ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻2冊セット の商品レビュー

J.K.ローリング【著】,松岡佑子【訳】

2025/02/06

圧巻の完結編。
それまで緻密に張られていた伏線が全て回収される。
児童文学とは思えない精巧さ。
読むのは三度目なのに、新たな発見が次々と生まれる。
途中から読むのをやめられなかった。
またいつか、ハリーとの冒険を始めたい。

2025/02/04

上巻感想…

面白くて、また夢中になって読んでしまった。
ハリーとロンとハーマイオニーいっつも喧嘩してんなこいつら…と思ったけど、なんだかんだ仲良くていいな。
ロンが帰ってきて最初は偽物なんじゃないの…とか思ってたけど、ロンがすんごい活躍してくれて、こういう展開好きだわ〜と思った！
そしてハーマイオニーがあんまりに優しすぎて…途中ロン離脱でハーマイオニーが落ち込んじゃった時に本気で心配になっちゃった…　笑
感情移入しまくってしまう…！
しかしこの最終章はクライマックスもあって、ハラハラする展開が多いし目が離せない…！いつ来るか知れないヴォルデモートの脅威に、ハリー達と一緒に怯えてる…。
個人的に哀しかったのがヘドウィグの死。
ハリーはあっさり乗り越えて(？)いたけど、ヘドウィグ大好きなので多分ハリーより私の方が哀しんでいたであろう…　笑
マッドアイも死んじゃったし、この死の秘宝はひょっとしてシリーズ1犠牲が多いのかもしれない…？
これからまた誰か死んじゃうのかな…それは嫌だな〜〜みんな生きてくれ〜〜！

下巻感想…

読み終わった………。
「スネイプ先生が実はいい人」だということは、友人が昔ちゃっかりネタバレしてくれていたので「なるほど」という感じだったんだけど、最後の方でナギニを倒したのがネビルだったとは！
そこが1番個人的に痺れたところ！イケメン！
トレローニー先生もかっこよかったな　笑
そして、ヴォルデモートの最期は案外あっさりしていたかなと思う。
もっと壮絶な断末魔〜！みたいな様子があるのかと思った！
しかし50人も亡くなったとか…ホグワーツなんて心霊スポットにでもなってそうだけど、ハリーの子ども達が普通に通っていることを考えると、たくましさを感じるな。
ヴォルデモートの遺体もあの周辺に埋められてるんだもんね…？
正直何があるかわからないハラハラ感を感じる…。
あと、途中までハリーが諦めモードみたいになってたから「あれ？もうページ数も少ないし、この物語ってまさかバッドエンドなの？」って思わされた！　笑
ーが、そんなわけなかった　笑
しかし巻数が増えるにつれ、どんどんどんどん登場人物が増えてきて、遂に一部の人の名前と人物像が把握出来なくなった。
メモつけてたのに！
そして後半再登場したダンブルドア先生が第35章で怒涛の説明をするんだけど、ほぼほぼ頭に入ってこなかった…眠かったからかも…　笑
これから映画を見て補完しようと思う。
でも映画はエピソードや登場人物も端折ってるところがあるから、また月日が経ったら読み返すこともあるかも？

2024/12/08

ついに完結。

最後の巻は今までの伏線の回収や新しい魔法の定義など加わり大変なボリュームでした。

ある人物の謎も解明されてほろりとしました。

裏の主人公はあの人でしょう。

その人目線で再読するとこの本のおもしろさが倍増すること間違いなしです。

これから続編が出てきそうな終わり方でこのハリーポッターの世界がずっと続いてほしい、そんな気持ちでいっぱいです。

2024/09/25

#2奈良県立図書情報館ビブリオバトル「冒険・ADVENTURE」で紹介された本です。
2011.5.21
http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-610.html?sp

2024/09/03

ついに読み終わってしまったハリーポッター！！！！！最後スネイプのこと好きにさせてくるのずるいよー！！長い戦いだった！早く映像化された方も見なくちゃ！あーーー面白かった！！！

2024/08/26

終わってしまった。3つの秘宝やその他にも明かされていく多くの秘密。映画も前半後半と分かれているようなのでどう演出されてるのか観るのが楽しみ。
18年後？の未来が描かれてるのがまた良かった。

2024/07/14

読み終わってしまった...。
何度読んでも素晴らしい。読み返せば読み返すほどにスネイプが大好きになる。
ハーマイオニーのしもべ妖精をはじめとした活動や訴えも、シリウスやヴォルデモートは報いを受けたという話も、映画だとカットされてしまったけれど原作だと全て繋がってて一貫してるのが良い。
大好きな人達が亡くなってしまってぽっかり穴が空いてしまうけど、感傷に浸ってる暇なく次の展開が待ってて...今まで以上に戦争の最中だなと...。
ヘドウィグが呆気なさすぎて切ない。
この話の中だけでもまた新たな謎が出てくるのに、最後には今までの伏線まで全部繋がっていくのがすごい。
これからもまた何度でも読み返すんだろうなと。

2024/04/27

読み終わってしまった。。
映画と違うところ沢山だしもっと色々なことが細かく説明されててスッキリと終わる

本当ハリポタ大好き、、
次は英語版ハリポタを1から読みたい

2024/03/09

産休中に読み始めたハリーポッターシリーズ。
産後育児に追われ読書休憩を挟み、子が8ヶ月になった今日、全巻読み終わった。
世の中から20年遅れて、、夢中になって読み進めた。

一人ひとりが丁寧に描かれた魅力的なキャラクターたち、張り巡らされた伏線、こちらが恥ずかしくなるほどリアルに描かれた思春期の心の起伏。
なぜこんなにも素晴らしい名作をもっと早く読まなかったのか…！（もちろん映画を見る機会はあったものの、画面が暗くて毎回途中で寝てしまった過去。。。）

「愛」がこれほど強いテーマになるのだと気づくためには、かわいい我が子を育てる今読んでよかったのかもしれない。

2024/01/27

約1年半という長期間にわたり読み続けてきたハリーポッターシリーズを遂に読破することができた。小学生の時に6巻目までは何周も読んだが、第7巻に関してはおそらく2度目ではないかと思う。幼少期にこのような途方もなく壮大な物語に出会えたのは自分の人生にとって大きかったし、幸運だなと思う。まず7巻目の感想としては、今までの伏線を全て回収して、物語の全体像がすべて明らかになっていく、その手法は素晴らしい。ところどころにしっくりこない部分や、もう少しうまくできたところはあったと思うが、このような重厚長大なストーリーをきれいにまとめることは至難の技だろう。子供たちを引きずり込むような魅力的な世界観と、人生に必要なものを主人公のハリーが挫折と成功を繰り返しながら学んでいく姿、この両面を兼ね備えた最高レベルの児童文学だとは言えまいか。子供にとってただ楽しいだけでなく、何か大切なものを気づかせてくれる、そのような作品こそ読み継がれるべきだし、このハリーポッターシリーズはそれに値する。自分としても、大学生という立場で改めて読むといろいろな気づきを得ることができた。この物語は魔法使いのファンタジーという表層的な物語ではなく、愛の物語であると言えると思う。ハリー・ポッターシリーズは、愛こそが人生のすべてであると教えてくれた。