容疑者Xの献身 の商品レビュー
世間の評価も高いですが、私の中でも、シリーズ一番の作品です。 真っ直ぐな愛に号泣でした。 何となく、話は読めてきたななんて思いながら、読んでいた私は東野圭吾を舐めてました。すみません。
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題材 ・殺人と愛 テーマ ・愛する人のためなら、人も殺せる 最も伝えたかったこと ・テーマ(屈折した愛) 何が新しいのか ・数式を絡めた点(P≠NP問題) ・殺人を揉み消すために、新たな殺人をする点 ・殺人の肩代わりをする代わりに、相手を支配する関係性(バラされる恐怖が付き纏い、逃げられない) 大きな謎 ・殺害当日の夜、なぜ、靖子と美里にアリバイがあるのか(実は殺害した日は前日だった) キャッチコピーは何か 『運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪』 その他(心に残ったことなど) ・よくよく考えてみると、非常にシンプルな物語。主な登場人物も、石神、靖子、湯川(草薙)、工藤の五人ぐらい。だが、惹き付けられる。実に面白い。
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東野圭吾先生の最高傑作です‼︎ 映画を先に見たので寂しい話は知っていたけど 小説の方が孤独すぎした‼︎ 面白い作品です‼︎
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名作です。 映画を先に見たのでそちらと比較させて頂きますが、やはり文章である分その人物が何をしているのかや湯川が感じる違和感や推理のヒントは解りやすく感じました。 が、思ったよりもサクサクと話が進みあっさりと読んでしまった気がします。 映画版と同じく読了後の何とも言えない後味の悪さはあるのですが、映画版が「何はともあれ事件は解決した」という明るさも多少混じっているのに対して、小説版は湯川と草薙の関係にヒビが入り、湯川は唯一の親友を失い、石神は愛も努力も何もかもが無駄となり・・・と誰も幸せにならない結果となり石神の慟哭で終了。 と、より後味の悪い結末を見せつけられます。 勘違いしないで頂きたいのは、この作品はこの後味の悪さあってこその作品であり、そこに不満等は無く、ただ「登場人物達が己のやるべき事をやった」だけです。 星4評価としたのは、単に「思ったよりあっさり終わった」とというだけです。
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映画でも観たけど、やはり原作も面白い。 天才2人が再会を喜ぶシーンとか興奮した。 賢いってかっこいいと思った。
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ガレリオシリーズは初見でドラマにも映画にも触れたことはなかったです。 今回は読んでみようと思ったときにまずはこれと 手に取ったのが今作でした。 読み終わってみるとタイトルそのままの話でおぉとなった。 犯人が分かった上での探偵役との知恵比べを楽しむ作品かと思ったら更に上を行く面白さでした。 富樫以外は誰もが他人を思いやる優しさを持つ人ばかりで特に石神のそれは優しさ故に相手を縛ってしまう程で… 若く経験がないとどうしていいか分からずに極端な事に出てしまうのが苦しい… それは石神も通った道のはずなんだけと、愛の深さに気を取られ想像が至らなかったか… ミステリーとしてよく名前の出る作品ですがなるほどと思わされました。
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いろんなところでおすすめされているミステリーで、映画も観たことが無かったが、今更ながら読んでみた。 終盤の石神の自首のシーンは、自分を卑劣なストーカーに貶めてまでなんで……と絶句してしまった。 湯川から真実を告げられた後の靖子が工藤からプロポーズされる場面はあまりにも辛すぎた… 石神は花岡親子を幸せにするためにあまりにも大きい犠牲を払ったわけだが、それが逆に手放しで幸せになんかなれないという呪いでもあったのではないか思った。 石神はそんなつもりは全くなかっただろうが、皮肉にもそういう結末になってしまった。 殺された元夫以外みんな良い人なのに、誰も報われなくて悲しいストーリーだったが、ミスリードからの伏線回収はさすがだなと思った。
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面白かった!ほぼ一気読み! ただ、超有名作なためちょいちょい内容が耳に入ってきてたのが残念!もっと早く読むべきだった〜!
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話を最後まで読んでみて、タイトルの意味が改めて分かった。事件の犯人である母娘とそれを隠蔽しようと協力する石神側からの視点で描かれている部分があるため、彼らの考えている計画を理解した上で読んでいるつもりだったが、最後にトリックが全て明かされ、衝撃だった。
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この作品がきっかけでミステリが好きになりました。トリックが明かされた時には圧倒されましたが、最後の犯人の想いを考えるとなんとも言えない気持ちになりました。でもそこが良かったです。
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