海街diary(2) の商品レビュー
心情が丁寧で心に染みる本。 異母姉妹が訳あっていっしょに住み始める物語。 家族構成は複雑ですが、 主要人物の性格がサッパリしてて、 読んでいて気持ちいいです。 年をとって色々な人生経験すると、 また違った気持ちで読めそうな本かも?? 本屋で長期間平積みされてたので気になっ...
心情が丁寧で心に染みる本。 異母姉妹が訳あっていっしょに住み始める物語。 家族構成は複雑ですが、 主要人物の性格がサッパリしてて、 読んでいて気持ちいいです。 年をとって色々な人生経験すると、 また違った気持ちで読めそうな本かも?? 本屋で長期間平積みされてたので気になってましたが、 なんか納得。 面白かったです(≧▽≦)
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「君だっていろんなもの棄てて、ここにきたんでしょ? 自分の中のなにかがGOサインを出す、そういう瞬間てあると思わないか?」(p.45) 「真実ってさ、一つじゃないんだよね。 人は信じたいものだけを信じて、見たいものだけを見るのよ。 母にとって最後まで兄だけが自慢できる子供だった...
「君だっていろんなもの棄てて、ここにきたんでしょ? 自分の中のなにかがGOサインを出す、そういう瞬間てあると思わないか?」(p.45) 「真実ってさ、一つじゃないんだよね。 人は信じたいものだけを信じて、見たいものだけを見るのよ。 母にとって最後まで兄だけが自慢できる子供だったように。 別の何かがあるなんて、思いもしないのよね」(p.156) 女子寮の一番下っぱ・・か。 確かに姉と妹という感覚とは少し違う。 少なくとも佳乃やチカと同じというわけにはいかない。 それはたぶん、すずも同じなのだろう。(p.165)
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すずも鎌倉での生活になじんできて、何ら変わらない姉妹のように思える。ただ、本人しかわからない壁は存在しており、それは時間が解決してくれるようにも思える。4姉妹それぞれの悩みや進む道が描かれている作品。鎌倉の名スポットにも注目!
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鎌倉の古い屋敷に暮らす香田家の姉妹。幸、佳乃、千佳の三姉妹に、山形から来た異母妹のすずが加わり賑やかな毎日。 すずもようやく鎌倉での生活に慣れ、風太や裕也など仲の良い友人も出来た。 ある時すずは、謎多き佳乃の元彼・藤井朋章の素性を知るのだが…。
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微妙なすれ違いとか、行き違いとか、恋愛でもあるんだけれど、別に恋愛でなくてもあるそういう感情とか、関係とかをかかせたら、天下一品ですね。 それをかくためには、微妙な表情のかき分けとかが出来ないといけないのです。 「櫻の園」の頃の吉田 秋生は、まだ、その微妙な表情をかくのをさけて...
微妙なすれ違いとか、行き違いとか、恋愛でもあるんだけれど、別に恋愛でなくてもあるそういう感情とか、関係とかをかかせたら、天下一品ですね。 それをかくためには、微妙な表情のかき分けとかが出来ないといけないのです。 「櫻の園」の頃の吉田 秋生は、まだ、その微妙な表情をかくのをさけていた気がするのですが*1、このお話の中では、すごくはっきりとかいています。 ものすごく大きくてはっきりとした事件はないのだけれど、普段、人間って、たしかにこんな風に揺れ動いているんだよなあと思わせる物語です。 真昼の月をみんな知らないって、ビックリしました。 小学校ぐらいかなぁ、はじめて見たのは。
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ああ〜〜〜!!!!吉田秋生大好き!!!!! 本当にこの人は、心情の表現が上手いな。秀逸。 何読んでも安心できるぜ・・・。 久しぶりに読んだ。 家族はいろいろあって当たり前なんだなと、 思わせてくれる秀作。 いつ出るんだろーと思ってたけど、 出てるじゃん。 愛してるぜ、秋生さ...
ああ〜〜〜!!!!吉田秋生大好き!!!!! 本当にこの人は、心情の表現が上手いな。秀逸。 何読んでも安心できるぜ・・・。 久しぶりに読んだ。 家族はいろいろあって当たり前なんだなと、 思わせてくれる秀作。 いつ出るんだろーと思ってたけど、 出てるじゃん。 愛してるぜ、秋生さん。 唯一ファン自認だぜ。 言いたい事言い合える家族っていいよなー。
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みんなが普通に、でも一生懸命生きているなぁと思えた。 前作も好きだったけど、それ以上に深く、近くなっていく気がする。 この本を語るには言葉はいらないかも。 吉田さんのこういう話はどれもそうかもしれないけど。 ホントに不親切な感想だなぁ(笑)
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中学生が主人公?と吉田作品にしては低年齢な主人公に驚いたのも始めだけで、四姉妹それぞれのドラマが丁寧に描かれている。全員に感情移入してしまう不思議な作品。上手いなー上手いなーと呟きながら読む。
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出てるの知らなくて、読むのが大変おそくなったけれどやはり今回もすばらしい。絵も美しいし。感情描写が繊細。そして、ラヴァーズキスとの関連も楽しめる。
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人と人とのつながりのバランスって、なんて難しいんでしょうね。 自分にとっての大切な『誰か』『何か』を見つけることと、 それを大事にすることの難しさ。 春の鎌倉にも行きたいなぁ。
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