがコンダクターだったんですね。事件を操っていた人。なかなか、題名とマッチしてる面白い作品でした。

Posted byブクログ

2011/02/11

表紙読み!の初神永学。読みやすくてサクサクいけました。 ラストギリギリまで明かされない「コンダクター」。 ややオーソドックスな感もありましたが面白かったです。 ちょっと海外ミステリードラマをみた感じ。(なぞ解きはちょっとくどいけど)シリーズ化されるんでしょうか。ひとこと「彼」にツ...

表紙読み!の初神永学。読みやすくてサクサクいけました。 ラストギリギリまで明かされない「コンダクター」。 ややオーソドックスな感もありましたが面白かったです。 ちょっと海外ミステリードラマをみた感じ。(なぞ解きはちょっとくどいけど)シリーズ化されるんでしょうか。ひとこと「彼」にツッコミを入れるなら、世間知らずすぎるよ・・・!

Posted byブクログ

2011/01/10

八雲よりも好きなシリーズになりそうだけど、最後の後書きが気になります。後書きというよりも続刊に続けるためのネタのような気もするし…まぁ、嘘の上に積み重ねた幸せは歪で崩壊していくという、究極の殺し屋シリーズとなるのかなぁ。

Posted byブクログ

2010/11/16

内容としてはありがちだけど、うまくまとめてるな、という感じ。一人二役はよくあるけど、一人三役はあんまり見たことない。 多分著者の頭の中には主人公の設定とか過去とかが大量にあるんだろうな。あわよくばシリーズ化を目論んでるとか?

Posted byブクログ

2010/11/07

 こんなにしっくりこなかった本も久し振り。  ミステリとして伏線回収や、オーケストラなど読者に訴えかける意気込みは見事だと思う。  だがいかんせん、私には感情移入が出来ないまま読み終わってしまった。  決して駄作ではない・・・はずなのだが記憶に残らない。  著者の代表作が積み重ね...

 こんなにしっくりこなかった本も久し振り。  ミステリとして伏線回収や、オーケストラなど読者に訴えかける意気込みは見事だと思う。  だがいかんせん、私には感情移入が出来ないまま読み終わってしまった。  決して駄作ではない・・・はずなのだが記憶に残らない。  著者の代表作が積み重ねで厚みを増していくシリーズものである事は重々承知だが、それにしたってこの消化不良感はないだろうと思ってしまう。  ひとつの完結したミステリという点では、マイナス☆×2。  ラストがジェットコースター的だったのもしっくりこなかった・・・好きな人には堪らないんだろうな、こういうの。

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2010/11/05

大学在学時に表紙買い。 例のごとく、読まずに放置。 新生活開始を機に読む。 読み進めていくと、なんとなく犯人がわかる。 予想がついているのになかなか明かされないからすごくジリジリする。 (楽しいジリジリだが。) そして最後の最後、怒濤のように犯人・経過が明かされる。 【以下、...

大学在学時に表紙買い。 例のごとく、読まずに放置。 新生活開始を機に読む。 読み進めていくと、なんとなく犯人がわかる。 予想がついているのになかなか明かされないからすごくジリジリする。 (楽しいジリジリだが。) そして最後の最後、怒濤のように犯人・経過が明かされる。 【以下、微妙にネタバレ含む】 あの女の子が死んだのは予想外だった。 なんとなくそんな気はしたけど、死なないだろうと思ってた。 死に方も同じく。 え、あのあれもあなただったの!?と。 もう一つの伏線にも気付いてなかった。 そこが核心だったわけか。 久しぶりに読んだ推理小説。 楽しかった。

Posted byブクログ