忍びの国 の商品レビュー

和田竜【著】

2009/10/21

「のぼうの城」で有名な和田さんの本。タイトルどおり「忍び」が主役の伊賀が舞台です。戦いのシーンは圧巻！！

2009/10/20

織田信長の息子織田信雄と伊賀の里、忍びとの戦いを描いた時代小説。
主人公は無門という無敵の忍びで、家ではさらってきた女房に頭が上がらない、というキャラクターです。面白くて、一気に読めますが、どうもすっきりしないのは、この伊賀の里での忍びの描かれ方。親兄弟を平気で欺き、人の命、不幸を全く気にせず、金の亡者が、その金のために戦をしかける、というプロットに無理があります。その金の亡者についていけない、というのが正しいかもしれません。

2009/10/04

のぼうの城も良かったけど、こちらの方が個人的には良かった。
数的不利な非侵略者が、特殊能力により侵略者を圧倒するって話に日本人は弱いね。
どっぷりはまってしまいました。忍者すげー。無門かっこいー。ラストも映画みたい。
無門と相手が交錯した瞬間でストップモーション、エンドロールがどーん！みたいな。
カムイよりもこっちを映像化して欲しかった。

2009/10/04

＜購入＞

元々 忍者ものは好きですが、司馬遼太郎とも山田風太郎とも違った新鮮な構成になっていて、はまりました。

なにしろ伊賀で一番の忍者のセリフが可愛い。
「そろそろ家、返してくんない」とか (笑)

2009/10/09

歴史小説ではなく、エンターテイメント小説として読んだ方がいいかも。
スピード感があって読みやすいです。
忍者かっこいい!!!!っていうか無門かっこいい!!!!!笑

2009/10/07

ゲッサンで連載している「忍びの国」漫画が面白かったので。念のためこっちが原作。

漫画に劣らずテンポ良くスピード感もあって面白かった。
生きるか死ぬか、騙しあいなどわりとドロドロしてるけれど
キャラクタの強さがどんどん引っ張っていく感じ。

ただ想像してたのとラストが違う････！

2009/10/04

エンタメ調歴史モノ。忍者は雇い主に忠実で絶対服従というイメージがあったが、
こういう私利私欲をモロに出す「人でなし」な忍びの話も面白い。

2009/10/04

『のぼうの城』よりも映像的でスピード感があるけど、『のぼう』の方がおもしろかった。
途中から都合よく事が運びすぎだよな〜と感じることもあったし、先の展開が読めてしまうようで、少しもの足りなかったような。
忍びの術が、味方同士で仲が悪いがゆえに磨かれていった技だと知って驚きです。

2011/09/03

のぼうの城が面白かったので読んでみたが、最後までノれず。忍びの国、伊賀忍者には興味があったのだけど、さして伊賀がどうということもなく…。主人公とテーマがいまひとつあいまいというのか、よくわからなかった。

2011/09/20

時代小説としては読みやすいのかもしれません。ただ、キャラ設定が軽すぎないか？という気がしてちょっと物足りない感じ。もう少しハードボイルドをイメージしていました。