出世花 の商品レビュー
お縁坊の成長。 昔は不倫をしたら敵討ちされるとは! 骸のお清めのお仕事とかチョット生生しい所もありましたが、正縁さんのお仕事姿にそれすらも清く感じました。
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最後はもうほんと号泣でした。 最初の始まりが悲惨だったので、どんなに暗い辛い話しかと思いきや・・・なんという清涼感!心が浄化されました。 途中サスペンスチックな展開もあり、一気に読んでしまいました!続編も書いて欲しいなぁー
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時代劇版「おくりびと」とキャッチコピーがついてました。ちなみにおくりびとは見たことないです。 何かただ漠然とスゴイな…と感心してしまいました。 こんな風に生涯をかけられる仕事、誇りを持てる事、羨ましいです。
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江戸時代ってまだ土葬だと思い込んでました。 それが湯灌場があり、火葬されていたんだと知ってビックリ。 お縁の父が湯灌・火葬されるシーンには圧倒されました。 映画『おくりびと』とは一味違う感じですね。 死者の魂を洗い清めるとともに遺された家族の心もときほぐす。 ”死”が隠されている...
江戸時代ってまだ土葬だと思い込んでました。 それが湯灌場があり、火葬されていたんだと知ってビックリ。 お縁の父が湯灌・火葬されるシーンには圧倒されました。 映画『おくりびと』とは一味違う感じですね。 死者の魂を洗い清めるとともに遺された家族の心もときほぐす。 ”死”が隠されている現代だからこそ、この物語を大切にしたい。 良きものばかりではない世間という物がしっかりと描かれています。
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湯灌(遺体をお湯で清める)を生業とするお縁が主人公。 高田版おくりびと 時代小説にミステリーの要素ちりばめているものもあり、続編を待つ。
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江戸時代版「おくりびと」とあるが、その一途な献身さは それ以上だと思う。出生も関係しているのだろうけど 縁の清い心があっての話だと思う。
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昔の「おくりびと」のお話です。 少女が「湯灌」の儀式を通じて人々の心を開いていく、というようなお話。 主人公であるお縁がまあ、心の清いこと!きれいすぎて私はちょっと違和感を持ってしまいましたが、うがった見方をしちゃうあたりがもう汚れてるんでしょうね(苦笑) 母親から薦められて読ん...
昔の「おくりびと」のお話です。 少女が「湯灌」の儀式を通じて人々の心を開いていく、というようなお話。 主人公であるお縁がまあ、心の清いこと!きれいすぎて私はちょっと違和感を持ってしまいましたが、うがった見方をしちゃうあたりがもう汚れてるんでしょうね(苦笑) 母親から薦められて読んだのですが、母は読むたびに涙が止まらないと言ってます。「こんな風に考えられたら、こんな人になれたらと思う」と。 心が洗われる、という言葉がふさわしい作品だと思います。
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死者を火葬する前に、身体を洗い、キレイに身支度を整える“湯灌”という仕事をする少女、お縁。 ひたむきに死者を清める姿には、一切の嫌悪感もわかず、またグロテスクになりそうな表現ですら尊く感じ、爽やかに読めました。 『みをつくし』シリーズ同様、周りの人々も温かく、優しく、気持ちがほっ...
死者を火葬する前に、身体を洗い、キレイに身支度を整える“湯灌”という仕事をする少女、お縁。 ひたむきに死者を清める姿には、一切の嫌悪感もわかず、またグロテスクになりそうな表現ですら尊く感じ、爽やかに読めました。 『みをつくし』シリーズ同様、周りの人々も温かく、優しく、気持ちがほっこりします。 短編の連作ですが、どの話しもとても良かった。このあとのお縁にも会いたいです。 澪も縁も、ずっと見続けたいです!高田さん、頑張って書いてください(笑)。
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作者デビュー作。特異な題材のおかげで、するする読めてしまう。「みおつくし」シリーズの主人公同様、一途でまっすぐな少女を応援しているうちに読み終えてしまった。遺族はその場では、ただ悲しいばかりだけれど、悲しんでばかりではいけないんだな。
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目の奥がじんわりする。この作者の主人公はみんな芯がしっかりした昔の正しい日本人っていう気がする。読んでいて気持ちがいい。
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