誘拐 の商品レビュー
内容は最後にそうなるのかという感じで面白かったが、政治家の説明があまりにも長くそこを耐えられるかどうかだと思います
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警察、官僚のくだりが長い。肩書きも長い。展開は面白かったけど、疲れた。免許証返送封筒に記名したのは何故?
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星野警部が登場する作品で、最初に読むべき作品はこの作品だったみたいです。「贖い」だけを読んでいて、最新作の「十字路」でシリーズ3作目であることを知り、慌ててこの作品も読むことにしました(汗)。 現職の総理大臣の孫の誘拐事件が、韓国大統領の来日時期と同時期に勃発する…。犯人か...
星野警部が登場する作品で、最初に読むべき作品はこの作品だったみたいです。「贖い」だけを読んでいて、最新作の「十字路」でシリーズ3作目であることを知り、慌ててこの作品も読むことにしました(汗)。 現職の総理大臣の孫の誘拐事件が、韓国大統領の来日時期と同時期に勃発する…。犯人からは、活動資金30億円の要求と日韓友好条約の締結反対の意向が伝えられる…。緻密に計画された犯行の手口と、その裏にある真実に、星野警部が迫る作品…。 スケールが大きくて読み応えがありました。だいぶ前の作品なのに、古さをあまり感じませんでした。そして、星野警部の「誘拐という事件は人を信じている者にしかできない犯罪だと思うんです」という言葉に、星野警部のポリシーみたいなものを感じました。このあと「贖い」「十字路」と続くんですが、この作品が原点であったのも頷けるところです。また、星野警部が登場する作品が読めることに期待します。
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現職総理大臣の孫が誘拐された。 犯人は旅行代理店をやめたばかりの秋月。 いわゆる「普通の」男が、なぜ大それた事件を起こしたのか。 秋月の要求は政府を混乱の渦に落とし込む。 (アマゾンより引用) 孫が絡んでるやろうな、とは思った。 何か話がごちゃごちゃしてよく分からんやった。
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10年前の作品ながら、いまだにレビューが絶えなく、つい10年ぶりに再読。 小説内の、政治状況社会状況などにあまり古さを感じさせず、この10年日本はたいして変わっていないんだなとと、妙に納得。 日韓友好条約批准のため、韓国の大統領が来日する直前に起きた、総理大臣の孫の誘拐事件。誘拐...
10年前の作品ながら、いまだにレビューが絶えなく、つい10年ぶりに再読。 小説内の、政治状況社会状況などにあまり古さを感じさせず、この10年日本はたいして変わっていないんだなとと、妙に納得。 日韓友好条約批准のため、韓国の大統領が来日する直前に起きた、総理大臣の孫の誘拐事件。誘拐をテーマにした推理小説は多々あるが、誘拐の意図目的、被害者、誘拐の発案者それぞれがとてもユニークで、特に最後の場面など、再読にあ地する傑作といえよう。 「誘拐という犯罪は、人間を信じている者にしかできない犯罪だと思うんです」という、星野警部の言葉が、この事件を成立させ、読後感をスッキリさせる要件になっているのでは。
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内容(「BOOK」データベースより) 韓国大統領来日―。歴史的な条約締結を控え、全警察力が大統領警護に集まる中、事件は起きた。少女誘拐―。全く痕跡を残さない犯人に、大混乱に陥る警視庁。謎が臆測を呼び、臆測は疑念に変わる。ベストセラー『交渉人』の興奮再び!稀代のエンターテイナーが贈...
内容(「BOOK」データベースより) 韓国大統領来日―。歴史的な条約締結を控え、全警察力が大統領警護に集まる中、事件は起きた。少女誘拐―。全く痕跡を残さない犯人に、大混乱に陥る警視庁。謎が臆測を呼び、臆測は疑念に変わる。ベストセラー『交渉人』の興奮再び!稀代のエンターテイナーが贈る超驚の警察小説。 総理の孫を誘拐するという大胆さと、実行犯の凡庸さが合致しない部分は最後まで読むと氷解する事請け合い。この本ネタバレそのものが作品の価値を下げるものなので内容については沈黙です。 終身雇用の崩壊と、経済犯罪の絡みを描いた社会派サスペンスです。手垢がついたテーマと言えばそうなんですが、やはり相性のいい組み合わせなのでなかなか読ませます。 価値を高める為のドラマが本の前半に集中しているので、読み終わる頃にそれが大分薄れていたのは僕の記憶力の問題なんでしょうか。
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途中からからくりが見えてきた。それを差し引いても用意周到にストーリーが練られていて楽しめた。政治絡みなので正直読み進めるのに苦労した箇所もあった。
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リストラを言い渡さなければならない相手が娘の親友の父親。その一家が心中。それを苦に娘が自殺。 弱者はいつまでも弱者。総理大臣の政策に憤りを感じて総理大臣の孫娘を誘拐・・・ オチがわかったけど楽しめた。
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図書館。ありがちな題名。五十嵐さんはどんな誘拐ものを書いたのか興味があり手にした。 国と国が条約を結ぼうとする一大事の中、第三国の犯行にみせかけて条約締結当事者の身内を誘拐する。そんな大物を相手に一般人や郵便局をを介した一方的な連絡のみで相手というか国を操作する。見事にかく乱され...
図書館。ありがちな題名。五十嵐さんはどんな誘拐ものを書いたのか興味があり手にした。 国と国が条約を結ぼうとする一大事の中、第三国の犯行にみせかけて条約締結当事者の身内を誘拐する。そんな大物を相手に一般人や郵便局をを介した一方的な連絡のみで相手というか国を操作する。見事にかく乱されていく様にどんどん引き込まれてしまった。 壮大すぎる復讐劇だが、言われてみればさもありなん。 こんな話をリアルに描いた五十嵐さんは面白い。 しかし、星野刑事はどこで、犯人が秋月を選んだことに気付いたのか。星野刑事の活躍をもう少し知りたかったかな。いま思えば、退職直後の秋月に声をかけた女性を完全に読み違えてたなと少し反省・・・ でも、最後は気持ちよく読み終えられ、オススメの一冊と思う。
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日本と韓国の友好平和条約締結の為、来日する韓国大統領。その直前に総理大臣の孫娘が誘拐され、犯人は条約締結中止を要求する。警視庁は要人来日へのテロ警戒により警備を最大限に強化しており、手薄な人員で誘拐事件捜査にあたるが・・・。総理のイメージは小泉であり、暗に反グローバリズムを謳って...
日本と韓国の友好平和条約締結の為、来日する韓国大統領。その直前に総理大臣の孫娘が誘拐され、犯人は条約締結中止を要求する。警視庁は要人来日へのテロ警戒により警備を最大限に強化しており、手薄な人員で誘拐事件捜査にあたるが・・・。総理のイメージは小泉であり、暗に反グローバリズムを謳っている。トリックはなかなか面白いのだが、孫娘と誘拐犯との関係が初期段階で分かり易いので、もう少しぼかしておいた方が最後にもっと驚きがあるのではないだろうか。
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