誘拐 の商品レビュー
最後の展開は意外だったけど、それまでの流れがよどみがなさ過ぎて記憶に残らなかった。 今もコメントを書きながら思い出そうとするんだけど、断片的なところしか思い出せない。 出てくる登場人物それぞれに緊張感がありすぎて、一気に読むには少し疲れる気がします。
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うーん、うーーーーーん。。。。(-公-; )。書店でオススメランキング2位だったんだけどなぁ。。いや、個人的意見ですが、ハズした感。なんていうかなぁ、職も家族も失って、この犯罪をもちかけられたからって、やらなきゃと思うかな。慎重で用意周到な前例のない事件ではあるけれど慎重であるあ...
うーん、うーーーーーん。。。。(-公-; )。書店でオススメランキング2位だったんだけどなぁ。。いや、個人的意見ですが、ハズした感。なんていうかなぁ、職も家族も失って、この犯罪をもちかけられたからって、やらなきゃと思うかな。慎重で用意周到な前例のない事件ではあるけれど慎重であるあまり、バレそうならいままでの努力を無駄にしてでもいつでもやめる、という慎重さで、絶対に成功するという緻密さではないよね。たまたまじゃん、これがうまくいったのは。娘同士がつながってるのも最初に読めたし。いかにも「3人」仲のよかったグループだったと必要のない3というヒントがあったしさ。総理大臣の孫が護衛つきで行くような学校と、いち観光会社のリーマンの娘が同じ学校でしかも親友っていうのも無理くりだし。しかもあと一人の娘との関係もご都合よすぎで。犯人側よりも、誘拐された側の佐川とか政府筋の描写が多すぎて、犯人の心情は少なすぎる。バレ方が最後に星野によって淡々と語られるだけってのも「は?」てかんじだし。。遠野警部が出てきたのは気付いたけども。だから?という場面だし。国や会社都合の人員切りに人生うちのめされたんなら、大仕掛けの仕返しはこんなんじゃなくてさ、これだけ時間と知恵をかけてやるんなら、もっと、あるじゃん。なんか、切られた人たちで立ち上がってのしあがるとかならまだスカっとするんだけど。だいたいこの孫娘がそこまで賢いなら、孫娘と親友の中学女子3人組+失業者たちVS総理&政府みたいな筋書きにしたほうがドラマチックでは。五十嵐さんわからなくなってきたなぁ。。。世間的にはけっこう評価されてる作品らしいから、たぶん、あたし、五十嵐×犯罪モノは合わないのかも。。五十嵐作品、ひとめ惚れでつきあってみたけど、会うごとに「なんか違う」という思いが強くなるパターンのやつや!(wエンジン)でももーちょっと読んでみよう。。
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軌道に乗るまでに10日ぐらいかかってしまった。 結局半分以上を今日1日で読んだ。 ん〜。 エンターテインメントですね。 ミステリーって感じではない。 実写化するにはいいかも。 恩田陸を読んだあとだからかしら、 なんか、こう、翌朝には内容を忘れてそうな この手の作品...
軌道に乗るまでに10日ぐらいかかってしまった。 結局半分以上を今日1日で読んだ。 ん〜。 エンターテインメントですね。 ミステリーって感じではない。 実写化するにはいいかも。 恩田陸を読んだあとだからかしら、 なんか、こう、翌朝には内容を忘れてそうな この手の作品にいまいち味を感じられない件。 でも図書館では大人気で、 170人近くリクエスト待ちができてます。
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秋月孝介は人事課にいる。 韓国大統領が重要な条約締結のため来日予定。 そんななか少女が誘拐される。 警視庁と誘拐犯。 おもしろかった。 途中なんかひっかかるなーと思いながらも流したところが。。 巧みに練られたプランだなあと感心。 2008/12/16
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旅行会社をリストラされた家族の一家心中から物語が始まり、一体、どんなふうに「誘拐」につながっていくのだろう? と疑問に思う間もなく、いきなり物語は「誘拐事件」へと発展していく。 物語の展開がやや強引なのが、気になる。 誘拐事件の目的そのものは、今までにないもので面白いと感じていた...
旅行会社をリストラされた家族の一家心中から物語が始まり、一体、どんなふうに「誘拐」につながっていくのだろう? と疑問に思う間もなく、いきなり物語は「誘拐事件」へと発展していく。 物語の展開がやや強引なのが、気になる。 誘拐事件の目的そのものは、今までにないもので面白いと感じていたが、途中で展開が読めてしまい、そのまま終わってしまった。 最後も何となくすっきりせず、読後感不良・・・ ただ経済を取り巻く状況は、この作品が発表された時期よりさらに悪く、誘拐自体が頻発することはなくても、この物語の発端となった失業者の自殺が実際に増えるのかと思うと、現実の厳しさをしみじみ考えさせられる。
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総理の孫娘が誘拐された。犯人は普通の、もとサラリーマン。会社や政府に対する復讐とみられる。その独特の手段や、周到な準備に感心。そんなやり方もあるんだ。ってやがて見当違いな捜査をしていた本部から、ひとり独自の考えで動き出した刑事により犯人はつきとめられて、これで終わりかと思いきや、...
総理の孫娘が誘拐された。犯人は普通の、もとサラリーマン。会社や政府に対する復讐とみられる。その独特の手段や、周到な準備に感心。そんなやり方もあるんだ。ってやがて見当違いな捜査をしていた本部から、ひとり独自の考えで動き出した刑事により犯人はつきとめられて、これで終わりかと思いきや、なんとっ!!そうきますか〜でも用意周到な犯人にひとつだけ言いたい。免許証を送り返したとき、どうして送り主に本名を書いたの?信じられないミスだけど、わざとかな?そこまでたどり着いたんなら仕方ないという。
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誘拐劇を描いた犯罪小説。総理大臣の孫娘が誘拐される。韓国大統領来日。日韓の最重要条約の締結を控えているとき。犯人はリストラ中の会社を辞めたごく普通の男。身代金は30億。犯人サイドと総理・警察サイドと交互に場面転換しながらストーリーは進む。好きなタイプの小説だった。自分の感性には...
誘拐劇を描いた犯罪小説。総理大臣の孫娘が誘拐される。韓国大統領来日。日韓の最重要条約の締結を控えているとき。犯人はリストラ中の会社を辞めたごく普通の男。身代金は30億。犯人サイドと総理・警察サイドと交互に場面転換しながらストーリーは進む。好きなタイプの小説だった。自分の感性には合っていた。直前に翔田寛さんの『誘拐児』を読んだが、本書の方が好み。どちらも誘拐を扱っていたが、スタンスはまったく異なる。本書はエンターテインメント寄りで、ミステリ色は弱い。ただし、大雑把に感じるところが多く、せっかくの作品がもったいないと思った。物語の「ほころび」といえるような矛盾点、疑問点が多かった。緊迫感も乏しい。犯行がスムーズに進みすぎ。こういう小説は読者をもっとハラハラドキドキさせなければダメなのではないか。そして、人物造形にも浅さを感じた。性格設定に人間の持つ深みがない。杓子定規というか、いい子ぶっているというか、通り一遍の感があった。マイナス点にあげたことは、読者が煩わしく感じない程度にコンパクトにまとめようとした著者の配慮なのかもしれない。リストラの理不尽さ、総理大臣の人間性の欠如、警察内部の問題。詳しく、深く書いていたら相当ぶ厚い本になってしまう。そうはしたくなかったのだろう。悪くはないんだけど、ちょっと残念な作品だった。
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物語の始まりは???てカンジなんですよ。 リストラされた会社員が一家心中を図るところから始まるんですね。 そのリストラを担当していたのが秋月で、一家心中を図った社員の娘と秋月の娘は親友だったんです。 で、自分の父親がリストラを勧告したことがきっかけで親友一家がそんなことになったと...
物語の始まりは???てカンジなんですよ。 リストラされた会社員が一家心中を図るところから始まるんですね。 そのリストラを担当していたのが秋月で、一家心中を図った社員の娘と秋月の娘は親友だったんです。 で、自分の父親がリストラを勧告したことがきっかけで親友一家がそんなことになったということで、秋月の娘もマンションのベランダから飛び降り自殺をしてしまいます。 そのあたりは、中学1年生の思考だからといえばそうだけど、ちょっと安直すぎるかな?と思いましたが。で、いろいろあって秋月は自主的に退職するんですね。 そこから話は急展開。 韓国大統領が友好条約締結のために来日するというときに、日本の首相の孫娘が誘拐され、 警視庁と警察庁もてんやわんやの状態になるんですね。 ま、犯人は秋月なんですが、 韓国大統領という要人警護のために、誘拐事件に対する人員を多く割けない、北朝鮮工作員を装った犯行声明(要求)、首相の係累が人質であること、今までの誘拐犯の常識を覆す接触方法など 見事に周囲が騙されたまま話は進んで行くのですが・・・ 途中でなんとなく結末は読めてしまうけど、それでも惹きつける内容で一気読み。 あまりに善良すぎる秋月がかえって不憫に思うほどです。 現在の日本における問題点を見事に描いている作品です。
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身代金の受け取り方が斬新と言えば斬新な誘拐劇なんですけど、オチは何となく読めたし、主人公の父親としてのあり方にかなりの違和感を感じました(ネタバレになるので詳しくは書きません)。ただ、この結末はどうなんでしょ?一つの罪を告白したらもう一つの罪も告白せざるを得ないし、ちょっと成立し...
身代金の受け取り方が斬新と言えば斬新な誘拐劇なんですけど、オチは何となく読めたし、主人公の父親としてのあり方にかなりの違和感を感じました(ネタバレになるので詳しくは書きません)。ただ、この結末はどうなんでしょ?一つの罪を告白したらもう一つの罪も告白せざるを得ないし、ちょっと成立しないんじゃないかと思います。最後の最後でしくじった、そんな結末です。
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現職総理大臣が溺愛している孫娘が、誘拐された。 日頃から「金で買えないものはない」と豪語する総理の憔悴。 リストラの憂き目にあうものを捨てて顧みない企業。退職社員家族の死によってわが娘も失ってしまった秋月の決断は? 設定は甘いが、犯罪の手法やそこにこめられたメッセージ性...
現職総理大臣が溺愛している孫娘が、誘拐された。 日頃から「金で買えないものはない」と豪語する総理の憔悴。 リストラの憂き目にあうものを捨てて顧みない企業。退職社員家族の死によってわが娘も失ってしまった秋月の決断は? 設定は甘いが、犯罪の手法やそこにこめられたメッセージ性は新しい。 読み応えはあった。
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