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誘拐 の商品レビュー

3.5

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2014/10/23

この作品は、ある事件をきっかけに日韓の友好条約が締結されるタイミングで総理大臣の孫娘が誘拐され、総理大臣が極限の状況に追い込まれるのですが、誘拐事件の犯人の真の狙いは何なのか?というのがテーマの作品です。 テンポよく物語が進んでいきますが、中盤あたりで誘拐の真相は読めてきましたね...

この作品は、ある事件をきっかけに日韓の友好条約が締結されるタイミングで総理大臣の孫娘が誘拐され、総理大臣が極限の状況に追い込まれるのですが、誘拐事件の犯人の真の狙いは何なのか?というのがテーマの作品です。 テンポよく物語が進んでいきますが、中盤あたりで誘拐の真相は読めてきましたね。 最後、警察が犯人を特定するに至ったところはやや強引な感じもありましたが、ストーリーはなかなか秀逸だと思います。

Posted byブクログ

2014/05/18

現実にこういう状況に追いこまれ悲しい結末を迎えた人も少なくは無いのであろうか?事件によって新たに不利益を生じた人もあるだろうに、この結末はあまり釈然としないな。

Posted byブクログ

2014/04/06

みなさんが仰ってるように、確かにクドい部分は多々あって、何度も読みながらうとうとしてしまいました。 特に、株価の件は私にはちんぷんかんぷんでした(笑) しかし物語が進むにつれて、どんどん引き込まれていました。 誘拐は確かに犯罪で、悪いことではあるけれども、「捕まらないで!」とい...

みなさんが仰ってるように、確かにクドい部分は多々あって、何度も読みながらうとうとしてしまいました。 特に、株価の件は私にはちんぷんかんぷんでした(笑) しかし物語が進むにつれて、どんどん引き込まれていました。 誘拐は確かに犯罪で、悪いことではあるけれども、「捕まらないで!」という想いでいっぱいでした(´`:) しかし最後の展開には、驚きました。 え…そうくるか、と。 それがいい意味なのか、悪い意味なのかは置いておいて(笑)、 普段ミステリーを読まない私にはこの手のドキドキは面白かったです! これを機にミステリーもどんどん挑戦してみようと思います。

Posted byブクログ

2013/09/14

その件り、いる?! と、突っ込みたくなるほど細かな描写でダラダラ感が異常に気になる。 にも、拘らず肝心な箇所は、全くと言っていいほど、あっさりスルー。 それ故、嫌でもオチが早い段階で分かってしまう。

Posted byブクログ

2013/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私がこの作品を好きなのは、ラストが清々しいからである。 五十嵐貴久さんの作品は皆、ラストが清々しい。 時にきれいごとと言われ、詰めが甘いと言われているけれども、私はそこがいいと思っている。 小説を読む楽しさ、というのは、現実の世界では起こりえない清々しく美しい思いに触れることだと思う。 現実世界は複雑で、一筋縄ではいかず、思いがストレートに届くことはない。あらゆる人のあらゆる思惑が絡み合い、身動きがとれなくて、弱いところに痛みが集中する。 だからせめて、フィクションの世界では、こうあってほしいという展開になっていることを望む。 五十嵐貴久さんの作品は、私のそういう思いにぴったりだから、読み終わったあとに充実感が残るんだと思う。 それにしても、なんで本名で送ったんだろうなあ。 そこが謎でもあるが、捕まるなら捕まってもいい、とどこかで思っていたのだろうか。偽名で送ろうとは思わなかったのかな。 そこが犯人のうっかりミスということなのかもしれない。

Posted byブクログ

2013/08/12

ものすごく綿密な計画のわりに、最後には何で本名書いたの?ってことが出てきたり、、、それも計算されてのことだったのかなー?!

Posted byブクログ

2013/01/08

細かく丁寧に書かれてたので、すんなり入り込めて面白かった。中盤以降のクドすぎる説明部分で飽きた割にはラストがあっさりでバランス的に爽快感を得られなかったのが残念。でも総理の心理描写は良かったな。

Posted byブクログ

2012/09/28

〈内容〉韓国大統領来日―。歴史的な条約締結を控え、全警察力が大統領警護に集まる中、事件は起きた。少女誘拐―。全く痕跡を残さない犯人に、大混乱に陥る警視庁。謎が臆測を呼び、臆測は疑念に変わる。ベストセラー『交渉人』の興奮再び!稀代のエンターテイナーが贈る超驚の警察小説。

Posted byブクログ

2012/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結構なスケールを緻密に組み立て どんでんも盛り込んだ意欲作。 ちょっと無理ねえか、 と思わなくもないが読み応えがカバーする。

Posted byブクログ

2012/07/03

全体的な感想としては面白かったんだけど、総理の孫を誘拐・身代金受け渡しまでの緻密な計画性のある前半から、事を成し遂げた後の謎解き部分の後半で随分と綿密性が違いすぎて違和感すら感じた。 確実性を得るために、何百という他人に電話をかけ続けたり、足がつかない様にあれだけ用意周到に注意し...

全体的な感想としては面白かったんだけど、総理の孫を誘拐・身代金受け渡しまでの緻密な計画性のある前半から、事を成し遂げた後の謎解き部分の後半で随分と綿密性が違いすぎて違和感すら感じた。 確実性を得るために、何百という他人に電話をかけ続けたり、足がつかない様にあれだけ用意周到に注意していた人が、盗んだ免許書を返すのに宅配便を使いなおかつ自分の名前を記入するなんてありえない。 細かさと大雑把さが入り乱れ、読んでて「なんで?」と疑問に感じてしまった。 でも、最後のになぜこんな犯罪を犯さなければならなかったか分かってほっとする部分もあった。 【現職総理大臣の孫が誘拐された。犯人は旅行代理店をやめたばかりの秋月。いわゆる「普通の」男が、なぜ大それた事件を起こしたのか。秋月の要求は政府を混乱の渦に落とし込む。現代ならではの身代金奪取の方法も読みどころのひとつ。“ミスター・エンターテインメント”の名をほしいままにする著者が描く誘拐劇。】

Posted byブクログ