陰日向に咲く の商品レビュー

劇団ひとり【著】

2011/04/23

文才に多少の物足りなさを感じたけど読みやすい。モノの捉え方など日常様々な事を気にしていなければ書けない、「表情」みたいなものを感じた。

2011/04/05

短編集で、それぞれの話が微妙にからんでいたり、いなかったり。
せっかくのからみがどこかで、なるほどと思わせる感じで集約したりすると、もっと楽しめた感があったのでは。
文章の影から『ひとりさん』がチラホラと垣間見える、そんなお話でした。

2011/04/02

短編ですが、それぞれの登場人物意外な場面でからんでいきます。上手く絡めているなー、と思いました。

かなりダメダメ君やおバカちゃんたちでしたが、どこか憎めないところがあります。劇団ひとりさんっぽいかも！

新たな一歩を踏み出す彼らにエールを送りたくなります。

2011/03/05

ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの陽のあたらない人生に、時にひとすじの光が差す―。不器用に生きる人々をユーモア溢れる筆致で描き、高い評価を獲得した感動の小説デヴュー作。

2011/03/05

文庫になってもナルシスな表紙でうれしかった★

各話の登場人物が意外なところで繋がっていたりシーンが繋がっていたり複線の張り方がコントを考えられる人の張り方だなあと思って面白かった
ちょっと劇的な要素が随所にあって文体も柔らかいし読みやすかった
どちらかというとマンガっぽい小説だったな
もしくは映画
映画が少し見たくなりました

お気に入りは健一の話◎

2011/02/10

ユーモアたっぷりで、癒し系で、ホロリともする短編集。あるストーリーの登場人物が他のストーリーにも出てきたりして、「あのときの人！」というのがまた面白い。劇団ひとりにこんな才能があったとは。

2011/03/19

読み始めはありきたりな印象から入り徐々に、”ツカミ”にいく芸人さんらしいプロローグ”・・・・
文体は小説のそれと一線を画くし”劇団ひとり”さんの語りで良い！
前編のディテールを残しながら次編の物語のストリートテーリングに入っていく・・世間で決め付けられた　”駄目な人”　と思しき人物を活き生きと描いている！陰日向から支えてくれる愛おしさ在りて　”御心易く候べく候”と感ずる！
読後感＝次はどんな作品を書いてくれるかな！次はナニ！ナニ！次のネタは何？・・・・！

2011/02/01

ずっと読もうと思っててやっとこさ読んだ。
ふむ、おもしろい。あっと言う間に読み終えた。
短編集だけど登場人物がゆるーくつながっている。私はミャーコの話が気に入った。
気になるのが映画化されたけどコレをどうやって表現したのか？岡田くんが誰の役をやったのか？
次は映画も見るかな～。

2015/09/22

短編集だが、それぞれがつながっているストーリー。
言葉の表現や演出は好きでしたが、もうちょっと何か欲しかった。

2011/01/28

劇団ひとりの処女作品。

とにかく着眼点が素晴らしい。特に「ホームレスに憧れるサラリーマン」の話などは、彼だからこそ思いつくアイデアだと思う。
それぞれ別の短編ながら、根っこでさりげなくつながっている。この技術は芸人とは思えないもので、非常に才能を感じた。