芋虫 の商品レビュー
芋虫が読みたくて読んだ 全ての作品に狂気が感じられてすごくおもしろかった! ファンタジーなのはそうだけど、今まで読んできたものより狂人が身近に感じられた 他の作品も読みたくなった 特におもしろかったたのは芋虫、赤い部屋、人でなしの恋 芋虫 後味があまり良くなくて、もし間に合って...
芋虫が読みたくて読んだ 全ての作品に狂気が感じられてすごくおもしろかった! ファンタジーなのはそうだけど、今まで読んできたものより狂人が身近に感じられた 他の作品も読みたくなった 特におもしろかったたのは芋虫、赤い部屋、人でなしの恋 芋虫 後味があまり良くなくて、もし間に合っていたら…と考えてしまったけどこれも愛の形のひとつなのかな 切ない…! 赤い部屋 オチが意外だった 本当か嘘かはわからないけど、不気味でいい そういうトリックもあるのかと思った 人でなしの恋 最初はかわいい恋のお話だったのに() オチはわかりやすかった 京子の心情描写が丁寧で引き込まれる
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乱歩の怪奇幻想の世界が描かれた短編集。『赤い部屋』『芋虫』は2回目だが、再読でも飽きずに読むことができた。『指』『火星の運河』『白昼夢』『踊る一寸法師』は特に怪奇趣味が全面に出ていた。
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気持ち悪いという感情以上の吐き気がする。 いやだ!いやだ!って叫びたくなる。なんなんだろうこれは。。 怒りとか残虐性とか自分の一番醜い部分が引っ張り出された気分。時子に共感なんかしたくないのに、ちょっと気持ちがわかってしまうこの感じはなんなんだろう。。 どこまでが人間でとこまでが芋虫なんだろう。「ユルス」って書いた須永中尉は確かに人間にみえたけど、最後に草むらで這いずり回るアレは芋虫にしかみえない。中身は変わってないはずなのに。。中身もかわってるのかな?分からない。。
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「芋虫」、大好きです。何度も何度も読み返している私にとって、このお話は、至高のラブストーリーなのです。
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【ネタバレ】ドグラマグラへの抗体獲得2作目!このヤバい妻の行動、恐怖でしかない。須永中尉は戦争で大活躍するが、その代償はあまりにも酷い。両手両足、感覚機能を失っている。全身には包帯を巻き、容姿としてはまるで「芋虫」だった。そんな須永中尉の世話をしていたのは妻の時子。性欲だけは激しい須永中尉に対し、時子は、彼を虐めることで快感を得ていた。ある夜、須永中尉が刺すような視線を時子に向け、時子は怒りのあまり彼の目を潰してしまう。須永は芋虫のように這い出し井戸へ「ドボン」。人間の怖いもの見たさという欲情、怖~い!⑤
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★3.5。 現在ではアウトな設定・描写が幾つかあることは否定できない事実ではありますが、書かれた時代を考えると、むしろこの作家の反逆性が際立つというもの。 また、こういう作品の扱いには「品」が問われるという気がする。例えばこの作家の作品の映像化の幾つかは、それを物語っているかなと...
★3.5。 現在ではアウトな設定・描写が幾つかあることは否定できない事実ではありますが、書かれた時代を考えると、むしろこの作家の反逆性が際立つというもの。 また、こういう作品の扱いには「品」が問われるという気がする。例えばこの作家の作品の映像化の幾つかは、それを物語っているかなと。裏返して言えば、作家の上品さが作品をぎりぎりのところで止めているかと。
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初めての江戸川乱歩小説。 って、最初からレベル高すぎた…?コワイコワイ(∩´﹏`∩) ご飯時にふと思い出してウッ…となる。 でも中毒性ある。。長編にも手をだしたい!
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小説でこんなに恐ろしい体験をできるのか。 戦争で手足を失った夫を介抱する妻。芋虫みたいになり、植物状態の夫を称えろという周りの人間。戦果中の同調圧力が気味が悪かったのと、芋虫みたいになった夫に対する妻の心情変化が最も恐ろしい。人間の根源的傲慢さ、ドス黒さをこれでもかと感じられる。...
小説でこんなに恐ろしい体験をできるのか。 戦争で手足を失った夫を介抱する妻。芋虫みたいになり、植物状態の夫を称えろという周りの人間。戦果中の同調圧力が気味が悪かったのと、芋虫みたいになった夫に対する妻の心情変化が最も恐ろしい。人間の根源的傲慢さ、ドス黒さをこれでもかと感じられる。戦争だけでなく、その中にいる人間が恐ろしい。
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今まで江戸川乱歩の作品だったら指か芋虫が1番グロいと思ってたけど、踊る一寸法師が1番かも 人を殺す過程もそうだけどみんなよってたかって弱いものいじめをする、みたいな人間の悪い所・グロさが出ててなんとも言えん
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なんと奇怪な物語なのだろう、なんでこんな描写ができるのか…ゾワっとする心理的描写ごとても恐ろしい。人間椅子もそうだが、江戸川乱歩はやっぱりすごい!是非読んでほしい物語です。
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