容疑者Xの献身 の商品レビュー
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さすがに面白い。石神は一瞬で巧妙なトリックを組み立てていたのかと感心。 純度100%の理系、論理的な思考が得意、というかそれしかできない石神の脳に恋愛感情という激強スパイスが加わったことによってとんでもない方向に爆発したのだと思う。 全く別の事件を平行に並べる、か〜。 はーーー…。疲れた…。
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切なかった、、、。 石神にはどうにか救われて欲しかった。 何か彼にとっての希望が欲しかった、、。 石神さんに私ができるのはそれだけです。 って一生をかけた大失恋に 読者の私が受け止められなかった。 読了後は虚無感だった。 そんな読書体験ができた。 トリック自体が驚き、理解しやすく 全体的に読みやすかった。 最初は切なくて⭐︎4にしたけど、 こんなに浸ってるし また読みたいって思ってるから⭐︎5と評価。
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ガリレオは沈黙のパレードを映画で観て面白いなと思ったけど、原作も面白い! 誰も悪くない感がコナンと似てた 自分は女性なので靖子の立場だったらどうするかなぁと思いながら読んでた。
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友人に勧められたのがきっかけ。ガリレオシリーズは、幼い頃にドラマで見たことがあったので、登場人物に親しみがあり、キャラクターも絵が浮かんだので読みやすかった。小説のボリュームもちょうどよく、無理なく一気に読めるちょうどいい長さ。 トリックには驚いた。試験の問題の作り方 「思い込みによる盲点をつく。幾何学の問題に見せかけて、実は関数の問題である」このセリフにあるように、前提としていたことがひっくり返される種明かしに、驚いて頭の中で❓が浮かびました。少し前から文章を見返し、もう一度❓が浮かび、読み続けると意味が徐々に理解でき、トリックの巧妙さに一泡吹かせられました。あえて不確実な証拠を残すことで、そちらに意識を向けさせて、肝となる真実を隠すカモフラージュ、天晴れです。。 映画版も見てみようかな!と思えるくらいの魅力的な作品でした。これを機にガリレオシリーズの小説も読んでみたい!
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ガリレオシリーズ、読むの初めてです。 天才学者が謎を解き明かすというから、難しいのだろうと思って避けていました。 でも最近会った友達が感動するよ、と言っていてかなりおすすめのようだったので手を出しました。 終盤まで、サクサク読みました。面白い上に簡単だな、と思っていましたが...
ガリレオシリーズ、読むの初めてです。 天才学者が謎を解き明かすというから、難しいのだろうと思って避けていました。 でも最近会った友達が感動するよ、と言っていてかなりおすすめのようだったので手を出しました。 終盤まで、サクサク読みました。面白い上に簡単だな、と思っていましたが最後にびっくりしました。そして訳がわからなくなりました。もう一度最初の方を読もうと思います。 そしてラストは感動しました。ラストを読んだとき電車の中だったのですが、泣いてしまいました。 映像のほう、ドラマかな?もお勧めだと友達が言っていたので近いうちに観たいと思います。
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かなりの読み応え… 最後は駆け足で読んだ。 トリックが分かった時点でも どういう結末がいいのか、自分でも分からずに読み進めた。 これでよかったのか、よくなかったのか。 別の線上にあるトリック、読んでいてもどこでずれたのか分らない。 対峙する天才 すごい迫力だった
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ダルマの石神哲哉、堤真一のイメージはなかったあ。 でもぴったりな役である気もする。 科学者は純粋、森博嗣も言うね。そうありたいのだね( ̄ー ̄) 感動が後引くなあ
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このラストの切なさはたまらない。最後の100ページくらいまでは意外とページが進まなかった。倒叙推理小説になっているのだが、おそらく石神や靖子の工作部分が緩慢に感じたのと、石神の気持ちが掴みにくかったのだろう。読むのに意外と時間がかかった。しかし犯罪の方はラストで一発ひっくり返す。...
このラストの切なさはたまらない。最後の100ページくらいまでは意外とページが進まなかった。倒叙推理小説になっているのだが、おそらく石神や靖子の工作部分が緩慢に感じたのと、石神の気持ちが掴みにくかったのだろう。読むのに意外と時間がかかった。しかし犯罪の方はラストで一発ひっくり返す。そして石神の恋心をどん底に落として踏みにじる。 私は犯人に同情すると善悪の判断基準が狂うので嫌いなのだか、こうなるといっそう辛い。どんな犯罪者にも同情するストーリーは存在すると思うので、それを知ってしまうと息が苦しくなるのだ。勧善懲悪でないと心の整理ができない。 となると、これは犯罪小説、推理小説として読むのではなく恋愛小説として認識しようと自分の中で消化することになる。後半から自分の頭が恋愛小説思考になったので、それはそれで照準を合わせるのに時間がかかってしまったのだろう。愛のために罪を犯す。しかし愛は望む形では成就しない。そしてやり直しのきかないどん底に投げ落とされる。 石神は決して恋愛上手ではない。確かに状況があまりに不幸だ。それでもほぼ初めての恋愛がこれなのはあまりに酷だ。恋愛の末の献身というのは相手の立場を汲み取ったつもりが、得てして独りよがりなのだ。そこに自分の思いが強く入ってしまうからだ。 ガリレオも草薙もどうでも良くなり、私まで、慟哭、いや絶叫したくなるほどのラストだったのでした。
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ガリレオシリーズ3作目。 天才物理学者と天才数学者の頭脳対決。天才同士のお話はやっぱり面白い! 後半、真実が明らかになっていくに連れて読み進めるのが辛かった。数学以外に全てを捧げる程の石神の真っ直ぐな愛と覚悟に胸が締め付けられました。 まさにタイトル通り、美しくも悲しい愛と献身...
ガリレオシリーズ3作目。 天才物理学者と天才数学者の頭脳対決。天才同士のお話はやっぱり面白い! 後半、真実が明らかになっていくに連れて読み進めるのが辛かった。数学以外に全てを捧げる程の石神の真っ直ぐな愛と覚悟に胸が締め付けられました。 まさにタイトル通り、美しくも悲しい愛と献身のお話でした。
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