ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻2冊セット の商品レビュー

J.K.ローリング【著】,松岡佑子【訳】

2011/07/21

とうとう終わっちゃいましたねースネイプ先生すばらしい！誰よりリリー素晴らしい！！ハーマイオニーもかなりできた人ですよね。ダドリーとの別れはちょっとうるっときました。ダドリー…！なんというか、良くも悪くも人間らしい作品だと思います。ハリーはお世辞にも性格は良くないですし、他のみんなもどこか意地が悪い気がします。でもそれが本当にありふれていて、だからこそ嫌な気分になるのかもしれません。同族嫌悪といいますか。物語の人物なのに人間ができてなくて、だからこそ目が離せない。それにしても、ドラコの見せ場がなかったのがすごく残念です。最初からずっと出てハリーのライバルのようだったのに、迷ってどっちにもつけず最後はもうかばわれっぱなし。ハリー側を助けるシーンを期待していたのですが。結局がんばったのはナルシッサ。クラッブとゴイルやパンジー達は最後まで悪役だったからすっきりですが、ドラコは中途半端すぎる気がします。とはいえドラコの立場はものすごくきつい。どっちについても失うものが多すぎる。そしてこの立場はほんの少し違えばハリーだったかもしれない。ジェームスは優秀でしたが、決して善良ではなかったのだから逆の世界になってても不思議はなかったと思います。それに最初にロンに会わなければきっとハリーはスリザリンだったし、スリザリンだったらドラコと仲良くなってたと思う。ドラコは中途半端でしたが、実際誰もが活躍できるわけではないことを考えると現実を見せられたようで苦い気分になります。夢にあふれる世界ですが、同時に現実的な怖さも感じます。人が容赦なく死ぬし。また落ち着いたら一巻から伏線を確認しながら読みたいです。

2011/07/17

図書館予約２３００番台待ちで、ついに読みました。税金の無駄とか考えましたが、みんなに読まれるのには、やはり訳があると思うし、よく出来たファンタジーだと思います。最後はやっぱり、ポッターが勝って終わるんだなあ。助けてくれる人が多くて、凡人には羨ましいです。

2009/10/04

ハリーポッター、発売からやっと最後までたどり着いた。長かったー
私自身魔法が使えることに小さい頃から憧れ、現実にはあり得ないけど、１巻の人間だと思っていたハリーが魔法学校に行くまでは本当にわくわくした。
７巻に至っては、途中の経過より結末が気になって。

2009/11/29

上巻

いよいよ、ラストです。

もう、安全なホグワーツから出て、危険な世界へと旅立ちます。
しょっぱなから、ものすごくスピーディな展開です。

１０歳（でしたっけ？）で、特別な恵まれた子（……と書くと、まあ語弊があるのですが。努力なくしてヒーローという意味ではその通り）だった、ハリー・ポッターですが、１７歳は、なかなか厳しい世界と向き合わなければなりません。
これが先に待っているのなら、あのぬるま湯状態も、ある意味、大切だったというか、許されてもいいのかと思ってしまうほどの厳しさです。

ローリングは、けっこう、大人を理想化して書かないところが、児童文学なのにすごいです。
いい人にも、欠点があるところをちゃんと書いている。

下巻

最終刊。
ついに完結しました。

おもしろかったーーー。

何回か書いた気もしますが、本当に１巻の「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んだときは、

「なんじゃこりゃ……」

と思ったんですよ。

「これがおもしろい……？？？どこが？？？設定が？？？」

多分、いろんなところで、「ハリー・ポッターより面白い！！」なんて特集を組んで、「ゲド戦記」を紹介した人たちも、同じ気持ちだったんだと思います。*1

でも、こうやって７巻の最終刊まで読むと、そんなふうに、「おもしろくない」と感じたことのほとんどが、ローリングが物語に仕掛けた罠だったんだなぁと思ってしまいます。

以下、ネタバレありです。

http://asobo.littlestar.jp/rin/2009/03/29/%ef%bc%91%ef%bc%90%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%9b%a3%e5%86%86/#extended

2009/10/04

うわーもう本当にすごかった！！
感動というか、もうただただ。
完結おめでとうございます。

（上）062/100
（下）063/100

2009/10/04

ハリポタ・シリーズ最終章。
結構、血みどろの戦いとなります。
スネイプの役割は予想を裏切らないものだったけど、切ない人生だ。

2009/10/07

このハリー・ポッターシリーズは、訳者があとがきでも書いてましたが、愛と友情と勇気の物語です。
こう書くと実に陳腐な言葉ですね。何でもそうですが、自分の考えをエッセイのように言葉で書いてしまうのは簡単です。が、物語にして体験させるのは非常に難しいと思います。
白状すると、今回この最終話を読んで３回泣きました。あれがアレした時とあれがナニした時とあれがソレした時です。どうも私はあれに弱いな。
というように、感動してはじめて愛と友情と勇気を実感できます。
泣かせてくれたJ．K．ローリングに惜しみない拍手を。

2009/10/04

ついにすべての謎が解かれます！
まさかの展開、そしてスネイプ、ダンブルドアの真相、そしてスネイプ、相変わらずなルシウス、そしてスネイプ、俺様、そしてスネイプ・・・・

2009/10/04

ネタバレです！！
ご注意を！！！！

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・スネイプの片想いっぷりに悶え(*ﾟ∀ﾟ)=3「永遠に」ですよ「永遠に」！！
・更にこんなスネイプをこれからアランが演じるかと思うと床をのた打ち回るほどの萌えに襲われる。
・そしてロン！ロン！！あんた最後まで可哀想だったけど最後には幸せを勝ち取ったわね！！
・ヘドヴィクとマッド・アイ、フレッドにリーマス、トンクス、ドビー…えぇ、死にすぎじゃない！？Σ（゜д゜|||）
・オリバーが出てきてちょっと幸ｖ
・ヴォルデモートとの最終決戦が超スゴイ魔法対決とかにならなくて良かった。
・19年後のドラコの扱いに涙。なんか全部スネイプに持っていかれたね（笑）
・あー、もう一回賢者の石から読み直したい。
・でも読み直したらスネイプのシーンはみんな泣けそうだ。

2009/10/04

堂々の完結！！最終巻は最初から最後まで息をつかせず進んで、
いろいろな人の過去や思いがつまってるのが感じられます。
かなりよかった！！映画化されたら絶対映画館に駆けつけます！