陰日向に咲く の商品レビュー
短編集かと思ったら連作なんだ。最初の数話は、ひとりさん頭いいなぁ、洒落てるなぁとはおもったが、発売当時世間が騒いでたほど面白くないなー って思った。でも4話目で感動して 5話目で泣いた。
Posted by
不器用にまっすぐで 単純で とても正直な人たち。 いい意味でバカバカしくおかしくて、そのおかしさが切なくて哀しい。 当初、この作者のとらえ方、描き方が浅くてぎこちないように思えて(上から目線)、評価の高さがよくわからないでいたけれど、 次第にそれが中の人物たちと重なり合い、その...
不器用にまっすぐで 単純で とても正直な人たち。 いい意味でバカバカしくおかしくて、そのおかしさが切なくて哀しい。 当初、この作者のとらえ方、描き方が浅くてぎこちないように思えて(上から目線)、評価の高さがよくわからないでいたけれど、 次第にそれが中の人物たちと重なり合い、その狙いや味わいがジワジワわかってきた感じ。 コントのような風味も。 好みはわかれるかもしれないけれど、テレビで拝見するいかにも劇団ひとりさんらしい作品に感じた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんなビギナーズラック恐ろしすぎる。 最後の終わり方が好きすぎる泣きすぎる。 話が全部ちょっとずつつながっているのがよい。 デジカメの話が一番好き。
Posted by
さっぱりとした文章で書かれていて読みやすかったけど少々物足りない気がしてしまった。内容は割とおもしろい。
Posted by
一つ一つの話にオチがついていてわかりやすい。Overrunはかなりのお気に入り。まあ、でも、そこまでかな。やっぱり芸能人の本って感じだ。小説家には敵わない。
Posted by
目次を読まないタイプなので短編集みたいな構成になっているのに途中で気付いた。 1つ1つの話しに必ず人情を持ったキャラが出てくるし、しっかり裏切りのあるオチを付けた話しなのが個人的に好きだった。 読みやすい文章だし、飽きが来ない。
Posted by
読みやすくて面白かった。 ダメな人たちの群像劇。 読んでいてニヤリとしてしまうことが何度もあり、これを劇団ひとりが書いていると思うとまたニヤリとしてしまう。
Posted by
お見事! ーー 5つの短編がしっかりした物語を持ちながら、それぞれに連環するエピソードを効果的に散りばめ、一冊として完成した世界を作り出している。あまりの巧さに唸ってしまった。 有機的に絡まり合うキャラクターの生態を眺めながら、最後の短編のラストで静かな感動を味わうことが出来...
お見事! ーー 5つの短編がしっかりした物語を持ちながら、それぞれに連環するエピソードを効果的に散りばめ、一冊として完成した世界を作り出している。あまりの巧さに唸ってしまった。 有機的に絡まり合うキャラクターの生態を眺めながら、最後の短編のラストで静かな感動を味わうことが出来る。 著者の芸風を知っているからこそ、万華鏡のように小説の中を行き来する個性的なキャラクター造形に納得することが出来る。 その才能を一冊の本にまとめあげた熱意に最大級の拍手を。 ずっと本棚に置いておこう。
Posted by
一人称がどんどん代わっていくのが刺激的でした。いろんな方向から想像できる人なんだなって思いました。ひとり君のこと…。一人だからこそ、できるんだなって。他人の真実も自分の真実も静かに傍観しているのに、前に進んで行こうとするエネルギーが秘められている感じが、魅力的。どっか図太い感じも...
一人称がどんどん代わっていくのが刺激的でした。いろんな方向から想像できる人なんだなって思いました。ひとり君のこと…。一人だからこそ、できるんだなって。他人の真実も自分の真実も静かに傍観しているのに、前に進んで行こうとするエネルギーが秘められている感じが、魅力的。どっか図太い感じもサラッとしていて、笑^ ^…人生って、なんだかんだ言って、こんな感じかな?
Posted by
今さら読んだ。 「拝啓、僕のアイドル様」は、時代を先取りしてるな〜と思った。それか、今も昔もアイドルファンはこんなものなのかな。 不器用に生きる人たちをユーモア溢れる筆致で描き云々、とあらすじにある。やはり劇団ひとりのネタ(最近見てないけど)のように、誇張されているので、不器用...
今さら読んだ。 「拝啓、僕のアイドル様」は、時代を先取りしてるな〜と思った。それか、今も昔もアイドルファンはこんなものなのかな。 不器用に生きる人たちをユーモア溢れる筆致で描き云々、とあらすじにある。やはり劇団ひとりのネタ(最近見てないけど)のように、誇張されているので、不器用に生きる人たちを真摯に描いた作品に感動したかったら他をあたるべきだな、と思った。
Posted by