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忍びの国 の商品レビュー

3.7

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    67

  4. 2つ

    15

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2009/10/04

忍びの国、伊賀の忍者達をちょっと軽いノリで書いてる感じ。 おもしろかったけど、まとまりがない。

Posted byブクログ

2009/10/04

まともな人の情を持たず、金のためなら仲間を殺すことも平気な伊賀人。金のため、領土のために味方すらも術にかけ、織田家に伊賀を攻めさせようと罠をしかける。 対する織田家次男・信雄は己の無能・無力を自覚し、家臣も真に自分への忠誠を誓っていないことへの焦りや怒りから、無謀な伊賀攻めへと歩...

まともな人の情を持たず、金のためなら仲間を殺すことも平気な伊賀人。金のため、領土のために味方すらも術にかけ、織田家に伊賀を攻めさせようと罠をしかける。 対する織田家次男・信雄は己の無能・無力を自覚し、家臣も真に自分への忠誠を誓っていないことへの焦りや怒りから、無謀な伊賀攻めへと歩を進めてゆく。 (2008/6/23 読了)

Posted byブクログ

2009/10/04

おもしろかった。 世間でよくみる忍者像ってのは 武士道とかの脚色が入った、 偽り、とまではいわないが、現代日本人の好みに合わせて 書き換えられたモノだとうっすら思っていたりしましたが、 この本の忍者、がホントの忍者、ってのに 近いんだろうな、と納得。 残忍、酷薄、卑怯は褒め言葉...

おもしろかった。 世間でよくみる忍者像ってのは 武士道とかの脚色が入った、 偽り、とまではいわないが、現代日本人の好みに合わせて 書き換えられたモノだとうっすら思っていたりしましたが、 この本の忍者、がホントの忍者、ってのに 近いんだろうな、と納得。 残忍、酷薄、卑怯は褒め言葉、 すばらしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

主人公は伊賀一の腕を持ち、人の心を持たない伊賀者である無門。織田信雄の伊賀攻めを舞台として、武士と忍びの戦いを描き、信長親子の心の確執や伊賀者と伊賀を裏切った忍びとの戦いなど、絶妙のストーリー展開で十分に楽しめます。最後のくだり「虎狼の族は天下に散ったのだ」というセリフは、現代人...

主人公は伊賀一の腕を持ち、人の心を持たない伊賀者である無門。織田信雄の伊賀攻めを舞台として、武士と忍びの戦いを描き、信長親子の心の確執や伊賀者と伊賀を裏切った忍びとの戦いなど、絶妙のストーリー展開で十分に楽しめます。最後のくだり「虎狼の族は天下に散ったのだ」というセリフは、現代人への揶揄なのでしょうか。 2009.3.15読了

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2009/10/04

忍者別に興味ないんですが、和田さんなら楽しく読めるかと思いまして。 いや、面白いのですよ。でもそれだけなのですよ^^; もう少し、出版社もちゃんと構想を練らせてあげればよいのに。 あそこまで売れちゃったんでしょうがないのかもしれませんが 次も買うのでお願いいたします。期待して...

忍者別に興味ないんですが、和田さんなら楽しく読めるかと思いまして。 いや、面白いのですよ。でもそれだけなのですよ^^; もう少し、出版社もちゃんと構想を練らせてあげればよいのに。 あそこまで売れちゃったんでしょうがないのかもしれませんが 次も買うのでお願いいたします。期待してますよ

Posted byブクログ

2009/10/04

前回の「王の眼」を読み終えるのに一ヶ月近くかかって、私も読むスピード落ちたな、と思っていたが、これは二晩で読了。 そのあとのコバルト文庫は一時間強で読み終えたので、「王の眼」のボリュームが単に凄かったのだと思った。 弾むような文体、掛け合い漫才のような科白、長い時代の中のごく短...

前回の「王の眼」を読み終えるのに一ヶ月近くかかって、私も読むスピード落ちたな、と思っていたが、これは二晩で読了。 そのあとのコバルト文庫は一時間強で読み終えたので、「王の眼」のボリュームが単に凄かったのだと思った。 弾むような文体、掛け合い漫才のような科白、長い時代の中のごく短い事件を切り取る構成方法。 この人の書き方はラノベに近い。 いや近頃のラノベは読みにくいのもあるから、それに比べてすら軽い読み物といえる。 各キャラクターの性格設定、その絡み方などコミカルで面白かったのだが、ラスト近くなって突如トーンが変わり、救いのない展開になっていくのがちょっとつらい。 ハッピーエンドである必要はないけれど、他人が死ぬのを見て「ありゃりゃ」という科白が飛び出すような、奇妙に酷薄な明るさが身上だったわけだから、最後の現代的悲劇展開がとってつけたようで浮いて見えた。同じ展開でいいから、も少し突き抜けても良かったのじゃないかと思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

「のぼうの城」に続く2作目。 信長の天下統一が成りかけている時代。 伊賀の地には二百数十年の間守護もいないも同然で、城塞を築いた地侍が争いを繰り広げていた。 信長の息子信雄は義父である北畠具教を、北畠に遺恨を抱く柘植三郎左右衛門らと共に暗殺、伊勢の地を手に入れる。 信雄の妻で北畠...

「のぼうの城」に続く2作目。 信長の天下統一が成りかけている時代。 伊賀の地には二百数十年の間守護もいないも同然で、城塞を築いた地侍が争いを繰り広げていた。 信長の息子信雄は義父である北畠具教を、北畠に遺恨を抱く柘植三郎左右衛門らと共に暗殺、伊勢の地を手に入れる。 信雄の妻で北畠の娘・凛は秘蔵の茶入れ・小茄子を隠し持って出奔。 同行した日置大膳と長野左京亮は対照的な性格。 信雄は伊賀の挑発に乗り、戦闘を開始するが… 伊賀者は忍術をよくするが金次第で働くことから武士には見下され、伊賀は虎狼の族が棲むと貶められていた。 中でも無門とあだ名される男は凄腕だったが、他郷の美しい姫・お国を妻にするためにさらってきたものの条件を出され、家を乗っ取られた状態で冷たくあしらわれている。 無門らの気の荒さやとんでもない技、独特な考え方などと、武士の側にもあるいろいろな立場や性格の違いが書き分けられていて、面白く読めました。 「のぼうの城」ほど一般性はないかも知れないけど、ある程度時代劇が好きなら。 2008年5月発行。

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2009/10/04

伊賀者のイメージが払拭。。。 こんな考え方だったの、忍びの者って。 お国に振り回されてる無門の姿が、なんともほほえましかった。 ちょっと、口調が現代すぎる感が否めないが。 『のぼうの城』同様、最初の説明部分をクリアできれば後は早い。 和田さんの作品で、歴史小説への受け入れ口...

伊賀者のイメージが払拭。。。 こんな考え方だったの、忍びの者って。 お国に振り回されてる無門の姿が、なんともほほえましかった。 ちょっと、口調が現代すぎる感が否めないが。 『のぼうの城』同様、最初の説明部分をクリアできれば後は早い。 和田さんの作品で、歴史小説への受け入れ口が、ぐっと広がったんじゃないかな。

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2009/10/07

織田信雄の伊賀攻めについての物語。 時代小説は苦手なのだけれど、これはなかなか面白かった。印象的だったのは人を人とも思わず、金ばかりを重視する伊賀者の中で「そういうのはおかしい」と、言える人がいたことと最後、無門が開眼すること。 キャラがどれも魅力的だった。「のぼうの城」より...

織田信雄の伊賀攻めについての物語。 時代小説は苦手なのだけれど、これはなかなか面白かった。印象的だったのは人を人とも思わず、金ばかりを重視する伊賀者の中で「そういうのはおかしい」と、言える人がいたことと最後、無門が開眼すること。 キャラがどれも魅力的だった。「のぼうの城」より良い。

Posted byブクログ

2009/10/04

おもしろい。 伊勢vs伊賀。 かけひきと伊賀の術。 体術ばかりでなく人を思いのままにはめるのも術。 先を読む力が必要だ。 伊賀者の特性もおもしろい。 伊勢の織田信雄(北畠信雄)とその家臣、 長野左京亮(ながのさきょうのすけ)、日置大膳(へきだいぜん)、 柘植三郎左衛門(つげさぶろ...

おもしろい。 伊勢vs伊賀。 かけひきと伊賀の術。 体術ばかりでなく人を思いのままにはめるのも術。 先を読む力が必要だ。 伊賀者の特性もおもしろい。 伊勢の織田信雄(北畠信雄)とその家臣、 長野左京亮(ながのさきょうのすけ)、日置大膳(へきだいぜん)、 柘植三郎左衛門(つげさぶろうざえもん) 伊賀の十二家評定衆・桃地三太夫、下山甲斐や、 下人の文吾、無門、木猿ら。 スピード感あり一気読み。 涙もあり。 “のぼうの城”もよかったけどこれもよかった!! 2009/2/1

Posted byブクログ