ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻2冊セット の商品レビュー
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最終決戦の描写やダンブルドアの意外な過去など、印象深い場面は多々あったが、これまでハリーに対して辛辣な態度をとっていたスネイプ教授の意外な背景や秘めた想いの描写が特に強く印象に残り、人物評が180°変わった。
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全巻読了するのに、4ヶ月!! 途中中だるみで全巻読破を諦めかけたこと数回。。 読破して良かったと思う最終巻でした。 中学生の時にアズカバンの囚人まで読んでそれっきりになっていたのを思い出した30代前半男でも十文に楽しめました。 もう一度読み返したくなる内容では、ありますが多分無理...
全巻読了するのに、4ヶ月!! 途中中だるみで全巻読破を諦めかけたこと数回。。 読破して良かったと思う最終巻でした。 中学生の時にアズカバンの囚人まで読んでそれっきりになっていたのを思い出した30代前半男でも十文に楽しめました。 もう一度読み返したくなる内容では、ありますが多分無理なので、いつか映画も観てみたいです。
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遂に最終巻。 17歳の誕生日を迎える事で今まで守られてきたダーズリー家も安全ではなくなる。 その為、ハリーはこの家から移動しなければならなかった。 しかし、その誕生日当日は恐らくヴォルデモートや死喰い人達に狙われているであろう事から、 不死鳥の騎士団では早めの移動を画策していた...
遂に最終巻。 17歳の誕生日を迎える事で今まで守られてきたダーズリー家も安全ではなくなる。 その為、ハリーはこの家から移動しなければならなかった。 しかし、その誕生日当日は恐らくヴォルデモートや死喰い人達に狙われているであろう事から、 不死鳥の騎士団では早めの移動を画策していた。 そして念の為ポリジュース薬で7人のハリーを作り出して移動を開始した騎士団だったが、 何故か死喰い人達が多数待ち受けていた。 何とかして逃げる騎士団だが、またしても大きな痛手を被る。 その後、ビルとフラーの結婚式においても危機が訪れ、 『姿くらまし』したハリー・ロン・ハーマイオニー。 それでも何故か即座に死喰い人の攻撃を受けてしまう。 果たしてこのような状況で残りの分霊箱を見つけ出し、全て破壊する事が出来るのか。。。 状況は一気に不死鳥の騎士団側が不利になった感アリアリの7巻(上)。 スネイプがヴォルデモート側に行き、頼りになるダンブルドア、マッド‐アイ‐ムーディーを立て続けに失い、 魔法省までも陥落するという有様。 しかもハリー達一行は『分霊箱を探す』という目標はあっても、 その為にどうしたらいいのかさっぱり見当がついていない。 ダンブルドアが遺した品はどうやって活かしていいのかさっぱりわからず、 その上いつ襲われるかもわからないジプシー的な生活を送らざるを得なくなっている。 大人になったとは言えまだまだ若い3人は、先の見えない生活の中で喧嘩も多くなってしまう。 そして遂にロンがハリーの元から去ってしまうという事態に。。。 大変である。 それにしてもハーマイオニーの先見の明は素晴らしい。 某アニメの「四次元ポケット」並みの道具を駆使して、必要なものは全て保持しているという徹底ぶり。 ハリー、ロンのコンビではあっという間にやられていたに違いない。 ただ、なかなか物語が展開しなくて若干イライラする。 襲われる→逃げる→喧嘩→どっか移動→襲われる(以下ループ) みたいな感じになっているので。 それでも残りはあと1冊。どんなエンディングが待っているのか楽しみである。
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3ヶ月半くらいかかって、全7巻を読み終えました。 特に後半はまるでジェットコースターに乗っているかのように、あっちこっちに感情を揺さぶられていました。 ハリーの成長を感じながら、ハラハラドキドキしながら、読み終えました。終わってしまうと、なんだか喪失感。。。
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シリーズの完結巻。 児童文学としては少し難しい内容がある巻ではあります。 自ら覚悟して死に向かう主人公、というのも若い読者には理解しにくいところもあるでしょうし、ヴォルデモートとハリーの魂の結びつきについても複雑な部分がありました。 とはいえ、結末から見れば大団円でしたし、新し...
シリーズの完結巻。 児童文学としては少し難しい内容がある巻ではあります。 自ら覚悟して死に向かう主人公、というのも若い読者には理解しにくいところもあるでしょうし、ヴォルデモートとハリーの魂の結びつきについても複雑な部分がありました。 とはいえ、結末から見れば大団円でしたし、新しい世代(ハリーの息子たち)のホグワーツでの生活も気になるところです。
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主人公の不安や孤独が伝わってきて途中何度も苦しくなったけど…。夢中で読みました!終わったあともハリーたちのことを考える日々が続いてます。
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ハリー・ポッターとは何だったのか? 少年の成長の物語だ。 叔母の家に引き取られ、虐げられていた少年が、少しずつ逞しくなり。 自分中心で、悪戯好きな少年が、友人たちや周りの人たちのことを大切に思うようになり。 世界の良い面も悪い面も知り、人の強さも弱さも知り、1人の大人として成長していく。 ダンブルドアの弱さ、スネイプの強さ。 特にこの最終巻では、その2つが際立つ。 正直、ここに来るまでには“なんでハリーはこんなに捻れた性格の主人公なのだろう?”と疑問に思うこともあった。 でも、これは成長の物語であり、ここまで読むことによって、1つの物語が完結すると思うとそれも必要な工程だったのかなとも思う。 人が死にゆく流れはあまり望んだものではなかったのだけれど、最後までちゃんと読めてよかったと思う作品だった。
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ダンブルドア!スネイプ!2人の過去やハリーに隠していた事が書かれていて秘宝の謎も解けてスッキリ。グリンデルバルドの事も書かれていて読んでいてどこで休憩しようか迷うぐらい一気読み。
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ハリーとヴォルデモートの関係、ダンブルドア、スネイプの秘密 上巻の戦い 下巻で明かされる真実 またに最終章にふさわしい一冊だった
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「ハリー・ポッター」シリーズついに最終巻 ヴォルデモートの魂が納められている7つの分霊箱。 その残りの4つを求めて、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は旅に出ます。 闇の魔法使いとの対決は上巻だけで3回もあるのですが、そのうち2回ではヴォルデモートが直接ハリーの前に現れ...
「ハリー・ポッター」シリーズついに最終巻 ヴォルデモートの魂が納められている7つの分霊箱。 その残りの4つを求めて、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は旅に出ます。 闇の魔法使いとの対決は上巻だけで3回もあるのですが、そのうち2回ではヴォルデモートが直接ハリーの前に現れます。 最終巻にふさわしいスリリングな展開が続きます。 特筆すべきは、『賢者の石』で描かれていたような3人の冒険の要素が非常に多いことです。 そして、そうした冒険の中で、ハーマイオニーがいい女性になったなあということをすごく感じました。 思いやりがあって、冷静な判断ができて、他の2人よりも知識がある、本当に頼れる存在です。 上巻のクライマックスは、グリフィンドールの剣を手に入れる場面です。 牝鹿の守護霊が現れハリーをそれに導くのですが、この守護霊の持ち主が誰かということがシリーズ全体の謎を解く重要な鍵となっています。 そして、最後の対決の舞台がホグワーツであるという設定が憎い(いい意味で!)。 これまでに出てきたキャラクター(敵も見方も含めて)や呪文、道具が総登場するとともに、ハリポタの原点である勇気、友情、冒険といったエッセンスが最後の闘いにはすべて詰まっています。 何よりすばらしいのは、『謎のプリンス』までに張り巡らされてきた伏線がすべて見事に回収されていくところです。 松岡佑子さんがおっしゃっているように、圧巻はやはり第33章「プリンスの物語」ですね。 この章で、これまでのすべての謎が明らかになります。 ダンブルドアの言葉を信じ、あの男は実はハリーの味方なのではないかと僕は思っていたのですが、まさかこんなにも深い過去が隠されていたなんて考えもしませんでした。 J.Kローリングさんは初めにこの設定を作ってから、『賢者の石』を書き始めたのだなということがよくわかりました。 ここ何日間かの通学時間は、本当に夢のような時間でした。 1日100ページと決めていたのに、最後の250ページくらいは1日で一気に読んでしまいました。 それくらいこの最終巻はおもしろかったです、僕にとってはこれまでのどの巻よりも。 映像化された『死の秘宝』が早く見たいです。 「さあ、俺様が攻撃すれば、こんどは何がおまえの死を防ぐと言うのだ?」 「一つだけある」
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