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平台がおまちかね の商品レビュー

3.7

141件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2015/12/13

 出版社勤めというと編集者のイメージが強かったので、営業部員の仕事の様子を伺えただけでも面白かった。なかなか配本が思うように届かない小型書店の実情や、出版社と地方書店との関係などの描かれ方にリアリティーを感じた。実際に本が売られている現場である本屋さんと密接に関わる営業部員のお仕...

 出版社勤めというと編集者のイメージが強かったので、営業部員の仕事の様子を伺えただけでも面白かった。なかなか配本が思うように届かない小型書店の実情や、出版社と地方書店との関係などの描かれ方にリアリティーを感じた。実際に本が売られている現場である本屋さんと密接に関わる営業部員のお仕事は体力もいるし大変そうだけど、とても魅力的に思う。

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2015/04/27

営業だからこそのフットワークと出版社営業の動きネタのバランスが良いけれど新人営業マンなので人情味部分が弱い けど、ま、そんなもんだよ、きっと 書店員がじっと考えた結果、あの人の気持ちは云々なんて言えば言うほど妄想っぽくてつまらなくなっちゃうしね 書店員のシリーズも面白いし、営業マ...

営業だからこそのフットワークと出版社営業の動きネタのバランスが良いけれど新人営業マンなので人情味部分が弱い けど、ま、そんなもんだよ、きっと 書店員がじっと考えた結果、あの人の気持ちは云々なんて言えば言うほど妄想っぽくてつまらなくなっちゃうしね 書店員のシリーズも面白いし、営業マンこひつじ君シリーズも好きだな そういえばドラマで「戦う書店ガール」ってあったから観てみたんだけど、オイラは書店員と営業マンが戦う面白おかしい書店の裏側ドラマかと思ってたんだけど、違うんだね

Posted byブクログ

2015/03/15

出版社営業くんが解く日常の中の謎。 謎解きはおまけ的な感じだけど、キャラクターがそれぞれ魅力的で楽しく読めました。 別シリーズのキャラをちらりとのぞかせるのがまた楽しい♪ このあとも楽しみです。

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2015/02/24

出版社の営業、か。 書店まわりをする営業がいるのは知っていたけど、 北海道の書店にはあまり来ることはないだろうし、 書店員でもなければ馴染みはない。 どんな職業か、なんて想像したこともなかったなぁ。 やはり外から見たら、出版社の花形は編集者だもの。 でも、 今作で見る目が変わった...

出版社の営業、か。 書店まわりをする営業がいるのは知っていたけど、 北海道の書店にはあまり来ることはないだろうし、 書店員でもなければ馴染みはない。 どんな職業か、なんて想像したこともなかったなぁ。 やはり外から見たら、出版社の花形は編集者だもの。 でも、 今作で見る目が変わった。 売れた本の在庫補充や自社の売れ筋・新刊を推すだけじゃないんだね。 各店舗の特色を踏まえて置いてもらう本を提案したり、フェアの企画やポップ書きまでするとは。 本への愛は編集者のそれにも勝るとも劣らないんだ、と。 そりゃ、まぁ、人にもよるだろうけれど。 今作で謎を解く探偵役は主人公で新人営業マンの井辻くん。 本が好きで大好きな出版社で働くのに編集部は絶対NGという変わり者。その理由は… 心に響く本(魂本)に出会うと作品の世界にハマりすぎて日常生活に支障が出るほどだから。 何だ、そんな理由!?とも思ったけど 実はかなり共感。 私も強く胸を打つ本に出会うと、読後はしばらくぼうっと余韻に浸ってしまう。物語の世界に思いを馳せ、こちら側には戻ってきたくない。 ジオラマ作りはしないけど(笑) そんな地味なんだか個性的なんだかわからない主人公に 強烈な個性を放つ他社営業の面々、有能営業マンから編集部に転属した先輩など周りを取り巻く人物のキャラもいい。 そして、最後のエピソードに成風堂の多絵が話にのぼる。 うわぁ、リンクしてるのか! いずれ二つのシリーズの登場人物が交錯する日が来るのかと思うとどちらも楽しみだ。

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2015/02/22

ぱらっと冒頭読み始めたらそのまま一気読み♥私達の手元に本が届くまでにこんなストーリーがあるのかと思うと、書店の本の棚だってもう見逃せない。経験に基づくストーリーだからこそ真実味を伴って押し寄せてくる感動もあり。「みずしらずの人に一冊の本を買ってもらうのはそれだけ大変なことなんだか...

ぱらっと冒頭読み始めたらそのまま一気読み♥私達の手元に本が届くまでにこんなストーリーがあるのかと思うと、書店の本の棚だってもう見逃せない。経験に基づくストーリーだからこそ真実味を伴って押し寄せてくる感動もあり。「みずしらずの人に一冊の本を買ってもらうのはそれだけ大変なことなんだから」。ぜひ、本好きの皆さんにも読んで頂きたい♪祖父母が書店を経営していた時もきっと色んなドラマがあったのだろうな…話を聞きに行きたくなりました。

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2015/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

また威風堂の多恵ちゃんがチラリと見えた 結構推理力がある新人営業の井辻くん 仕事を楽しそうにするところは好感がもてます

Posted byブクログ

2014/12/25

出版社の営業という、わかるようなわからないような仕事でありつつ本好きな人がうっとりしちゃうようなお仕事世界のおはなし。 出版社の営業。 本が好きな人って、欲しい本の在庫がなくても取り寄せて買ったりするからあまり営業の必要ないんじゃない?って思っていたときもある。 でも、街の本...

出版社の営業という、わかるようなわからないような仕事でありつつ本好きな人がうっとりしちゃうようなお仕事世界のおはなし。 出版社の営業。 本が好きな人って、欲しい本の在庫がなくても取り寄せて買ったりするからあまり営業の必要ないんじゃない?って思っていたときもある。 でも、街の本屋さんが次々に姿を消し、売れ筋商品ばかりを大量に陳列している本屋さんが増えてきている今、営業さん頑張れよって思う。 まだ知られていない面白い本を、ガンガン本屋さんに売り込んでって。 去年の集英社の夏の100冊。 イメージキャラクターは今を時めくAKBだったのに、売り上げは芳しくなかったらしい。 でも、次男が働いている道東の本屋では突出して売れたらしい。 集英社の営業さんがそう言っていたと、次男から聞いた。 そんな田舎にも営業さんって行くんだと、その時思った。 さて、肝心の本書だが、ミステリとしての謎は弱いように思った。 思った通りの展開で、意外性はあまりない。 文章ももう少し推敲して、指示代名詞や会話の主体がわかりやすい文章を心がけてほしいと思う。 けれど、読んで楽しいんだよね。 この本がこんなふうに使われている、とか、うんうんわかる、とか、この本読んでみたい、とか。 私も本に関わる仕事をしたかったぜ! 特に四話目の「絵本の神さま」 紹介されていた絵本は全部うちにある。 学校の授業で絵本の勉強もしたけれど、今うちにある絵本のほとんどは自分が母になってから買ったもの。 当時近所にあった本屋さんが、ロングセラーの絵本のほかに、新しくて面白い絵本もたくさん置いていてくれたから。 本屋さんに「この本はどうですか?」と本を紹介したり、フェアの提案をしたりして、本屋さんと私たち読者をつないでくれる。 地方の本屋さんに、他店の情報や業界の裏話など、生の情報を伝えてくれる。 そんな目立たなくて手間のかかる仕事を、主人公井辻君のような営業さんが日々こなしてくれているんだなあ。 私たち読者が直接接することはないけれど、営業さん、これからもいい本をたくさんよろしくお願いします。

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2014/09/20

本一冊がお店に並ぶまでに、いろんなひとの手を経て、いろんなものがたりがあるんだぁと、感動。 ますます本屋さんの滞在時間が長くなりそう。 ぽやっとしてそうでするどい、ひつじくんがとてもイイです。

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2014/08/01

2014.8.1 読了 第二弾から 先に読んでしまってたので、 やっとの 第一弾の読了。 短編で それなりに説明もあるので、 意味が わからなくなるなんてこともなく、 スッと世界に入れました。 作者さんは、元書店員さんなんですね。 きっと 本が大好きなんだろうな、と ...

2014.8.1 読了 第二弾から 先に読んでしまってたので、 やっとの 第一弾の読了。 短編で それなりに説明もあるので、 意味が わからなくなるなんてこともなく、 スッと世界に入れました。 作者さんは、元書店員さんなんですね。 きっと 本が大好きなんだろうな、と わかるような描写が たくさんあり。 途中から 話がわかりそうな 本にまつわるソフトなミステリーで、 楽しんで読めました。 かの 書店も ちょこっと出てきたりして、 ニヤリとする場面もあったり。 続き 待ってます!

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2014/06/18

このシリーズがあるのは知っていたけれど、成風堂シリーズを読み終わってから…と思っていたら「ようこそ授賞式の夕べに」で井辻くんが絡みまくっているではありませんかΣ(-∀-;)読むの中断して急いで図書館へ井辻シリーズを借りに行きましたよ(;^_^A でも借りてきて良かった!井辻くんの...

このシリーズがあるのは知っていたけれど、成風堂シリーズを読み終わってから…と思っていたら「ようこそ授賞式の夕べに」で井辻くんが絡みまくっているではありませんかΣ(-∀-;)読むの中断して急いで図書館へ井辻シリーズを借りに行きましたよ(;^_^A でも借りてきて良かった!井辻くんの好青年ぶりと謎解きに、すっかりハマった(^o^)そして今では真柴さんと同じく「ひつじくん」と呼んでいます♪

Posted byブクログ