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海街diary(2) の商品レビュー

4.3

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2009/10/07

待望の2巻! ちょっと出てきただけかと思っていた朋章がまた出てきた。ラヴァーズ・キスとかなりリンクしている。 美樹さんもちょっと出てきた。 相変わらず切なくなるなぁ。

Posted byブクログ

2009/10/07

2巻になってやっと気づいたんですがこれ、ラヴァーズ〜の少し前の話なんですね。 小笠原のおばさんがやたら若くて驚いた。

Posted byブクログ

2009/10/04

2巻もすばらしい出来。「多田と浅野の間には他の人間には入り込めない何かがあるような気がする/大切なものを失った二人にしかわからない何かが/ふたりなら一瞬にして分かり合える何かが」とか「人は信じたいものだけを信じてみたいものだけを見るのよ/母にとって最後まで兄だけが自慢できる子ども...

2巻もすばらしい出来。「多田と浅野の間には他の人間には入り込めない何かがあるような気がする/大切なものを失った二人にしかわからない何かが/ふたりなら一瞬にして分かり合える何かが」とか「人は信じたいものだけを信じてみたいものだけを見るのよ/母にとって最後まで兄だけが自慢できる子どもだったように」などのセリフは、人生経験の乏しい並みのマンガ家じゃ書けまい。

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2009/10/04

前から人間の絵のうまい人だったけど、この頃なんかもう強烈に上手い。瞳の力がすごいというか…YASHAとかと比べてストーリーが身近なぶん、抑えた感情表現が難しいと思うんだけど。そんな気入れて描いてるように見えないのがまたすごいし、お話が淡々と進んでく時間の流れが心地よくて、好きとか...

前から人間の絵のうまい人だったけど、この頃なんかもう強烈に上手い。瞳の力がすごいというか…YASHAとかと比べてストーリーが身近なぶん、抑えた感情表現が難しいと思うんだけど。そんな気入れて描いてるように見えないのがまたすごいし、お話が淡々と進んでく時間の流れが心地よくて、好きとかキライとかじゃなくて、ホントに上手な人なんだなと思う。もちろん私は好きですよ(笑)

Posted byブクログ

2011/09/19

 いいなあ。吉田秋生。 そんなシンプルな言葉が出てくる。 『見知らぬ場所』でも書いたのだけれど、ハラハラドキドキするようなストーリーではなく、静かに物語は進んでいく。読み終わった時には、登場人物がいとおしく思える。 私はそんなテイストの作品が好きなんだ。それは小説でもマンガでも。...

 いいなあ。吉田秋生。 そんなシンプルな言葉が出てくる。 『見知らぬ場所』でも書いたのだけれど、ハラハラドキドキするようなストーリーではなく、静かに物語は進んでいく。読み終わった時には、登場人物がいとおしく思える。 私はそんなテイストの作品が好きなんだ。それは小説でもマンガでも。 話は変わるが、私、先日、久しぶりに血圧を測ったのだが、その数値がちょっと問題。 高血圧? いや、それが逆なんだな。以前より血圧が下がっている。上が100で下が58。知り合いに話すと、低い! って言われる。 低血圧は、よくわからないが、病気には直結しないのだろう。だけど、なんだか、人間として、生き物として、活発でなさそうだ(イメージ)。 高血圧は、病気の引き金になるかもしれないが、生き物として熱そうだ(イメージ)。 本に例えると、そうだな同じくマンガでは、熱くなるから『スラムダンク』や『ドラゴンボール』か。いや、彼らは少年ジャンプだ。まだ若い。そうだ、『編集王』や『夜回り先生』(画)の作者・土田世紀の作品は熱いというか熱苦しそう。高血圧系(すみません)。 それに反して、静かな作品・低血圧系ということになるのか『海街diary』(すみません)。 1巻「蝉時雨のやむ頃」もよかったけれど、2巻「真昼の月」はさらにみがきがかかっている。 鎌倉に住む4人の姉妹の連作集。中心は中学生のサッカー少女・すず。50ページ弱の物語が4つ収録されている。 たった4つの物語なのに、登場人物の想い、性格が、読んでいるこちらに、すごく伝わる。 それぞれの登場人物の陽の当たる部分、陰の部分がせまってくる。家族といることのうれしさ。つらさ。 大人も読めるマンガだと思う。 同じ作者の同じく鎌倉を舞台にした作品『ラヴァーズ・キス』を読んでいると、さらに『海街diary』は楽しめます(続編ではないのでもちろん単独で読んでも全然OK)。

Posted byブクログ

2009/10/04

 少女マンガ雑誌『フラワーズ』に不定期連載されるシリーズの単行本二冊目。  鎌倉を舞台に四姉妹が紡ぐ物語が、それぞれのキャラクタの心象を描きながら展開していきます。自分が読んで感じたのは、吉田秋生さんは語りたい一言一言を、登場人物達を通して表現するのに長けていると思いことです。...

 少女マンガ雑誌『フラワーズ』に不定期連載されるシリーズの単行本二冊目。  鎌倉を舞台に四姉妹が紡ぐ物語が、それぞれのキャラクタの心象を描きながら展開していきます。自分が読んで感じたのは、吉田秋生さんは語りたい一言一言を、登場人物達を通して表現するのに長けていると思いことです。ページの枠線の向こうへ、遠い目をした人物達が呟き漏らす台詞は、読者の心にポチャンと落ちては静かに波紋を残します。  そういったことから、吉田秋生さんはハチャメチャなアクションを描くより、身の丈の登場人物達が構築する世界を描くほうが達者なのではないでしょうか…と考えてしまいます。

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2011/07/17

鎌倉の町と古い家と海。仲の良い姉妹とその周りの人達。すれ違った人の家とか家庭環境が、そのうち判ってくるような関係の狭さが、上手くいってるこの漫画場合は憧れます。

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2009/10/04

2巻になってようやく登場人物の細かいところまで見えるようになり、加速的に面白くなりました。 2巻は長女と四女にスポットが当たっています。家庭を捨てた母との葛藤を抱える長女。 片足を失ったかつてのジュニアサッカーチームのエースとの距離の取り方を思う四女。 それぞれが悩みを抱えながら...

2巻になってようやく登場人物の細かいところまで見えるようになり、加速的に面白くなりました。 2巻は長女と四女にスポットが当たっています。家庭を捨てた母との葛藤を抱える長女。 片足を失ったかつてのジュニアサッカーチームのエースとの距離の取り方を思う四女。 それぞれが悩みを抱えながら、物語は進みます。 感情移入して読むとほんと面白い漫画です。

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2009/10/10

収録作は、「花底蛇」「二人静」「桜の花の満開の下」「真昼の月」の4話。いちばん印象に残ったのは…やっぱ「花底蛇」かな? この後、『ラヴァーズ・キス』へと続く朋章の、でも『ラヴァーズ・キス』では描かれなかった部分。…思わず泣きたくなりました。このひとの抱えた痛みは、一体どれほどのも...

収録作は、「花底蛇」「二人静」「桜の花の満開の下」「真昼の月」の4話。いちばん印象に残ったのは…やっぱ「花底蛇」かな? この後、『ラヴァーズ・キス』へと続く朋章の、でも『ラヴァーズ・キス』では描かれなかった部分。…思わず泣きたくなりました。このひとの抱えた痛みは、一体どれほどのものなのかと。作者の優しい描き方にホロリとします。…あ、あと、呆気にとられた朋章のカオ! はじめてみたよーと、もう爆笑です!(^▽^;) ――あとは、気になるのはシャチ姉の恋愛の行方ですね。個人的にはヤスとくっついて欲しい感もありますが…どうなんでしょ?

Posted byブクログ