忍びの国 の商品レビュー
うひひー!!おもしろかったー!!^▽^* 和田さんの本3冊目です!たぶんこれでおしまいかな? もっと読みたいよ~!! 和田さんの本は、戦国ものだから、登場人物の名前もむずかしいし、経歴ものってるし、 頭が戦国モードにならないと、なかなか頭が働かなくて、 情報量が多いから気を抜...
うひひー!!おもしろかったー!!^▽^* 和田さんの本3冊目です!たぶんこれでおしまいかな? もっと読みたいよ~!! 和田さんの本は、戦国ものだから、登場人物の名前もむずかしいし、経歴ものってるし、 頭が戦国モードにならないと、なかなか頭が働かなくて、 情報量が多いから気を抜くとわけわかんなくなる^^; 忍者ものなんだけど、忍者っていうと山田風太郎とかNARUTOとかにんたまとか、BASARAとか、最近だと刀語(笑)とか、なんかあるんだかないんだかわかんない、どう考えても眉唾な漫画みたいな知識しかないから、 どの程度ここに書かれてることがほんとなのかわかんないけど、 そんなビックリ人間コンテストみたいなことにはなってなくて、 面白かったなあ 戦国ものってすなわち戦争ものだから、 悲惨だからあんまり好きじゃないかと思いきや なんだかどきどきしちゃって、血湧き肉躍り、首が飛んで丸焼けになるんだけど、おもしろかったなーあはは 文吾(石川五右衛門)はただ若いだけで、美形の割にはそこまで好きにならなかったけど、若いだけに将来が心配になりました^^; 無門とお国さんは、 ツンデレだ!ツンデレだ~!と思ってにやにやしてたけど 最後泣けちゃって悲しくなりました 武器職人、鍛冶屋の鉄くんがすきです かわいいなー もっと出番あったらよかった! おもしろかったおもしろかった!
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エンターテインメント性の高い歴史小説を書く和田竜作品なので、面白そうに思い、読んでみました。 ただ、忍びの者が中心の話とあって、かなり残虐で、『小太郎の左腕』のように物語内に入り込むことはできませんでした。 初めは主人公が誰かわからず、似たような名前の人物がたくさん登場したため...
エンターテインメント性の高い歴史小説を書く和田竜作品なので、面白そうに思い、読んでみました。 ただ、忍びの者が中心の話とあって、かなり残虐で、『小太郎の左腕』のように物語内に入り込むことはできませんでした。 初めは主人公が誰かわからず、似たような名前の人物がたくさん登場したため、目が泳いでしまって困りました。 どうやら主人公は、伊賀一の忍び、無門だとわかってからは、周りの人物配置がようやく分かるようになりました。 織田信長の次男、北畠信雄(のぶかつ)による伊賀攻めを中心に、武士や忍び、元忍者の武士などが入り混じって、智謀策謀の限りを尽くす心理戦の様子が描かれています。 作中にもありましたが、忍者というと、飛んだり跳ねたりというイメージがありますが、実際には綿密な策を巡らせることを得意とした集団だそうです。 信雄が父織田信長に禁じられていた伊賀攻めにのりだし、大敗を喫したのは史実ですが、その原因は信雄が功を焦ったわけではなく、伊賀の策略によるものとして、話は動いていきます。実際のところはどうだったのでしょう。 常に計算されつくした、血なまぐさいやりとりは、読んでいても息詰まるほどですが、その中で息抜きできるシーンである、無門と妻のお国との関係も、見所の一つです。 伊賀一の実力を持っているのに、お国の尻に敷かれ、頭が上がらない無門。 ただ、最後にそのわけを自分自身で知る光景には、とても切なくなります。 無門と日置大膳(へき・だいぜん)との一騎打ちのシーンも手に汗握る迫力です。 実在したこの武将の腕もかなりのもの。 いろいろありましたが、本編が終了した後、織田信長が伊賀の国に攻めこみ、第二伊賀攻めとして、今度は伊賀を負かしました。 時代がそうさせるといえばそれまでですが、結局虚しさばかりが残り、スッキリしない後味となりました。 全体的に裏切り当然の非情な殺し合いが続けられるため、残念ながら私の好みではありませんでしたが、忍者小説としてはテンポのあるおもしろい話で、ファンは多いだろうと思います。 最後の、無門と五右衛門が今日の三条橋ですれ違うシーンは、鮮やかな静と動の描写が、とても印象的でした。
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おもしろいっ! 『のぼうの城』もワクワクして「やられた」けど、これもまたそれに劣らずワクワクが止まらなかった。 キャラが立っててすごく良い。 無門、いいねぇ。 信雄も憎めない。 文吾もいいし。 ……ううむ、傑作だ。
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誰が主人公というより、「伊賀忍者」とそれに関わる者たちが主人公。とてもリズムよく読め、読んでいてどう転ぶかとドキドキする。史実のうえで巧みに物語を描き出している。
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伊賀忍者のたくらみで、織田信雄が伊賀に攻め入る。 史実に基づいて描かれた話で、忍者と武士の合戦シーンは見ごたえがある。 忍者の話が嫌だなぁと思ったので、良い結末ではなかった。 女性が強いのは魅力的。
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忍びの技を繰り広げる描写は、息をのむほど。 肉体・心ともに人間ばなれしている忍びの者ども。 けれど、お国を思う無門は一人の弱い人間に過ぎず、その姿が胸を打ちました。
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出てくる人物がすべて主人公?のような気がする本です。 そのため、人物が生々しく描かれて、スピード感がある小説だと思いました。 私が一番印象深かった人物は「織田(北畠)信雄」です。 この人物は織田信長の子でありますが、北畠家へ養子に出されています。 戦国時代なので仕方ありませんが...
出てくる人物がすべて主人公?のような気がする本です。 そのため、人物が生々しく描かれて、スピード感がある小説だと思いました。 私が一番印象深かった人物は「織田(北畠)信雄」です。 この人物は織田信長の子でありますが、北畠家へ養子に出されています。 戦国時代なので仕方ありませんが、 実の父の道具として扱われた人物です。 偉大すぎる父の影を見てきた 信雄が生々しく、 下人が同じように道具として扱われる下人と重なりました。
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最高に面白かった。 面白いだけじゃなくて、読み終わったあとに、 何かジーンと心に残るものがある一冊。
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伊賀忍者って思ってたイメージと違ってびっくりした。 お金さえもらえれば、昨日の味方今日の敵になってしまうところとか。 そしてなにより無門かっこいい。
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のぼうの城に続き読みました、和田さんの本。 やっぱり読みやすい。 忍びってかっこいいよなぁーって素直に思えました。 無門の最後の去り際の台詞が素敵でした。 誰かのために生きる人はかっこいい。そして強い。
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