ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻2冊セット の商品レビュー
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辛く厳しく激しい疾走感。バンバン仲間も死んでいく。こんな展開を用意していたとは!そしてセブルスに尽きる。なんということであろうか。ハリーの父親も母親も、決して単純なのっぺりした好人物ではない。特に父親はだいぶ嫌なヤツだ。セブルスの不器用さが実に痛々しい。そしてダンブルドアの傲慢と悔恨。また、子どもが生まれることを最初は喜べないルーピン、息子のためだけに動くナルシッサ、あのダドリーがあのような態度を取るなど、積み上げる数々のエピソード。 あまりにもいろいろあり、最終章は未来につなぐためにこれまた極端な大団円としているが、それもまた良し。 大人になってから読んだ児童文学だが、心底楽しませてもらった。子供の頃に読んでいたらどうだっただろうかと想像してみたのだが、特に何も浮かばなかった。きっとそれなりに楽しんだだろうとは思うが、年齢を経て読んだからこそ、それぞれの光と闇がよく理解できたのかもしれない。 この作者の2020年6月頃からの発言が非常に残念なものであるとのニュースを、哀しく読んだ。
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愛 調子が悪い、というのとは別の理由で少しずつ少しずつ読んだ。 ひとつに読み終えたくなかったから。あまりにもこの世界が、人々が、敵でさえ、大好きだったから。 死、あまりに辛く、最期の言葉に切なくなった。あの眼差しが、届いたかな。 読み終えたくなかったなあ。だから何度でもページを...
愛 調子が悪い、というのとは別の理由で少しずつ少しずつ読んだ。 ひとつに読み終えたくなかったから。あまりにもこの世界が、人々が、敵でさえ、大好きだったから。 死、あまりに辛く、最期の言葉に切なくなった。あの眼差しが、届いたかな。 読み終えたくなかったなあ。だから何度でもページを開こう。 間違いなく楽しい時間だった。また何度でも。
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終わった。。戦いが終わった。。 ヴォルデモートとの決着は本だとあっという間だったけど、それが死というとこを表しているのかなと。ルーピンとトンクスのことを思うと本当にいたたまれない。モリーが激怒して決闘を挑むところは鳥肌、それだけで涙が溢れそうになる。ダンブルドアがすべでを教えずに...
終わった。。戦いが終わった。。 ヴォルデモートとの決着は本だとあっという間だったけど、それが死というとこを表しているのかなと。ルーピンとトンクスのことを思うと本当にいたたまれない。モリーが激怒して決闘を挑むところは鳥肌、それだけで涙が溢れそうになる。ダンブルドアがすべでを教えずに死んでしまったのもすべてはハリーをダンブルドアと同じ過ちをさせないための唯一の方法だったんだなと。それがここまでのハリーたちの喧嘩やイライラが引き立ててた感じでした。この長いストーリーを経てこれだけのキャラクターを表現して作ってきたこと、本当にすごい。。 どんなに素晴らしい人でも過ちを犯すこと 大切なのはその後どう生きたかであること 友達を信じること 愛すること ハリーポッターから学んだこと。 ハリーありがとう! 私の人生を豊かにしてくれてありがとう!
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何故か発行された年に一章だけ読んで放り投げた最終巻……どうにかこうにか読み終えることができた 頻繁にノーヒントで行き詰まるので、正直、三人と共にイライラする時もあった…… でも、色々と明かされて、ほんと良かったです 生涯で、今のうちに読み切れて良かった
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終わった~! ここまで長かった。 最終巻も、なかなかツライ展開。 たくさん人が死んだ。 謎は解けたんだと思うけど、ちょっと難しかったなぁ。 よくわからない点がいくつか…。登場人物も、覚えてない名前とか出てきて、誰だっけ?って何回かなったし。 とにかく、終わった。 ファンタジーなお話はあんまり読んでなくて、嫌いじゃないけど、いつかは読もうと思ってた作品。 とにかく最後まで読めて良かった。 名前が覚えられないのと、細かい描写が多くて、なかなか読み進められなかった。 大人でも結構難しいと思ったけど、子供たちはみんなスイスイ読んでるのかな?逆に子供の方が理解しやすいんだろうか? 映画の方も途中までしか見てないから、いつか見たい。 *** 7月31日、17歳の誕生日に、母親の血の護りが消える。「不死鳥の騎士団」に護衛されて飛び立つハリー、そして続くロンとハーマイオニー。ダンブルドアの遺品を手がかりに、彼らの旅が続く。その先にある戦いは…。
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とうとう、最後の巻まできました。途中から、ハリーのことは、あんまり好きではなくなったのだけど、この話自体は最後がどうなるかは気になるので読みました。
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最終決戦の描写やダンブルドアの意外な過去など、印象深い場面は多々あったが、これまでハリーに対して辛辣な態度をとっていたスネイプ教授の意外な背景や秘めた想いの描写が特に強く印象に残り、人物評が180°変わった。
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全巻読了するのに、4ヶ月!! 途中中だるみで全巻読破を諦めかけたこと数回。。 読破して良かったと思う最終巻でした。 中学生の時にアズカバンの囚人まで読んでそれっきりになっていたのを思い出した30代前半男でも十文に楽しめました。 もう一度読み返したくなる内容では、ありますが多分無理...
全巻読了するのに、4ヶ月!! 途中中だるみで全巻読破を諦めかけたこと数回。。 読破して良かったと思う最終巻でした。 中学生の時にアズカバンの囚人まで読んでそれっきりになっていたのを思い出した30代前半男でも十文に楽しめました。 もう一度読み返したくなる内容では、ありますが多分無理なので、いつか映画も観てみたいです。
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遂に最終巻。 17歳の誕生日を迎える事で今まで守られてきたダーズリー家も安全ではなくなる。 その為、ハリーはこの家から移動しなければならなかった。 しかし、その誕生日当日は恐らくヴォルデモートや死喰い人達に狙われているであろう事から、 不死鳥の騎士団では早めの移動を画策していた...
遂に最終巻。 17歳の誕生日を迎える事で今まで守られてきたダーズリー家も安全ではなくなる。 その為、ハリーはこの家から移動しなければならなかった。 しかし、その誕生日当日は恐らくヴォルデモートや死喰い人達に狙われているであろう事から、 不死鳥の騎士団では早めの移動を画策していた。 そして念の為ポリジュース薬で7人のハリーを作り出して移動を開始した騎士団だったが、 何故か死喰い人達が多数待ち受けていた。 何とかして逃げる騎士団だが、またしても大きな痛手を被る。 その後、ビルとフラーの結婚式においても危機が訪れ、 『姿くらまし』したハリー・ロン・ハーマイオニー。 それでも何故か即座に死喰い人の攻撃を受けてしまう。 果たしてこのような状況で残りの分霊箱を見つけ出し、全て破壊する事が出来るのか。。。 状況は一気に不死鳥の騎士団側が不利になった感アリアリの7巻(上)。 スネイプがヴォルデモート側に行き、頼りになるダンブルドア、マッド‐アイ‐ムーディーを立て続けに失い、 魔法省までも陥落するという有様。 しかもハリー達一行は『分霊箱を探す』という目標はあっても、 その為にどうしたらいいのかさっぱり見当がついていない。 ダンブルドアが遺した品はどうやって活かしていいのかさっぱりわからず、 その上いつ襲われるかもわからないジプシー的な生活を送らざるを得なくなっている。 大人になったとは言えまだまだ若い3人は、先の見えない生活の中で喧嘩も多くなってしまう。 そして遂にロンがハリーの元から去ってしまうという事態に。。。 大変である。 それにしてもハーマイオニーの先見の明は素晴らしい。 某アニメの「四次元ポケット」並みの道具を駆使して、必要なものは全て保持しているという徹底ぶり。 ハリー、ロンのコンビではあっという間にやられていたに違いない。 ただ、なかなか物語が展開しなくて若干イライラする。 襲われる→逃げる→喧嘩→どっか移動→襲われる(以下ループ) みたいな感じになっているので。 それでも残りはあと1冊。どんなエンディングが待っているのか楽しみである。
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3ヶ月半くらいかかって、全7巻を読み終えました。 特に後半はまるでジェットコースターに乗っているかのように、あっちこっちに感情を揺さぶられていました。 ハリーの成長を感じながら、ハラハラドキドキしながら、読み終えました。終わってしまうと、なんだか喪失感。。。
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