羊をめぐる冒険 の商品レビュー
大学1年の時に初めて読んだ村上春樹さんの作品。その前の2作品を読んでから改めて読んでみたら、あの時には感じなかった面白さというものを感じた。
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何度読んでも面白い! 大好きな世界観 奇妙な展開になればなるほど引き込まれます 約20年前、高校生の時初めて読んだ村上春樹さんの作品。これですっかり村上春樹ワールドにハマりました!
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ダンスダンスダンスの、前の作品。 いるかホテルやキキ、羊男など、つながりも多くて楽しかった。村上春樹の作品は、初期の方が村上春樹独特の癖が強い気がする。
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処分する前に読む母の村上本 その⑥ デビュー3部作の完結編とは知らず 30年前に初めて村上春樹と出会った本作は衝撃的だった 年を経て順番にデビュー作から読み直す 読み終えて感想を書こうとすると何も思い浮かばない けれど読んでいる時間が無性に楽しい 他の方のレヴューを読むのも楽し...
処分する前に読む母の村上本 その⑥ デビュー3部作の完結編とは知らず 30年前に初めて村上春樹と出会った本作は衝撃的だった 年を経て順番にデビュー作から読み直す 読み終えて感想を書こうとすると何も思い浮かばない けれど読んでいる時間が無性に楽しい 他の方のレヴューを読むのも楽しい この3部作で登場する「故郷」は 村上春樹が過ごした 芦屋~神戸の阪神間であると言われている 港 工場地帯 バー 坂道 など なるほどと思うものの あまりピンとこない 東京の地名はわりとはっきり書くのになぁ 故郷のことを書くときはけっして地名を書かない 村上春樹の作品に頻繁に出てくる「サンドイッチ」 読んでいると無性に食べたくなる 神戸に「村上春樹も絶賛のサンドイッチ」があるらしいので 一度行ってみたいものだ
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年の瀬の寒い日に、有給をとって読んだ、社会から切り離された状態で読むのに適している小説。 逆に、乗車率が100%を超えるような通勤電車で読むのには適していないんじゃないだろうか。 主人公と一緒に状況に流されて「やれやれ」とか言っていたら、急にシャキッとした主人公が能動的に動き出...
年の瀬の寒い日に、有給をとって読んだ、社会から切り離された状態で読むのに適している小説。 逆に、乗車率が100%を超えるような通勤電車で読むのには適していないんじゃないだろうか。 主人公と一緒に状況に流されて「やれやれ」とか言っていたら、急にシャキッとした主人公が能動的に動き出すので、完全に置いてけぼりを食らって、アレよアレよという間にこっちの気もお構いなしに話が完結する。 お前は俺で、俺はお前やったんちゃうんか?掃除したり、本読んだり、料理したりしながらこの別荘で一冬超えるって約束したやないか?、と主人公に問い質したくなった。 まぁ、そういう不満を漏らしたくなる程度には良い小説なんではないでしょうか。
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交通事故で死んだ女、妻と別れ、耳モデルの女と知り合う。鼠からの2つの約束(別れの伝言・世に羊の写真)をきっかけに、僕は羊をめぐる(探す)旅に出る。
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2019.06.30 読了。 初期三部作の中では一番ストーリー性があるんだけど、やはり何がテーマなのか、何を伝えたいのかがサッパリわからん。 読み終えても本当にサッパリわからん。 うーむ。 途中までは結構楽しんで読めたんだけどなぁ。 鼠が満を持して登場したシーンはテンション上がった。
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今更ながらの読書であった。まさにハルキにしか書けない佳作である。「彼女」がなぜ「いるかホテル」を選んだのか、いまいちしっくりこない。羊男の発想も素晴らしく唐突である。また唐突に物語は終わる。泣いたのはよくわかる。私は『カラマーゾフの兄弟』を1回、『静かなるドン』を2回読んだ。「三...
今更ながらの読書であった。まさにハルキにしか書けない佳作である。「彼女」がなぜ「いるかホテル」を選んだのか、いまいちしっくりこない。羊男の発想も素晴らしく唐突である。また唐突に物語は終わる。泣いたのはよくわかる。私は『カラマーゾフの兄弟』を1回、『静かなるドン』を2回読んだ。「三回ずつ読んだ」とは尊敬する。昼寝でこの本に影響された夢を見た。絵に描かれていたいた岩が一部消えたり、とげとげに変化した夢だ。今年(2017)年は『騎士団長殺し』も読めてとても満足できた年であった。
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羊三部作の完結編。学生時代に読んで感銘を受けたのを今でもよく覚えています。鼠が抱えていた「本当の弱さ」とは何か。今でもそれについて考え続けています。けれども、鼠はその「弱さ」を愛していた。だからこそ、絶大な力をもつ羊に憑かれてなお、彼はそれを滅ぼすために死をもいとわなかった。(飽くまで個人の見解ですが、)弱さ故に力を捨てられた、鼠の自己犠牲の精神。この尊さが何よりも美しかったです。 全て。全てを失った主人公が、次に踊った「ダンス」。そしてその果てに得るもの。そちらは割愛いたしますが、この作までに友と過ごした青春の日々、素敵な作品でした。
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村上春樹の真骨頂。そんな印象を持った。書評ブログをいくつかのぞき思い浮かんだのは、風の歌を聴けを読んだ後、すぐにこれを読むべきだったという後悔。 この作品もメタファーにより、THE村上ワールドが表現されています。あぁーすっきりしないけど、気持ち良い(笑)
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