容疑者Xの献身 の商品レビュー
ガリレオシリーズ第三弾 今までは短編集だったけど、長編! 一度映画ではみたことあるけれど、改めて原作を読んでみた。 辛すぎる泣 石神の並々ならぬ愛情と、湯川の苦悩、靖子と美里の罪悪感…誰も幸せにはなれない道だった… 殺人動機は冒頭で書かれるが、石神が展開するトリックによって警察...
ガリレオシリーズ第三弾 今までは短編集だったけど、長編! 一度映画ではみたことあるけれど、改めて原作を読んでみた。 辛すぎる泣 石神の並々ならぬ愛情と、湯川の苦悩、靖子と美里の罪悪感…誰も幸せにはなれない道だった… 殺人動機は冒頭で書かれるが、石神が展開するトリックによって警察側が混乱させられる。。 映画で一度観たけれど、内容を忘れていたからトリックに驚き、石神と湯川の友情、叶わぬ願いに涙してしまった泣
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映画は2回くらい観たことあったので話は知ってたけども、急に原作が読みたくなり手に取った。この作品に触れるたびに堤真一くらい泣く。 原作だと石神の賢さがより伝わってくる。冷静で抜け目なくて、湯川が逮捕を惜しむのも頷ける。 湯川は「純粋」と表現してたけど、石神の世界には損得や善悪な...
映画は2回くらい観たことあったので話は知ってたけども、急に原作が読みたくなり手に取った。この作品に触れるたびに堤真一くらい泣く。 原作だと石神の賢さがより伝わってくる。冷静で抜け目なくて、湯川が逮捕を惜しむのも頷ける。 湯川は「純粋」と表現してたけど、石神の世界には損得や善悪なんかないんだよな、あるのは本質だけなんだよな。そんな石神の目的はたった一つだったわけで…それを思うとラストはもう本当に辛くて涙が止まらない。あー辛い。
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先が読めるようで分からない、ミステリーの傑作。 伏線の回収の仕方など驚かされることも多かったが、ラストが苦しすぎて号泣しながら読了。 読むのに気力も体力も必要な作品だった。
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言わずもがな、名作。結末はシンプルなのに絶対思いつけないトリックで、ははぁと唸らされる。そして切なさのあるストーリーもいい。 今や東野圭吾といえばこのテイストですが、出た当時はすごい衝撃だったんだろうなあ
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これはヤバい。感想を上手い言葉で表せないほどの衝撃。今更ながらヤバい本に出会った。かなり有名な作品でありながら、今まで手をつけていなかった。前情報を知らないで読めたことに感謝。
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東野圭吾、初めてのガリレオシリーズだった。愛の究極はこんな感じなのかな。それにしても、天才についていけなくて所々躓いたからとりあえず解説読んで理解を深めたい
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2024.11.03 誰よりも人を愛した孤高の天才のカラクリ。 映画を過去に読んでいるため内容はなんとなく覚えていたが、原作で読むとキャラクターの心情などがよくわかる。推理小説は先に別の媒体でネタを知っていると敬遠しがちだったが、知っているからこそ、あのセリフはそういうことか、こ...
2024.11.03 誰よりも人を愛した孤高の天才のカラクリ。 映画を過去に読んでいるため内容はなんとなく覚えていたが、原作で読むとキャラクターの心情などがよくわかる。推理小説は先に別の媒体でネタを知っていると敬遠しがちだったが、知っているからこそ、あのセリフはそういうことか、この描写こんなところから書かれていたから、など伏線を拾いながら読めるのが面白い。 最後の1ページは鳥肌モノ。
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どこの書店でも目立つところに置いてあるからいつか読もう!ってつい後回しにしてたけど、機会があってやっと読めた。これまで読んだ小説の中でいちばん良かったし泣いた。 石神の「人は時に、健気に生きているだけで、人を救っていることがある」というセリフは何度読んでも涙が止まらない。 本を読み終えて改めて 献身 の意味を検索しただけでも泣ける
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ガリレオシリーズ①②を知らずに読んだけれど、問題なく楽しめた。天才と天才のハイレベルなやり取りを俯瞰して読んでいた前半とは打って変わり、終盤にはそれぞれの関係性や明かされた想像以上の"献身"に感情移入せざるを得なかった。ミステリーとしてもヒューマンドラマとして...
ガリレオシリーズ①②を知らずに読んだけれど、問題なく楽しめた。天才と天才のハイレベルなやり取りを俯瞰して読んでいた前半とは打って変わり、終盤にはそれぞれの関係性や明かされた想像以上の"献身"に感情移入せざるを得なかった。ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても最高傑作だと思う。
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面白かった!最初の2作は短編だったせいもあり、面白いけど評判的にそんなに…?って感じで読んでたけど、この作品はめちゃくちゃ面白かった。ここまでは科学技術を使ったトリックがコンセプトの話だったと思うけど、内容自体は昔から結構ある死体すり替えもので、叙述トリックも入ってるのかな?すっかり騙されてしまった、、、理解した瞬間に、あッッッッ!?ってページを戻りまくるの最高だったね…。天才と天才の頭脳戦みたいで熱かった。 東野圭吾の作品はまだあんまり読んでないけど、一番人気あるのがこれなのかな。いい話を読んだ〜。
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